ご近所の国際博覧会

第1回:2004年4月24日(土)

せっかくのご近所なので

SSK Specialに新企画「浜名湖花博レポート」がスタートします。この「浜名湖花博」は、国際園芸家協会(AIPH)が認定する国際園芸博覧会で、日本では1990年の大阪、2000年の淡路島に続いて3回目の開催となります。会場はその名の通り浜名湖畔の浜松市村櫛町に造成され、浜松市に住んでいる私にとってはご近所で開催されている国際博覧会ということになります。とは言っても、さすがに徒歩や自転車で行ける場所ではありませんけどね。

会期は2004年4月8日?10月11日の187日間。植物を数多く展示するというこの博覧会の性格上、期間中に展示が移り変わっていきます。また、期間中には会場内のステージなどでイベントも結構いろいろ開催されます。一度だけでなく、何度でも足を運んで楽しんでもらおうという趣向なんですね。

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せっかくのご近所ですから、何度か行ってみようと思い、「全期間入場券」というものを購入しました。その名の通り全期間で何度でも入場が可能なパスポートで、本人確認のために写真を貼り付けます。3回以上足を運べば普通入場券よりも安く付く価格設定になっています。私の目標は「4回以上行くこと」。さて、半年の間に何回行けるでしょうか。

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花はやっぱり春

やっぱり花博の主役は花。そして、花が最も楽しめる季節はやっぱり春のような気がします。パビリオンの中はまた来たときに見られるから…と、庭園を中心に見て回りましたが、花壇には様々な色合いの花がぎっしりと並び、華やかな彩りで楽しませてくれます。赤、青、黄色…とバラエティー豊かな色彩を放つパンジーが目立っていましたね。

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あと、ちょうどこの時期が見頃なのは藤の花でしょうか。毎月展示が変わる「庭文化創造館」では、藤の花を主役にした「藤の花見」舞台が飾られていました。

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5,000品種、50万株の植物がテーマ別に趣向を凝らして展示されている「百華園」にも、藤の花が垂れ下がっているのを見かけました。

この百華園では、季節とともに移り変わるいろいろな花を見ることができそうで、これからも毎回足を運んでおきたい場所です。他にも花は様々な形で展示されていますが、あまりここで書いてしまうと今後の特集記事に差し障るので(笑)、このあたりにしておきましょうか。

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不思議な庭園

庭園と言っても、青空の下に広がるものだけではなく、ちょっと変わったものもあります。正面の「ときめきゲート」(このネーミングセンスもどうなの?と思いますが)をくぐってすぐ左手に見えるのがこの「KANSAI SUPER GARDEN」。山本寛斎氏プロデュースによる庭園です。と言っても目の前に見えるのは外装を丸太で覆われた円筒形の塔。この中に入って屋内庭園を楽しむ仕掛けです。

私も中に入ってみましたが…これは果たして「庭園」と呼べるのだろうか?という、何ともコメントに困ってしまう展示でした。ポイントは、上が吹き抜けているにもかかわらず中がかなり暗いこと、そして結構衣服が濡れることでしょうか。この日はちょっと肌寒く、風も強かったので出た後ちょっと困りましたが、夏場なら結構気持ちいいかもしれません。

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記念の日でした

この日は、ちょうど入場者数が50万人を突破した日で、記念セレモニーが行われました。あと1、2時間遅く行けば50万人目になれたかも知れなかったんですよね。ちょっと残念。

50万人目の入場者は、地元・雄踏町(ゆうとうちょう)から来た家族連れの皆さんで、この日が何と来場4回目だとか。まだ開幕してから2週間ちょっとなのに……。小さな女の子が驚いて泣いていたのがちょっとおもしろくて、でも何だかかわいそうでしたね。記念品と、副賞に台湾旅行が贈られました。……いいなあ、台湾旅行。


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今日のアクセス

自宅?【自家用車】?浜松環状線?「大久保」交差点?はまゆう大橋?庄内駐車場(駐車料金1,000円)?【シャトルバス】(無料)?会場

会場までの交通手段にもいろいろありますが、今回は自家用車での最も一般的な方法で向かいました。この浜名湖花博に合わせて開通したはまゆう大橋を渡って、庄内駐車場に駐車。そこからはシャトルバスで5分強の道のりです。自家用車では会場に直接乗り付けることができないようになっています。

交通量はかなり多かったんですが、思っていたほどの大渋滞はなく、比較的すんなりと駐車場にたどり着きました。バスの待ち時間も往復ともに約10分。「自家用車?シャトルバス」と聞くとどうしても長い行列と待ち時間を想像してしまうんですが、これは意外でした。先にも触れた自家用車の規制が功を奏しているのでしょうか。それとも単に来場者が少ないだけなのか。


今日のお食事

会場内には、食事をできる場所がいくつか整備されています。レストランももちろんありますが、「国際博覧会」なだけに世界各地の料理を出す露店が大量に軒を連ねています。見ているだけでも結構楽しいですね。

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この日はオードソックスな(?)ところで韓国の冷麺を食べることにしました。麺の太さが3mmはあった盛岡冷麺の5分の1くらいしかない細麺でしたが、コシはかなり強烈でした。風の冷たい日でしたが、一日中歩き回って温まった身体には冷たいスープとさわやかな辛みが心地よかったですね。


今日のお土産

花博土産もいろいろと販売されています。今回は初めての来場ということで、公式ガイドブック(税込500円)を購入しました。これをじっくり読んで、次回からのために勉強しておこうと思っています。



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