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9枚のWindowsともう1枚

週末に、自宅のPC周りの片付けを行いました。昨年の秋に新しいデスクトップPCを購入し、自作PCはひとまず卒業…となったわけですが、これに伴い、寝室の押し入れの中にあった古いパーツやソフトウェア類もほとんどが不要になりました。これを気に、一気に処分するつもりです。

9枚のWindowsインストールメディア

ソフトウェアを入れてあった箱の中に、歴代Windowsのインストールメディアが残っていました。左から順にWindows 2000 Professional、Windows XPのHome Edition、Professional、Professional x64 Edition。Windows Vista UltimateにWindows 7 Home Premium(32bit版・64bit版)、Windows 8 Pro(32bit版・64bit版)。実に9枚もあります。導入するのに結構苦労したバージョンもあって、いろいろと思い出されます。 続きを読む 9枚のWindowsともう1枚

ダウングレードへの決断

アップグレードしたばかりなのに

OSをWindows 2000からWindows XPへとアップグレードしたばかりの私の自作機なんですが、またWindows 2000に戻すことにしました。アップグレードしたときには「問題はないだろう」とそれなりに自信を持って判断したんですが、予想もしなかったところから問題が出てきてしまったんです。まあ、後になってから振り返ると見通しが甘かったとも言えるんですが。

順を追って説明します

話は音楽関係から始まります。昨年12月に、YAMAHAから新しいオーディオ/MIDIシーケンスソフト・「SOL」が発売されました。有名な楽器メーカーであり、コンピュータを演奏に使うことについても先鞭を付けたメーカーの一つであるYAMAHAが久々に放った本格派ソフトです。

最近の他社製品と同様、MIDI演奏データとハードディスク上に録音した音声データを同列に扱うことが出来ます。特に音声データの処理は強力で、音程を変えないまま長さを変える(テープの回転速度を変えると曲の長さが変わりますが、音程も変わりますよね)タイムストレッチ、音声からリズムを検出しテンポに同期させた再生を行うタイムスライス、各音声のバランス調整とエフェクト処理を行うミキサーなどは、業務用の機材に匹敵する能力を備えています。さらに、従来の製品である「XG Works」と同様、同社製音源の強力なコントロール機能を持っています。音源コントロール機能のためにだけ「XG Works」を使っていた私としては、ソフト自体の音楽制作機能がアップするなら非常に嬉しいわけです。

Webページから体験版…何とサイズは50MBもあるんですが…をダウンロードして使ってみたところ、想像していたよりも動作は軽快でした。少なくとも、これまで使っていた「Singer Song Writer」よりも軽いです。数値打ち込みだけは「レコンポーザ」に及ばないと思いますが、それ以外では十分に使えると踏んで、早速購入を決めました。既に「XG Works」を持っている私は、優待販売があったので定価(39,800円)よりもずいぶん安く買えました。

ハードウェアの対応も必要

ソフトウェア側に業務用機器に匹敵する能力があっても、それだけでは単なるデジタルデータです。実際の「音」と結びつけるには、それに見合った高音質のオーディオインターフェースが必要になります。もちろん、ここで必要な機能はせいぜいステレオ音声の入出力ですから、本物の業務用機器よりはずっと安価に買えるんですが。

UW500とMU1000EX

Sound Blasterを売り払ってから、光デジタル入力も扱えるオーディオインターフェースをいろいろ物色していたんですが、結局購入したのはこれまたYAMAHAのUW500(写真上)。アナログ・デジタルの音声だけでなく、手持ちの音源・MU1000(写真下)と専用ケーブル1本で直結すればMIDIデータのフルコントロールも可能…という純正品の強みがあります。USBケーブルでの外付け接続ですから、音質面でも有利です。販売価格は2万円台半ばの製品なんですが、大阪で中古品が19,800円で売られていたのを見て購入に踏み切りました。

さらに、MU1000の方もファームウェアのアップデートが行われ、EX仕様になりました。もともとMU1000には内蔵エフェクターを通してデジタル処理できる外部入力が装備されていますが、EXでは外部入力、エフェクター、光デジタル出力に関する機能が強化されました。UW500自体はシンプルなUSBオーディオ/MIDIインターフェースなんですが、MU1000 EXと光デジタルケーブルで接続すると最大8系統のマルチエフェクター内蔵USBオーディオインターフェースとして使えることになります。

結局はドライバが原因

こうして新しい音楽制作環境が整いました。早速自作機にこれらハードウェアやソフトウェアをセットアップし、まずは既存の曲データを読み込んで編集してみたんですが、どうも変です。音声データとMIDIデータのタイミングが合いません。見事なまでに音声データが遅れています。

パソコンの側から音声データやMIDIデータが送られてから実際に音が鳴るまでの間には時間差があります。特に、音声データの方が単位時間あたりのデータが多く、データをバッファにある程度貯め込んでから演奏を始めるので、どうしてもタイミングが遅くなります。バッファを小さくすれば時間差は小さくなりますが、今度はノイズが入る原因になります。

