「メジャーリーグ」タグアーカイブ

ブレない軸

8月もど真ん中。巷では、お盆休みのまっただ中…という方が多いのではないかと思います。遠出をしている方も多いのでしょうけど、我が家では、地元の夏祭りがこの時期に開催されることもあり、今年も自宅とその周辺で過ごしています。

子育て世代の父母が中心になって運営される夏祭り。自分自身も準備から片付けまで4日間はほぼ拘束される状態になってしまいますが、もともと縁もゆかりもないこの地域の皆さんとつながれる貴重な機会です。そもそも、イベントの運営側に回って裏側を覗くことは、嫌いじゃありませんし(笑)。 続きを読む ブレない軸

世界イチのヒットメーカー

アメリカ・メジャーリーグで、今シーズン最も注目を集めていた話題のひとつが、マイアミマーリンズのイチロー選手が、通算3,000本安打を達成できるかどうかでした。

彼は、ニューヨークヤンキースに移籍してから後は、スタメン出場する機会が減ってきて、以前ほどハイペースで安打を積み重ねるのが難しくなっていました。しかし、アメリカの野球殿堂入りの目安のひとつとなる記録でもあり、押さえておきたいマイルストーンではあります。

しかし、3,000本安打を達成する前に、クリアされていくはずのちょっとややこしい節目がありました。彼が日本プロ野球で積み重ねた安打数は1,278。これに2,978を加えると、メジャーリーグでの通算安打数記録である4,256安打に並びます。日米通算での参考記録ではあるものの、イチローはこの記録に並び、抜き去っていくことになります。 続きを読む 世界イチのヒットメーカー

1日契約

昨シーズン限りで現役を引退した、元中日ドラゴンズの山崎武司氏が、金曜日・21日の楽天イーグルスとのオープン戦に出場しました。イーグルスは、彼が再ブレイクを果たした球団ですし、星野仙一監督とはドラゴンズ時代も含めて数多くの思い出があるはずです。両球団でファンから愛されてきた彼にとって、最高の最後の花道になります。
山崎「選手」は、「4番・指名打者」で先発出場。1打席だけ打席に立ちました。残念ながら、結果はセカンドゴロ併殺打でしたが、全力勝負で最後の雄姿を見せてくれました。私は残念ながらリアルタイムでは観戦できず、夜のスポーツニュースで見ることになりましたが、それでもこんな場面を見られたのはとても嬉しかったですね。

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どこまでも参考

ちょっと前の話になってしまいましたが、メジャーリーグ・ニューヨークヤンキースのイチロー選手が、21日(現地時間)のトロントブルージェイズ戦で、第1打席にレフト前にヒットを放ち、日本プロ野球時代からの通算の安打数を4,000の大台に乗せました。
前日の試合までで通算3,999安打としていた段階で、私にはこの日の第1打席で決めるという確信めいた予感がありました。しかし、残念ながらこの日は仕事。ライブでその瞬間を見ることはできず、昼休みのテレビニュースで結果を確認することになりました。
イチロー選手が悠々と1塁ベース上を駆け抜けた直後、ベンチからはチームメイトたちが次々と歩み寄り、熱い抱擁を交わして祝福しました。観客席は総立ち。ヘルメットを取って深々とお辞儀をし、スタンディングオベーションに応える姿も伝えられました。これまでに、彼が数々の「通算記録」を打ち立ててきた中でも、最も派手に祝福してもらったのではないでしょうか。
MLBの日本語版公式Webサイトで大々的に取り上げられ、特設サイトが設けられているのはもちろんのこと、本家の英語版サイトでも、その他のアメリカ向けニュースサイトでも、この日のニュースは大きく取り上げられていました。さすがに、4,000という数字は、「通算記録は参考記録」と笑い飛ばすにはあまりにも大きなものになってきたようです。

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2000本にもいろいろ

日本プロ野球では、4月に通算2000本安打を達成した横浜DeNAベイスターズのラミレス選手に続いて、今年のゴールデンウィークに2人の選手が立て続けに通算2000本安打超えを果たしました。

5月5日にはラミレス選手のチームメイトである中村紀洋選手が、そして翌6日には中日ドラゴンズの谷繁元信選手が、史上43人目、44人目として名を連ねました。同一チームから同じシーズンに2名以上が達成するのは1987年以来、そして2日連続で達成者が出るのは史上初…ということらしいんですが、それはどうでもいい話。狙って作れる記録ではありませんし、そもそも個人が積み上げていく記録ですからね。しかし、個々の記録を振り返ってみると、それぞれおもしろい事情が隠れていたりします。

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ラミちゃん2000本

先日、山本昌投手のプロ野球最年長先発勝利の話題に触れましたが、もうひとつ、今シーズンになってから生まれた大事な記録に触れておかなくてはなりません。

横浜DeNAベイスターズのアレックス・ラミレス選手が、先週末・4月6日の対東京ヤクルトスワローズ戦で、日本プロ野球での通算2000本安打を達成しました。外国人枠で入団した選手(彼は既に日本でのフリーエージェントの権利も得て、外国人枠からは外れていますが)としては、史上初めての2000本安打達成となります。

ラミレス選手は、2001年にスワローズに加入。その後読売ジャイアンツ、そしてベイスターズと所属球団を移りましたが、常にチームの必要な戦力であり続け、楽しいパフォーマンスで「ラミちゃん」とファンに愛され続け、今年は13年目の日本でのシーズンとなっています。2007年には、セ・リーグ初、そして右打者で初のシーズン200本安打も達成しています。

