フリマふたたび

昨日・21日は、伊豆の国市の伊豆洋らんパークに出かけました。春はランの花の季節でもありますが、今回の私たちの目的はそこではありません。この日伊豆洋らんパークの駐車場で開催されたフリーマーケットに出店したんです。
フリマに店を出すのは、昨年11月以来2度目。前回は、私にとっては初めての出店ということで、準備までの時間が少なかったこともあり、商品を用意し、並べて出すので精一杯でした。今回は、前回の反省をふまえて、ちょっとはまともに店をやってみたいと思っていました。準備期間は1ヶ月もありましたしね。…まあ、そんなことを言いながらも、結局準備に使ったのは直前の1週間だけでしたが。


前回の出店で学んだことの一つが、商品の陳列方法。前回は、地べたにブルーシートを敷いて、その上に商品を並べただけでしたが、他の皆さんのお店を見ると、実にしっかりした陳列用の機材を持っています。店によっては、1辺3mくらいの敷地いっぱいに収まるようなテントを張っています。さすがに、このためだけにテントを購入するほどの根性はありませんでしたが、私たちも陳列用の機材にちょっと力を入れてみることにしました。

まずは、メインの商品の一つである衣料品を効果的に陳列するために、ハンガーラックを購入。会場ではスチールパイプを曲げて溶接したシンプルなものをよく見かけるんですが、我が家で買ったのは木製のものです。紫緒のカントリー趣味ど真ん中ですね。例によって、楽天で安く売っているものを見つけました。


他には、商品をただ段ボール箱の上に並べるのも格好悪いので、レジャー用のアルミ製の折りたたみテーブルを1台購入。使用目的によって高さを2段階に変えられる便利な一品です。あと、普段から使っている木製の小さなローテーブル(洋風のちゃぶ台?)も車に積み込みました。
これらを使うことにより、商品を地面よりも高い場所に陳列することができるようになります。お客さんは歩いて店頭に訪れるわけですから、立っている状態の目線に近い場所にある方が、目に付きやすくなるのは当然ですよね。特に、ハンガーに掛かっている衣類は、簡単に商品全体の状況を確認できますから有利なはずです。
他にも、商品の価格設定を見直したり、新たに商品を増やしたりして、何とか当日に間に合わせました。今回は、私の持ち物の中から映画やミュージカルのパンフレットと各種接続ケーブルも出してみることにしました。どちらも、ニーズにぴったりと合えばそれなりの値段で売れるはずです。


前回の出店とはいろいろなところが変わっているわけですが、もしかすると最大の変化は娘が歩き回れるようになったことでしょうか。最近は、走ることもかなり覚えてきました。
成長を見ているのは嬉しいんですが、困るのは今まで以上に目が離せなくなったこと。開店準備でも、二人がフル回転するわけにはいきません。どちらかが娘の面倒を見ている必要があります。ちょっと目を離した隙に、数十メートル先に走っていってしまっていることも。身体だけでなく神経を使います。
前回は、基本的に3人で店にいることが多かったんですが、今回は娘がじっと座っていてくれません。すぐに散歩に行きたがります。仕方がないので、紫緒と交代で娘を連れ出して回りました。娘が店にいてくれた時間は、全体の半分もなかったのではないでしょうか。それでも、いるときには前回と同様に店の「看板娘」を務めてくれました。


終わってみれば、売り上げは3,800円。場所代を引いた収入は2,800円になりました。前回よりは金額は減っているわけですが、前回は「手芸キット大人買い」というボーナスがあったからこその結果で、モノが売れたことで言えば今回の方が充実感がありました。
ハンガーラックを使ったおかげで、婦人服の売り上げは伸びたようです。買っていかないまでも、掛かっている服を手に取って品定めしている人を、前回よりもずいぶん多く見かけました。効果はてきめん。ただ、購入代金の元を取るところまでは行きませんでしたね。次回に期待しましょうか。
価格設定の見直しでも成果がありました。梅酒漬け用の大きな瓶が、3つとも全部売れたんです。前回は市場価格も知らずに「このくらいかな」と適当に決めた値札を貼ってあったんですが、今回は店で売られている値段を確認し、前回の半額以下に下げました…まあ、結局はそこから値切られてさらにサービスしてしまったんですが。かさばる荷物が減らせたのは嬉しかったですね。
接続ケーブル類は、段ボール箱に入れたまま「どれでも1本100円」で置いておきましたが、結局USB充電ケーブルが1本売れました。それぞれのケーブルに説明を付けておけば、もう少し売れるかも知れません。あの状態で一目見て何のケーブルかわかるためには、相当なパソコンヲタク、かつオーディオヲタクである必要があります…それは私の別名でもありますが(苦笑)。


こうしてそれなりに成果があった一方で、まだまだ研究と修行の余地があると思うのが接客のテクニック。「声を掛けるか、掛けないか」で迷っている私の隣の店では、次々に通行人に声を掛ける店主のご婦人の姿がありました。「どこから来たの?」とか他愛ない世間話から入って、気が付けばほとんどの人が何かしらを買って帰ります。
見ていて思ったのは、「売ろう!」というよりも、お客さんとの掛け合いを楽しんでいるような雰囲気を受けたこと。…もっとも、ご本人は「今日は売れないねぇ」とかなりご不満そうでしたが。フリーマーケットで生計を立てようとしているわけではないんですから、楽しまなくては損ですよね。余り売ることにこだわらずに、ゆったり構えてみましょう。
来月にも、またフリーマーケットに出店を申し込んであります。今回の経験を生かして、楽しく売っていきたいものです。



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