UW500の場合、基本的にはMicrosoft社が提供するWindows標準のUSBオーディオドライバを使います。時間差は数十ms程度に出来ることになっていますが、実際にやってみると雑音だらけ…と言うよりも音にすらなりません。300ms程度にすると音質は安定してきますが、これだけ遅れるとさすがに違和感があります。中くらいのテンポの曲の8分音符に匹敵しますからね。まあ、Microsoft社に音楽制作のための環境まで要求するのは少々酷な気もしますが。

実は、発音の遅れについてはASIO(Audio Stream Input / Output)という素晴らしい解決策が用意されています。ASIOは、シーケンスソフト「Cubase」などで有名なドイツ・Steinberg社がハードディスク録音のために作ったドライバの仕様で、高音質、マルチトラック、そして何と最速数msで発音するという時間差の少なさが特徴ですね。SOLはASIOドライバでの演奏に対応していますし、UW500にもASIOドライバが提供されていますから、ここは是非使ってみたいところなんですが、このドライバがWindows XPにはまだ対応していなかったんです。Windows 2000用のドライバが提供されているので、これが使えるのでは?と踏んでインストールしてみましたが、全くダメでした。

メリットも見つからず

Windows XPにアップグレードはしてみたものの、高速でお手軽なネットワークとして期待していた1394接続には見事に裏切られ、省電力の管理強化で改善するかも?と期待していたスタンバイ状態からの復帰にも失敗し…と、XPならではのメリットが享受できていない状態が続いていました。もう一つの期待の機能・リモートデスクトップは確かに使えます(これについては改めて紹介したいですね)。しかし、これもサーバー側にはWindows XP Professionalが必須なんですが、クライアント側は旧バージョンのWindowsにもインストールできてしまいます。つまり、「デスクトップ機からノートを操作する」ためなら、デスクトップ側にWindows XPは不要なんです。

こんな状況なら、ASIOドライバの使えるWindows 2000の方がいいかも…と思ったわけです。パソコンは自分の使いたいように使えなければどんなに新しくても意味がありません。そんな基本に立ち返ってみることにしました。

Administratorは偉大だった

ところでAdministratorって何?

私の場合、インストールが終了したら、最初は既定の管理者・Administratorでログインし、各種デバイスのドライバ等を組み込みます。その後、常用のユーザー名を登録し、アプリケーションはこのユーザーでログインしてからインストールします。

Windows 9x/Meと異なり、Windows 2000ではユーザーごとにいろいろな操作に関する「権限」を決めていて、権限のないユーザーでは利用できる機能が限られます。管理者・Administratorの持つAdministrators権限(末尾に”s”がついているところに注意)は最も強力なもので、他のユーザーの所有するファイル等も含めてすべてのファイルに対して操作が可能です。普通の利用者には、他のユーザーの所有するファイルにアクセスしたりプログラムをインストールしたりすることを禁止します。…考えてみると、このコーナーを読んでいる人の多くはWindows 2000に詳しいような気もしますが、まあ一応おさらいと言うことで。

市販のプログラムの中には、システムフォルダへの書き込み等を行うなどの理由でAdministrators権限がないと利用できないソフトが結構多いので(最近はようやく改善されてきましたが)、結局は常用のユーザーにもAdministrators権限を与えざるを得ません。結果的にAdministratorをそのまま使っても(さらに言えば毎回Administratorで自動ログインしても)それほど違わなかったりします。大規模なネットワーク中で使うのならこの違いは重要になってきますが、個人用のパソコンでこんなことをするのはほとんど気分の問題ですね。

ファイルが読めない!

CF-B5RにOSを再インストールするときに、ハードディスクに保存していた2GBのデータはひとまずLAN経由でデスクトップ機に待避させました。無事再インストールを済ませ、再びLANでデータを書き戻す前に、ちょうど他の用事があって、デスクトップ機上から保存しておいたファイルを開こうとしたところ…「ファイルが使用中などの理由で開けませんでした」との見慣れないエラーメッセージが。不審に思って別のファイルを開いてみたら同じメッセージ。しばらくいろいろと試したところ、このメッセージが出るのは特定のフォルダ内だけのようです。

フォルダを壊してしまったかな?と不安になりましたが、ふと思いついてフォルダのプロパティを参照。すると、思った通りこのフォルダには「暗号化」属性が付いていました。Windows 2000しか使わないと言うことでファイルシステムをNTFSにしていましたから、OSのレベルでファイルやフォルダを圧縮したり暗号化したりすることが可能です。当然暗号化したファイルを他のユーザーが操作することはできないわけで、このエラーが出てくるのは当然のことです。それにしても、暗号化とは…私も何を血迷ったんでしょうね?。自分でも暗号化したことをすっかり忘れていました。

しかし、他のユーザーに操作できないと言うことになると困ったことになります。B5Rは既に初期化・再インストールを終えています。つまり、このファイルを作り暗号化したユーザーはもうどこにも存在しないのです。もちろんデスクトップ機側から暗号化の解除はできませんでしたし、試しにCF-B5Rの側に同じユーザー名・同じパスワードのアカウントを作ってそこから操作しても、やはり解除はできませんでした。暗号化をしてあるファイルは、住所録や電子メールの内容など。暗号化するくらいですから、他人に見られたくない大事なものです。復活できないとなると大打撃です。

