冷蔵庫も進化している

今週のWeekly SSKは、ちょっとフライングして土曜日の更新。明日・3日の朝から、仕事は夏休みで家族旅行に出かけるので、珍しく用意周到です。もっとも、本当に出発するまでは、ちゃんと出かけられるのか心配で心配で仕方ないんですが(汗)。

去年の冬は、ちょっとだけ増えたボーナスいろいろと買い物をしたわけですが、この夏は今回の旅行もあるので、特に大きな買い物をする予定はありませんでした。しかし、そうそう予定通りに行かないのが人生。冬の買い物を全額合計しても到底届かない、とんでもない大物を買うことになってしまいました。


三菱電機 MR-JX53X 今回我が家にやって来たのは、新しい冷蔵庫。三菱電機MR-JX53Xという機種です。525リットルの大容量ながら、横幅650mmという他社同クラス製品よりもコンパクトなスペースに収まるのが魅力。5人家族の食料をがっつりと飲み込んでくれます。3色展開のうち「ロゼシャンパン」というカラーで、メタリック感たっぷりのヘアライン仕上げのドアが印象的です。

MR-JX53Xは、価格.com冷蔵庫・冷凍庫ジャンルの売れ筋ランキング1位を獲得している人気機種だそうですね。「静かで、しっかり冷える」という、冷凍冷蔵庫としての基本性能が高く評価されています。我が家ではエアコンも三菱電機製品を導入したことがありますが、これらヒートポンプを使う機器に関しては、以前から定評があるメーカーなのだとか。実は、静岡市内の工場で作られている「地元生まれの優等生」でもあります。

もっとも、我が家でこの機種が評価された最大の理由はそんな難しいことではなく、大容量の割に安かったから。価格.comでは、本体価格14万円台半ばで売られています。私たちは、最初からこの機種を決め打ちしていたわけではなく、近所にあるケーズデンキの実店舗で、たまたまセール商品になっているのを見かけてこれに決めました。額面では価格.comの最安値よりやや高い水準でしたが、10年保証が無償で付いてくることを考慮に入れれば、ほぼ同レベルの買い物だったと思います。


東芝 GR-472K これまで使っていた冷蔵庫は、東芝のGR-472K。これも容量は465リットルと相当に大容量で、2000年の冬のボーナスで購入して以来、私と一緒に家族構成の変化に対応しながら5軒の家を渡り歩き、黙々と働き続けてきました。

しかし、最近になって冷蔵室が妙に冷えなくなっていることに気がつきました。扉に装備されている液晶パネルの表示によると、冷蔵室の温度は早朝は2~3度Cあたりなんですが、1日観察していると最高で8度Cまで上がっていました。念のために庫内に温度計を置いてしばらく放置してみたところ、冷蔵室の中央付近の温度は、何と12度Cにまで上昇していることが判明。これでは、冷蔵室の役目を果たすことは出来ません。

「修理する」という選択肢もあるのかも知れませんが、足かけ15年も使っている冷蔵庫なだけに、いろいろとガタが来ています。もともと、冷蔵庫については5人家族で使うには少々容量不足を感じていたところで、そろそろ新調しなくてはならないとは思っていましたから、この機会に一気に更新してしまおう!ということになりました。


14年前の冷蔵庫と比べると、最新型の冷蔵庫はいろいろと進化していますね。取扱説明書や扉の内側にある銘板で、基本的なスペックを見比べるだけでも、その差は歴然としています。↓

MR-JX53X GR-472K
幅(mm) 650 665
奥行(mm) 699 669
高さ(mm) 1821 1798
体積(m3) 0.827 0.800
比較(GR-472K=1として) 1.03 1.00
定格内容積(L) 525 465
比較(GR-472K=1として) 1.13 1.00
年消費電力量(kWh/年) 210 370
比較(GR-472K=1として) 0.57 1.00

筐体の体積(幅×奥行×高さ)は3%増加していますが、内容積はそれを大きく上回る13%も増加しています。そして、特筆するべきは、4割以上カットされている消費電力量です。これは当然電気代の削減にも貢献します。もっとも、電気代の差額で冷蔵庫の購入価格の元を取るのは非常に大変なことなんですが、修理費を掛けて長年使い続けるのと比較すれば、最新型に買い換えるのは現実的な選択肢です。

最新技術というわけではないのですが、扉を全開にしなくても済む観音開きの冷蔵室扉も、省エネに貢献する要素です。そして、この扉に、途中まで閉めると最後は自動的に閉まる「オートクローザー」が仕掛けてあるのは気の利いた小技ですね。しっかり閉まっていなくて冷気が漏れ、冷蔵庫に負担を掛ける…というトラブルが減らせそうです。棚にものを載せたまま上下できる「動くん棚」、使いかけの野菜を収納するための蓋付き空間「MOIST ROOM」など、他にも面白い工夫がいろいろ盛り込まれています。

冷蔵庫本来の「冷やす機能」として評価が高いのが、マイナス7度C程度で保存する「切れちゃう冷凍」と、熱い食材を一気にこの温度まで冷やす「切れちゃう瞬冷凍」。各社とも冷蔵室と冷凍室の間の温度領域を使った機能をいろいろとアピールしていますが、説明を読む限りではなかなか面白そうですね。いろいろ試してみたいところではありますが、我が家では冷凍室拡大への需要の方が高そうですし、どういう使い方になるのかはしばらく様子見です。

もちろん、一番大事なのは、大量の食材を既定の温度でしっかり冷やしておいてもらうこと。実は、今回の旅行では、大量に冷蔵や冷凍での保存が必要なものを買い込んで帰ってくる予定になっていて、冷蔵庫の入れ替えを急いだ要因のひとつは、買ってきたモノの保存に不安を感じた…ということでした。ともかく、出かける前に新調するのが間に合って、ほっとしています。心置きなく、買い物をしてきましょう(笑)。



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