いわゆる「助っ人」として常に大活躍することを求められ、ちょっと不振に陥ればすぐ解雇されてしまう外国人選手たちの中で、これだけ長い間日本でプレーし続けること自体が大変なことです。そんな過酷な評価を受け続けながらこれだけの期間プレー出来れば、当然いろいろな記録は積み上がって来るのでしょうけどね。

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またしてもファイターズが

昨日・27日から、日本プロ野球では日本シリーズが開幕しています。読売ジャイアンツと北海道日本ハムファイターズの対戦は、リーグ戦で優勝したチーム同士ですから、これで勝った方が日本一…と呼んでも異論はなさそうです。初戦はジャイアンツが大勝を収めたようですね。

もっとも、中日ドラゴンズファンの私としては、クライマックスシリーズでジャイアンツに初戦から3連勝して土俵際まで追い詰めたこともあってか、この対戦では今ひとつ気分が盛り上がりません。もっとも、リーグ2位から勝ち上がって日本シリーズに勝っても「日本一」と素直に喜べませんし、これで良かったのかも知れません。ドラゴンズには、今度こそは堂々とリーグ優勝してから日本シリーズで勝って、正真正銘の日本一になって欲しいものです。

今晩行われている第2戦の結果によって、その後の展開は大きく変わります。両チームがどんな試合を見せてくれるのか注目しましょう。…って、結局気になる私は、野球が本当に好きなんでしょうね。

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イチローの宿題

ロンドンで夏季オリンピック大会が開幕して、様々な種目の競技が始まっています。開会式よりも前から、一部の競技では予選が行われていますね。一番びっくりしたのは、男子サッカーの日本代表が、超強豪国のスペイン代表に勝利してしまったことでしょうか。しかし、16年前にブラジル代表を破ったときのような、「まぐれで勝っちゃった」という雰囲気はありません。今の日本代表が採れる戦略を選手たちが忠実に実行して、勝てるチャンスを掴み取った…と言って良いと思います。本当に強くなったものです。もちろん、ここで気を緩めてしまうようではダメなんですが。

ともかく、これから2週間少々の間は、様々なスポーツの話題には事欠かないことになりそうです。しかし、この1週間を振り返ると、スポーツ関係ではどうしても触れておかなくてはならない大ニュースがありました。アメリカ・メジャーリーグのイチロー選手が、シアトルマリナーズからニューヨークヤンキースに電撃移籍しましたよね。

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16本足りなかったが

東日本大震災の影響で日程進行が遅くなった日本プロ野球よりも一足早く、アメリカ・メジャーリーグではレギュラーシーズンが終わりを告げています。メジャーリーグを目指して海を渡る日本人選手もずいぶん増えて、もはや何人行っているのかよくわからない状態。テレビニュースでも全員を並べるのはさすがに疲れ気味です。
Wikipediaによると、現在マイナーリーグでプレイ中の選手なども含めて、アメリカに行っているのは投手12人、野手4人の合計16人のようですね。日本で一流と呼ばれる成果を上げた後に、FAやポスティングなどの自らの意思を通す手段で渡米した人がほとんどですが、メジャーリーグでもトップで活躍できる人はほんの一握りです。
そんな中で、メジャーリーグでも最高レベルの評価を受け続けてきた日本人選手と言えば、その筆頭はやはりイチロー選手ということになるでしょう。1994年に日本球界では史上初の200本安打超えを達成して以来、日本を代表する走攻守揃ったトッププレイヤーとして活躍してきた彼は、2000年にポスティングシステムでシアトルマリナーズに移籍。その後は、昨シーズンまで10年連続シーズン200本以上の安打を打ち続け2004年にはシーズン262本のメジャー史上最多安打を記録するなど、記録にも記憶にも残る数多くの実績を積み重ねてきました。ただひとつ残念なのは、チームとしてはなかなか勝てていないことではあるわけですが。
そのイチロー選手が、今季はあの1994年以来最低と言えそうな成績でシーズンを終えました。シーズン打率が3割を切ったのもあの年以来なのだとか。今年の安打数は184。メジャー入り以来続けてきた200本安打以上が、11シーズン目にして途切れたことになります。

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10回の200本、3人の200本

メジャーリーグでは、シアトルマリナーズのイチロー選手が、当たり前のように10年連続の200本安打を達成しました。もちろん、前人未到のとんでもない記録。それを当たり前に思わせてしまうところこそが、彼の非凡なところなのでしょうね。
200安打以上を10度記録…という点でイチロー選手に並ばれた、メジャーリーグで通算4,256本の安打を放っているピート・ローズ氏は、イチロー選手の内野安打数が多いことを引き合いに出して、「世界一幸運な男」と評したのだとか。不滅と思われていた記録を塗り替えられようとする張本人が、それを気持ちよく思うはずがありません。皮肉を込めたコメントが返ってくるのは仕方がないところです。
将来、イチロー選手が日米通算で4,257本以上の安打を放ったとしても、ローズ氏が「自らを超える記録」として認めることはおそらく一生ないでしょう。日本で通算3,085本の安打を放っている張本勲氏も、きっと「まだ自分は抜かれていない」と思っているはずです。
彼らが納得しなかったとしても、イチロー選手のこれまで残してきた足跡、そしてこれからまだ続くであろう何年かのキャリアは、間違いなく後世に語り継がれる価値があります。それをリアルタイムで目撃できることに感謝したいですね。

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