ふとひらめきました

ここでふとひらめいた私。デスクトップ機側からAdministratorでログインし直しました。そして、そこから暗号化を解除してみると…見事に解除できました。先に触れているとおり、常用のユーザーもAdministrators権限を持っているんですが、やはりAdministratorはWindows 2000がインストールされたときから存在するただ一人のユーザーですし、また別格なのでしょう。もしもAdministratorにも解除ができなければ、暗号化したユーザーがいなくなったとき、このコンピュータに残った巨大なファイルの後始末は誰がするのでしょうか?…そう考えれば当然の仕様ではあります。

ただ、さすがのAdministratorでも他のコンピュータのファイルの暗号化までは解除できないようです。考えてみれば当たり前のことですけどね。Administratorは、Windows 2000をインストールしたコンピュータという世界の「創造神」的な力を持っていますが、他のコンピュータ…つまり他の世界に対してまでは影響力がないのです。このあたりの線引きが意識されているところが、そもそもユーザーの概念自体がなかったDOSから脈々とつながってきたWindows 9xとの違いなのでしょうか。

再々インストール

満を持して

念願のDVD-ROMドライブを購入した私は、最近ずっと考えていた計画を実行に移すことにしました。それはシステムの再々インストール。…と言っても別にCF-B5Rの調子が悪かったわけではなくて、今回のインストールの最大の目的はWindows 98SEを追い出すこと。

CF-B5Rには、購入時にWindows 98SEがインストールされていて、その後Windows 2000とのデュアルブート環境を作ったことはこのコーナーで先に説明済みですね。出来ることなら最初にWindows 2000だけの状態にしておきたかったのですが、内蔵デバイスや周辺機器の動作の関係でどうしてもWindows 98を残して置かざるを得ませんでした。

Windows 2000の登場から9ヶ月が経過しました。CF-B5Rの内蔵デバイスについては9月にドライバが提供され、我が家にある機器類の中でWindows 2000に対応していないのは唯一Roland・UA-100Gだけになりました。Rolandのホームページではずっと「対応予定」と書かれていますが、いくら待っても一向に状況の変わる気配なし。これはもう対応するつもりがないのだろう…と諦めることにしました。こうなってくるとWindows 98SEはもはや邪魔者。ハードディスクを分断し、無駄な容量を食う諸悪の根源です。

クリーンにしたかったけど

今回の再々インストールは、20GBのハードディスク領域を全て単一パーティションで確保して、そこにWindows 2000をインストールするというものです。Windows 98SEを使っていたときにはハイバネーション(メモリ内容をハードディスクに退避して作業を中断することですね)領域を別パーティションとして確保する必要がありましたが、Windows 2000ではハイバネーション領域はOSが自分のパーティション内で管理するので、この小さなパーティションは不要になります。

完全にハードディスクが空っぽの状態からWindows 2000をクリーンインストール…という形にする予定でした。当初はDVD-ROMドライブ・LK-RV624DZから直接Windows 2000のCD-ROM上のセットアッププログラムを起動するつもりでしたが、添付されているドライバは評価版で、「システムのセットアップには使用できません」との記述がありました。仕方がないので、前回のインストール同様にWindows 2000のCD-ROMの内容を丸ごとハードディスクにコピー、その後フロッピーディスクからWindows 98のコマンドプロンプトを起動してハードディスク上のセットアッププログラムを起動…と作業を進めました。

ところが、ここで別の大問題が発生。私の持っているWindows 2000はRC2版からのアップグレードパスとして購入した「バージョンアップグレード」。セットアップ中に旧バージョンのOSのメディアを要求されます。もちろんメディアはCD-ROM。しかし、困ったことにCD-ROMを認識させる手段がありません。既にチェックする時点ではWindows 2000のコマンドプロンプトで再起動されていますから、使えるCD-ROMドライバがないのです。

良いこともあります

行き詰まってしまった私。「RC2版をインストールする」「新規インストール版を購入する」などいろいろ考えましたが、結局はB5RのリカバリーCDでWindows 98SEに復元、その後Windows 2000にアップグレードすることにしました。実はWindows 98SEからのアップグレードも、この「バージョンアップグレード」版のCDで出来てしまうのです…Windows 2000-RC2版かWindowsNT3.51以降を持っていなければ違法行為ですが。この場合でも、Windows 2000のセットアップ中にはCD-ROMが読めなくなるので、CD-ROMの内容をハードディスクにコピーしておく必要があります。

アップグレードインストール自体は、Windows 2000 Beta3→RC2→製品版と経験済みなのですが、Windows 98からのアップグレードは初めてでした。Windows 98からのアップグレードの場合、互換性の問題など少々厄介な案件が出てきますが、Panasonicさんの「Windows 2000対応キット」にマニュアルが用意されている方法でしたから、作業は実にスムーズに進みました。

