2015年が始まって2度目の週末です。年末年始が9連休になると、仕事始めの週は必然的に月曜日から始まり、まるまる1週間働かなくてはならないことになります。その後に3連休が待っているとはいえ、ただでさえ休みボケしているところなのに、これはなかなかハードです。
とはいえ、もちろんそこで普通に3日間休んでいたわけではありません。日曜日・11日には、伊勢神宮に初詣に行ってきました。この日は鏡開きですから、朝は鏡餅を開いて、その中に入っている切り餅を食べ、その後でいつものとおりクルマに乗って出かけました。
初詣のお伊勢参りは、最近では我が家では絶対に外せない重要な行事のひとつになっています。毎年同じ時期に、同じ場所に出かけるわけですが、同じような旅行になることはまずありません。そもそも、スタートラインからして、私たちの出かけ方自体が毎年少しずつ違います。200km以上移動して、とんでもない人混みの中に突っ込んでいく大仕事です。ちょっとした工夫で楽になるなら、何とかしたいところです。
去年は1月3日にお伊勢参りに出かけましたが、今年は、大渋滞が予想される9連休中は避け、1週間日程を遅らせました。しかし、結果的には遅らせた効果はあまり感じませんでした。クルマでの往路は、伊勢自動車道の伊勢本線料金所前で5kmほどの渋滞がありましたが、これは去年とほぼ同じ。県営体育館サンアリーナ周辺の駐車場に案内され、そこからシャトルバスで神宮に向かう…というのも同じです。これまでの実績と比べると、元日に出かけるのでなければ、実際にはあまり差は無いのかも知れません。
内宮行きのシャトルバスの降車場が宇治浦田駐車場になり、そこから門前町を歩き、おかげ横丁の脇を通り過ぎて1kmほど歩くとようやく大鳥居のある宇治橋前に到着…というのは、去年からの新しいアクセスルートです。去年は、バスを下ろされた参詣者たちがどこに向かえばいいのか路頭に迷う（苦笑）姿を多く見かけましたが、今年は去年よりも大きな案内看板が立てられていました。これなら迷う人は少なくなりそうです。もっとも、去年も来ている私はちゃんと道は覚えていましたけどね。お伊勢参りはリピーターも結構多いですから、このルートが定着さえすれば何とかなります。
そもそも、このルート変更がどういう意図を持って行われたのかは分かりませんが、沿道の店を見ると長蛇の列がいくつもできていますから、売上の助けにはなっているのかも知れません。もっとも、我が家の場合は、お札やお守りの他にお土産に買って帰るのは赤福くらいなもので、門前町にはほとんどお金を落としませんが。
一昨年以来、式年遷宮で例年以上に賑わった伊勢神宮。既に去年から内宮の新しい正宮社殿にお参りしているわけですが、今年は、宇治橋の大鳥居も、正宮を取り巻く数々の別宮もすっかり新しいものに替えられています。別宮の遷宮祭が今年3月まで引き続き行われるのだそうです。
そして、一昨年までの正宮社殿があった場所は、まっさらに整地され、綺麗に砂利が敷き詰められています。社殿前は写真撮影が禁止になっていますが、この場所では禁止されていないということで、カメラを構えている人を多く見かけました。
神宮の社殿は、東西に並んだ土地に同じものを交互に建て替えていきます。また20年後に、ここには新しい社殿が建てられることになるはずです。そのときを私はどんな状況で迎えることになるのでしょうか。そもそも、生きているうちにあと何回遷宮をこの目で見届けられるのでしょうか…かつて建っていた社殿の姿を思い出しながら、ついそんなことを考えてしまいました。
毎年、帰り道に高速道路上でヘビーな渋滞に巻き込まれるのもお約束。例年は、渋滞にぶち当たってから慌てて高速を降りて、渋滞を回避するためのルートを探していたわけですが、さすがに毎年あんな調子では疲れ切ってしまう…ということで、今年は伊勢市から伊勢湾岸道のみえ川越ICまでずっと、国道23号線を走ることにしました。
この区間の国道23号線は、片道2車線の道路が整備されていて、全線立体交差の高速道路ほどではないものの、十分走りやすい道路です。道中は雨が降ったり止んだりの天気でしたが、交通集中でちょっと流れが悪い場所こそあったものの、深刻な渋滞には遭うことも無く、比較的スムーズに走ってくることができました。
一般道を走っていると、沿道にある店に立ち寄りやすいのがメリットのひとつ。夕食も、どこかに寄って食べればいいかな…と思っていたのですが、行き当たりばったりでは、なかなかウマい場所を探せません。結局スーパーのフードコートで軽食を食べて済ませましたが、ある程度作戦を立てておけば、もう少し何とかなったかも知れませんね。
みえ川越IC以降は、渋滞に巻き込まれることも無く快調に高速道路を走りました。いつも往路では休憩に立ち寄る刈谷のハイウェイオアシスに、珍しく帰り道に立ち寄りましたが、夜9時過ぎでもまだ観覧車は営業中で、綺麗にライトアップされています。飲食コーナーも美味しいものが揃っているので、ここで軽く夜食を摂って、先ほどのリベンジ！となりました。
日付が変わる前に、無事帰宅することができました。来年からも、豊明IC以東の国道23号線同様に、帰り道のルートの選択肢として頭に置いておきたいところです。
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