アップグレードインストールの特徴は、「旧バージョンで使っていた環境が引き継がれる」ということですね。今回のようにセットアップ直後にアップグレードする場合、設定が引き継がれるメリットはあまり生きませんが、クリーンインストールではインストールされないソフトも入れ直すことなく利用できます。…プレインストールソフトの少ないLet’s noteでは、こちらのメリットもあまり生きないんですが(笑)。

NTFSです

Windows 2000単独で使うと言うことで、ファイルシステムをNTFSにしてみました。ファイルシステムというのは、ディスク上でのファイルの管理方法のことで、NTFSはその名の通りWindowsNTで使われてきたファイルシステムです。Windows 9xやDOSで使われてきたFATよりも多機能で、データの一部が失われた場合の修復能力が高く、ファイルの圧縮や暗号化、ユーザーごとの容量管理などマルチユーザーの前提となる機能を持っています。ただし、Windows 9xやDOSからはアクセスすることが出来ないので、今回のCF-B5RのようにWindows 2000以外からアクセスしないことが確実なドライブにしか使えません。

多機能さの見返りとして心配されるのがパフォーマンスの低下ですが、今のところは特に気になりません。むしろ、システムの起動はこれまでよりも速くなったようです。おそらくWindows 2000の起動プロセスそのものがNTFSに最適化されているのでしょう。

結果オーライ

ところで、セットアップが終わった後Rolandのホームページを覗きに行ったら、UA-100Gについては「2000年12月下旬に対応ドライバ公開予定」の文字を見つけました。たいてい、想いを寄せた相手というのは、こちらが諦めるか愛想を尽かすかした頃に振り向いてくれるものです。…というのはともかく、どうやら「携帯デジタルレコーディングスタジオ」についてもWindows 2000への完全移行は21世紀に間に合いそうです。

できれば、デスクトップ自作機についてもWindows 2000をメインにしたいところなんですが…実はそうも行かない事情があります。「自作PCドタバタ日記」の記事・「すぴーどまにあ」も読んでくださいね。

Windows 2000完全対応?

早くも後継機種

10月12日に、CF-B5シリーズの後継機種にあたる新機種、CF-B5ERが発表されました。詳しくはLet’s noteホームページで内容確認していただきたいと思いますが、主な変更点はこんなところです。

  • CPUはSpeedStep対応PentiumIII-650MHzに変更
    (B5RはSpeedStep対応PentiumIII-600MHz、B5VはCeleron-500MHz)
  • DVカメラの繋げるi.LINKポートを2系統装備
    (B5R/B5Vにはなし)
  • ビデオチップにATI社製RAGE Mobility-M1(3D対応、VRAM 8MB)を採用
    (B5R/B5VはNeoMagic社製MagicGraph256AV;3D非対応、VRAM 2.5MB)

全体としてみるとほぼ予想通りの改良ですね。CPUについては、劇的な変化ではないのでそれほど気になりません。i.LINKポートについても、DVカメラを持っていない私にはそれほど重要度が高くありません。でも、ビデオチップの変更には衝撃を受けましたね。私の思っていた最大の弱点を見事に克服したわけで、そう言う意味では喜ばしいことなんですが。

さあ、気を取り直して

前回の「レッツノートのある暮らし」でも採り上げたとおり、CF-B5シリーズにもWindows 2000用のドライバ類が提供されました。既に既存のドライバ類を使って暫定的にWindows 2000環境で使っていたところなんですが、どうしてもWindows 98と同じようには使えない部分がありました。今回の「Windows 2000対応キット」は待ちに待ったもの。どこまで使えるようになるのか、試してみることにしました。

「Windows 2000対応キット」は、BIOSのアップデート、専用のドライバ及びアプリケーション類から構成されています。松下電器さん推奨の手順では、最初にBIOSをアップデート、その後プリインストールされているWindows 98SEをWindows 2000にアップグレードしてドライバを組み込む…ということになっていますが、私の環境では既にWindows 2000がインストールされています。しかもWindows 98SEとのデュアルブート構成。仕方がないので(笑)、とりあえずBIOSをアップデート、その後Windows 2000環境にドライバ類をインストールするという手順を踏みました。

ワイヤレスコムポートと接続ケーブル

ついに全デバイス始動

暫定使用時に使えなかった本体内蔵デバイスの一つがワイヤレスコムポート。携帯電話やPHSをケーブル1本で直結できるインターフェースです。既にPHSはこのポートを使わずに接続できる私ですが、緊急事態に携帯電話も繋げるようにしておきたくて、とりあえずケーブルだけは確保してありました。

汎用性のない独自のインターフェースのため、純正のドライバ待ちでしたが、今回の対応キットで専用ドライバが提供されたため、ワイヤレスコムポートは無事動作しました。これで、安心してWindows 2000でのモバイルライフが送れると言うものです。

プライベートキーと差し込み口

もう一つ、これまで動作しなかったデバイスがプライベートキー。これは、セキュリティ管理のための小さなICカードで、電源投入時やスクリーンセーバーからの復帰時にパスワード入力の代わりに使うことが出来ます。Windows 98では、このプライベートキーを使ってファイルを暗号化することも可能です。

こちらも、今回ドライバが提供され、システム起動やスクリーンセーバーの制御が出来るようになりました。職場でちょっと席を立つときにキーを抜いて立つ動作に一人酔ってます。ファイルの暗号化については提供されていませんが、Windows 2000の場合にはファイルシステムをNTFSにすればOSの機能でユーザーごとにファイルを暗号化できますからね。NTFSを使うために、デュアルブート構成をやめてWindows 2000一本にするという手もあります。

これでCF-B5Rに「付いているだけで使えない」デバイスは一つもなくなりました。非常に嬉しい…のですが、ここにきて問題が一つ出てきました。それは、今使っているインナーバッグ。このバッグは、PC本体をゴムバンドでバッグに固定しますが、このゴムバンドがちょうどプライベートキーの差し込み口とワイヤレスコムポートの端子を塞いでしまいます。ゴムバンドの位置を動かしてみましたが、どうもしっくり来ません。慣れるしかないのか、それとも根本的な解決策があるのか。もう少し考えてみます。

上手くいかないものも

この他、Windows 2000対応キットに付いてきたものの中にデュアルディスプレイ対応のビデオドライバがありました。デュアルディスプレイというのはWindows 98以降の新機能で、2つのディスプレイに別々の画像を同時に表示する機能。ノートパソコンの中には内蔵液晶画面と外部ディスプレイに別画面を表示できる機種があります。CF-B5シリーズのハードウェア側はこの機能に対応しているようです。

実は、これまでデュアルディスプレイの必要性は感じていなかったので、試してみたことがありませんでした。対応キットのドキュメントに「使えるようになります」と書いてあったので、ちょっとやってみることにしました。

ところが、ドライバを対応キットのものに差し替えてもデュアルディスプレイが使えるようになりません。デスクトップ用に使っているディスプレイを繋いでテストしてみたのですが、このディスプレイをセカンダリモニタとして認識してくれません。それどころか、それまでは1280*1024ドットまたは1600万色が指定できたディスプレイが、1024*768ドット・6万色までしか表示できなくなってしまいました。とりあえず今はWindows 2000標準のドライバに戻して使っています。

念のためWindows 98SEでも出来るかどうか試してみたのですが…結果は不成功でした。どうやら、OSの違いには関係なくセカンダリモニタの認識が障害になっているのではないか?と思っています。これについては、もうちょっといろいろ試してみる予定です。

【号外】 Millenium Fever?

シドニーオリンピックも、日程の半分少々が終了しましたね。昨日は、女子マラソンで日本期待の高橋尚子選手が期待通りの金メダル。一方、こちらもメダルが期待されていたハンマー投げの室伏広治選手は、決勝には進んだものの9位。開会式の直後にも触れましたが、改めて期待通りに活躍することの難しさを感じましたね。日本国内でも何だか別のことで大騒ぎをしているようですが、その話には今は触れる気分ではないのでまた改めて


先週・9月22日からWindows Millenium Edition(以下「Windows Me」)という新しいOSが巷に登場しました。厳密にはその1週間前からパソコンに組み込まれた状態で出荷が始まっていましたから、この「登場」というのは箱入りの製品としてということになるんですけどね。

今回は、特別優待パッケージの販売が「9月22日の午後4時から」ということになったので、深夜0時に店頭に並ぶという恒例の行事はなくなりました。深夜販売もいろいろ大変ですから、販売店の皆さんは助かったでしょうね。実は、組み込み版(自作機用にも供給されています)の発売になった15日には深夜販売が決行されたようです。世の中には物好きな人が意外にたくさんいます。

Weekly SSKでも、Windows系列の新OSについて何度か取り上げてきましたが、今回のWindows Meについてはどうも興味が起きませんでした。その原因は、やはり乗り換えるメリットが感じられなかったから。

Windows Meは、Windows 98→Windows 98 Second Editionと続いてきたWindows 9x系列直系の後継OSです。2月にWindows 2000が登場したときは、Windows 2000がWindows 9xの直系の後継OSではない…ということが混乱を呼んだようですが、今回はそんな心配はありません。

現在、私は仕事にも使うノートパソコン用のメインOSとしてWindows 2000を、デスクトップでは周辺機器のドライバ供給の問題で主にWindows 98 Second Editionを使っています。WindowsNT系列であるWindows 2000側から見ると、Windows Meに切り替えることはパフォーマンスの低下するバージョンダウンになります。一方、 Windows 98 SEの側から見ると、Meへのバージョンアップはドライバが動作しなくなる可能性がある(基本的にはWinodws98用のドライバが使えることが多いようですが)ので得策ではありません。自作機の各パーツのドライバはまだ調べていませんが、Let’s noteについては今Meをインストールしても使えない機能がいくつか出てくることが松下電器のLet’s noteホームページで公開されていますしね。つまり、どちらから見てもMeは必要とは感じなかったわけです。


そんな判断で、私はWindows Meを購入していません。今後もおそらく購入することはないと思います。現在の予定だとMeは最後のWindows 9x直系OSで、来年には出てくるWindows 2000の後継Windowsで全てのWindowsはカバーされるはずですし。まあ、「予定は未定」で、未来の事なんて誰にもわからないんですが。Windows.NETなどという訳の分からない話も出てきているようですし。

そんな現状を反映したのか、販売店で行われた記念イベントやキャンペーンも、私が見た感じではもう一つ振るわないようです。もちろん、新規にパソコンを買う場合なら、Me組み込み済みのモデルはいい選択肢だと思いますけどね。システムファイル保護が強化されていたり、動画編集ソフトが標準装備されていたりして、これまでよりも便利になったことは確かだと思いますから。

一応繋いでみました

あ、タイトルが違う

そうなんですよ。最初に予定していたタイトルは「とにかく繋いでみよう」でした。いろいろな周辺機器をつないで、動作報告のコーナーにするつもりでした。ところが、肝心の繋ぐ「もの」があまりないんです。しかも、一番厄介そうなものは前回繋いでしまいましたし…。

とりあえず、今のところ繋いだ周辺機器について動作状況を報告してみます。

機器名 Win98 Win2k 備考
Roland UA-100G
(USB オーディオ&MIDIインターフェース)
? Win2000用ドライバなし
前回記事参照
Panasonic KXL-830AN
(PCカード接続CD-ROMドライブ)
Win2000ドライバはWebより
EPSON PM-800C
(プリンタ)
パラレル接続、USB接続とも可
Win2000ドライバはWebより
NEC AtermIT65DSU
(ISDNターミナルアダプタ)
シリアル接続、USB接続とも可
Win2000用USBドライバはWebより
Adaptec APA-1460A
(SCSI PCカード)
Win2000ドライバはOS添付
MELCO LPC2-T
(LAN PCカード:10Base-T)
同等以上の機能を本体内蔵
アイオーデータ PCMI-336/128
(モデム/TA PCカード)
Win2000ではTA機能使用不可
一部機能を本体内蔵
SUNTAC DS96CFZ
(携帯電話インターフェース)
同等の機能を本体内蔵
SONY PCQ-HGR1S
(USB接続GPSアンテナ)
要Navin’ Youインストール
(Win2000では要2000 Edition)

…と言った感じです。この中には、特にCF-B5Rのハードウェア側の理由で動かないものはなかったようです。Windows 2000用ドライバも少しずつ整っているようです。

表の中に「同等機能を本体に内蔵」と書いてあるものがあるところが、CF-B5Rの内蔵インターフェースの多さを物語っていますね。シリアルやパラレルのインターフェースを内蔵したノートをこのクラスで探すのは難しくなりました。私個人としてはこれらのインターフェースを使う頻度は低いんですが、ノートパソコンにはこうしたハードウェアを後から増設することはほぼ不可能ですからね。必要な人には嬉しいところです。

こんなものにも繋いでみました

繋いでみるといえば、周辺機器にだけではなくて「パソコンに繋ぐ」という話もあります。複数のパソコンを所有している場合、それらをネットワークで接続しようとするのはごく自然な流れですね。

このシリーズで先に触れましたが、CF-B5Rには最大100Mbpsの超高速でデータをやりとりできるLANインターフェースが標準装備されています。この100Mbpsというのがどのくらい速いのか…と言うと、ちょっと昔のハードディスクと同じくらい速いんです。

新しく購入した自作機にデータを転送するために私が選んだ手段は、今度は迷わずLANでした。しかも、今回は自作機側にも100Mbps対応のインターフェースを用意したので、能力が完全に発揮できます。

…というわけで実際にやってみたんですが、これは確かに速いですよ。ネットワークの向こう側にあるとは思えないくらいのスピードでファイルがコピーされていきます。数百キロバイトのファイルなら、「コピー中」のダイアログが表示されるまでもなく一瞬でコピーされます。2台以上のパソコンを持っている方で、まだLAN接続をしていない方、是非お試し下さい。これはいいですよ。

Digital Music Studio

野望への再挑戦

皆さんご存じのとおり、私はMusic Worldで自作の楽曲を公開しています。去年あたりから生音を取り入れたいという野望が頭をもたげ、そのためにUSB経由で生音をデジタルで入出力できるRoland UA-100Gという機材を購入しました。ところが、最低動作条件が「MMX Pentium 166MHz」と言う機械をMMX Pentium 200MHzのCF-S21で使うのは冷静に考えれば無理があったようで、結局半年の間で作ったのは「明日を探しに」1曲だけ、それもあまりに処理に時間がかかるので私の方が根負けしてしまったような気がしています。何しろ、CF-S21で使っていたときにはステレオの音声1チャンネルとMIDIデータを同期再生できませんでしたからね。仕方なくノンリアルタイムで合成しましたが、何度も聴き込んで比較する…と言う作業は到底望めませんでした。

CF-B5RのCPUはSpeedStep対応Pentium3、動作周波数は600MHz。周波数だけでもCF-S21の3倍、実質は5倍くらいの処理能力を期待しています。私としては、CF-B5Rのパワーを体感する第一歩としてUA-100Gでの音声処理を試してみようとしたのは当然の流れでした。

インストール?一抹の不安はありましたが

改めてUA-100Gのドライバをインストールしようとして、意外な事実に気が付きました。UA-100GなどRolandのUSBデバイスはチップセット…というよりUSBのホストコントローラを選ぶデバイスで、例えばVIAのチップセットだと動かない例が結構あるようなんです。Intelのチップセットなら大体大丈夫なようなんですが、CF-B5Rに使われている440MXは何故か動作未確認。万が一動かなかったらどうしよう?

実際に動かしてみなくてはわかりませんから、まずはドライバをインストールしてみることにしました。UA-100GにはWindows 2000用のドライバがまだ供給されていませんから、テストはこのときのためだけに残しておいたWindows 98環境を使って行いました。

ドライバやユーティリティのインストールは、特に引っかかる部分もなく、すんなり終わりました。まあ、私としてもおそらく大丈夫だろうと思っていましたが。

野望、復活

UA-100Gが正しく認識されたようなので、続いて音声データとMIDIデータを統合して処理するシーケンスソフト、Singer Song Writer 5.0VSをインストールしました。まずは、S21で聴いたときにはまともに演奏できなかったデモソングを聴いてみることにしました。

その結果は…まさかここまで違うとは想像もしていませんでした。ステレオ4パートのオーディオデータを含むデータが全く止まらずにスムーズに演奏されているばかりか、その間ソフトへの負荷を示す数値が全く上がってきません。この数値は、パートごとのボリュームを動かしたり、パートごとに別のエフェクタを掛けながら再生したりしても最低値のままです。つまり、8トラックの音声データをリアルタイムでミックスして出力することくらい、B5Rには余裕たっぷりのお仕事なんです。

次に、自分で作った「明日を探しに」のデータを読み込んで、同じようにいろいろと処理してみましたが、動作には全く不安がありませんでした。試しに、前は30分くらいかかっていたノンリアルタイムのトラック合成を試してみたら、ものの3分くらいで終了。これにはさすがに驚きました。

B5Rには、20GBという大容量のハードディスクも内蔵されていますから、録音した音声データの置き場にも当分不安はありません。これまで足踏みしていた私の野望を実現させるには十分な機械です。いろいろとやってみようというエネルギーがよみがえってきました。

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お引っ越し

膨大な荷物

一応Windows 2000も動くようになりましたから、次はこれまでCF-S21で作ったデータを移す作業に取りかかることにしました。ところが、入っているデータの分量を見て絶句しました。そのサイズ、なんと2GB。ダウンロードしてきたフリーソフトやシェアウェア、デジカメで撮りまくった写真、そして最大のものはハードディスクに録音した音声データ。まさかここまで増えているとは思いませんでした。

最初に思いついたのは、リムーバブルのハードディスクを使う方法。もともとUSBインターフェースで接続するタイプのものを持っているので、そこそこのスピード(8Mbpsくらいでしょうか)でデータを移動することが出来ます。容量も12GBと十二分。

ところが、いざ実行する直前になって面倒な問題が発覚しました。それは電源の問題。私の持っているハードディスクは、USBからの電力だけでは駆動できないので、PS/2ポート(キーボードやマウスのインターフェースですね)にもう一つケーブルを接続してここから電気を拝借します。ところが、CF-B5RにはこのPS/2ポートが付いていません。他にいわゆるAT互換機を持っていない私としては、CF-B5Rにデータを転送するときにも電源を供給するためだけにCF-S21のPS/2ポートを使うしかありません。確かに出来ないこともないんですが、あまりスマートではありませんね。PS/2ポート自体が今となっては過去の遺物といえるものだけに、気分は複雑です。

そこで私が考えた次の手はLANで繋ぐこと。CF-B5Rには最大100Mbpsという猛烈なスピードでファイルを転送できるLANインターフェースが標準装備されています。そして、CF-S21用には仕事場で使っているPCカード型のLANインターフェースが買ってあります。それなら、あとはケーブル1本があればファイルが転送できますね。…というわけで、早速LANケーブルを買ってきて繋ぎ、ファイルを転送することにしました。ちなみに、PC同士を直結する場合は普通のケーブルとは内部の結線が違う「クロスケーブル」というのが必要です。注意しましょう。

ファイルの転送自体は、CF-S21側のLANカードが100Mbps非対応だったこともあり、1時間弱かけてようやく終わりました。それにしても、LANってやっぱり便利ですね。設定の方も、2台を直結するだけならそれほど難しくありません。どうして最初からこの方法にしなかったんでしょうね?

巨大な家財道具

データを移した後、各種アプリケーションのインストールを始めました。パッケージで売られているアプリケーションはたいていCD-ROMに入っていますから、インストールにはかなり時間がかかります。それでもCF-S21にインストールしたときよりはずっと速くインストールが済んだ気がします。これもやっぱりCPUパワーの差なんですよね。

ドライバの問題とは違い、アプリケーションについてはWindows 98で動いていたものはほとんどWindows 2000でも動くようです。それでも動作に不具合のあるソフトは少々ありますし、一応普通に動くにもかかわらずメーカーがサポートしないことを明らかにしているソフトもあります。

例えばPostPetもその一つです。確かに細かい不具合もありますし、たまに不正終了をすることもありますが、基本的には普通に動作します。ところが、So-netではサポートしないそうです。「Windows 2000はビジネス向けのOSだから」というのがその理由だそうで、その意見もわからないこともないんですが、本家のSONYが思いっきり個人向けの色彩が濃いVAIOにWindows 2000をプリインストールするこの時勢に、分家のSo-netがそんなことを言ってていいの?と言う気もしますね。

ともかく、これまで使っていたソフトは全部インストールすることが出来ました。カーナビ用の地図も全国丸ごとハードディスクの中です。しかし、まだ12GBくらいの空き領域があります。…恐るべし、20GB。

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いきなり再インストール

なぜ再インストール?

無事CF-B5Rを入手できた私ですが、最初のセットアップが終わり、128MBの拡張メモリを装着(合計192MBになりました)した後に行った作業が、何とシステムの再インストール。まだ買ったばかりなのに、どうしてそんなことをしたのか?というと、それはWindows 2000をインストールするため。

CF-B5Rのハードディスクは何と20GBの容量があり、しかもそれがパーティション分割されずに一括で領域確保されています。Windows 2000では、Windows 98と共存させて両方を切り替えて立ち上げられるデュアルブート環境を実現できるんですが、そのためにはパーティションを2つに分けなければなりません。もし完璧に動作してくれるのならWindows 2000だけで使っていきたいのが私の気持ちなんですが、実際のところWindows 2000ではドライバ類のサポートがWindows 98に比べてかなり遅れていますから、両方を使い分けていくしかありません。

デュアルブート環境の作り方

それでは、CF-B5Rでのデュアルブート環境の作り方を大まかに説明してみましょう。

  1. まず、最初のセットアップの時に作成した再セットアップ用のフロッピーで起動します。再セットアップ処理そのものはここでは中止します。するとコマンドプロンプト(昔懐かしの「A:\>」というやつですね)の画面になりますから、ここからFDISKコマンドを実行してパーティションを分割、さらにフォーマットします。私はこんな風に分割してみました。このあたりは合計20GBならではの余裕ですね。

    Windows 98ハイバネーション用 192MB : 添付ユーティリティで確保
    Windows 98用(C:) 6.0GB : FAT32でフォーマット
    Windows 2000用(D:) 12.4GB : FAT32でフォーマット

  2. その後、もう一度先の再セットアップ用のフロッピーで起動し直し、再セットアップを実行します。CF-B5シリーズの再セットアップ用プログラムでは、「パーティション構成を維持したままC:ドライブにインストールする」という方法が選択できるので、この処理でWindows 98の再インストールが終わった後に、D:ドライブにWindows 2000をインストールすれば、当初の目的が達成できます。
  3. Windows 2000のインストールは、CDの内容を丸ごと、あらかじめD:ドライブにコピーしておき、Windows 98上からD:ドライブ上のセットアッププログラムを起動し、「新規インストール」を選択することで行いました。あとはインストーラの指示に従っていけば、Windows 98とWindows 2000の両方を選択して起動できる環境が整います。拍子抜けするくらい簡単に、しかも驚くほど早く完了しました。所要時間については、やはりCPUの能力差が大きいようです。

Windows 2000環境を検証する

れっつらーの皆さんやWeekly SSKを読んでいただいている皆さんには今さら説明するまでもありませんが、CF-B5シリーズでは現在のところWindows 2000はサポート外になっています。そんな状況で強引にインストールするのですから、不具合の一つや二つあるのが当たり前です。

これまた今さら言うまでもありませんが、Windows 2000を使う場合に最大の問題になるのが、ドライバが用意されているかどうかです。CF-B5Rには内蔵デバイスが非常に多いので、これらに対応したドライバがあるかどうかが使い勝手に大きな影響を与えます。内蔵デバイスについて、今回のインストールの結果わかったドライバや添付ツールの対応状況について下に示しておきます。

Windows 2000のインストール直後に使えるもの

  • トラックボールの基本機能(左右クリック、カーソル移動)
  • キーボード
  • 液晶ディスプレイ・外部ディスプレイ [デュアルディスプレイ機能は不可]
  • LANインターフェース [Windows 98用ドライバも使用可]
  • シリアルポート・パラレルポート
  • USB
  • PCカード
  • 115.2kbpsの赤外線通信
  • プライベートキーでの起動制御 [事前にWindows 98側で設定が必要]

B5R本体に添付のWindows 98用ドライバが使えるもの

  • トラックボールの拡張機能(スクロール機能など)
  • サウンド機能
  • SpeedStep機能のOSからの制御

現状で対応ドライバが不明なもの

  • モデム
  • ワイヤレスコムポート(携帯電話が直結できるインターフェース)
  • 「Fn」+「F7/F10」によるサスペンド・ハイバネーション
  • 4Mbpsの赤外線通信

B5Rも外に持ち出して使いたい私としては、他の機能はともかく内蔵モデムやワイヤレスコムポートが使えないのはかなり痛いですね。独自インターフェースであるワイヤレスコムポートはともかく、比較的ドライバの汎用性が高そうなモデムについては代わりに使えるドライバがないものか探しているところです。

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