現在、私はWindows 10が動作するパソコンを2台使っています。デスクトップPCのHP Pavilion Wave 600と、モバイルノートPCのレッツノート・CF-RZ4では、使い方も、性能も全然違うんですが、実は仕様面でこれらにはひとつ共通点があります。それは、どちらもシステム起動ドライブとして128GBのSSDを使っていること。とはいえ、SSDに期待するところは両者で全く異なっています。

CF-RZ4では、機械機構を持たず、持ち運んでも故障に強い上に消費電力も少ないストレージとしてSSDが採用されています。一方、Pavilion Wave 600では、SSDは高速にデータの読み書きが可能なストレージとしての役割を期待されています。もちろん、どちらもパソコン用ストレージとしての重要な特性で、サーバー用途なども含めてSSDの活躍の場は広がっています。

そして、容量に対する認識も両者で全く異なるように感じます。2014年に購入したCF-RZ4では、載せられるものならもっとドッサリ載せたかったんですが、予算上の都合で128GBが精一杯でした。昨年購入したPavilion Wave 600の場合は、システムがインストールできる最低限の容量として、設計上あえてこの程度で抑えてある…という印象を受けます。データの保存に必要な容量は、別途ハードディスクも内蔵することで対応しています。


しかし、128GBという容量は、Windows 10というOSを運用していくためには足りないなぁ…と思う今日この頃です。というのも、ストレージの使用量がどんどん増えていくのです。

購入直後の状態で、Windows 10のシステム自体の他、プリインストールされているアプリ等も含むと、20~30GB程度の容量が埋まっている製品が多いのではないかと思います。CF-RZ4も、Pavilion Wave 600も、比較的添付されているアプリは少なく、この点では良心的なんですが、その後使い込んで行くことで、容量はじわじわと消費されていきます。特に、OSやアプリのアップデートで増加する分がタイヘンです。デバイスドライバー等では、以前のバージョンもすべて保存していたりしますから、容量は消費される一方になります。

CF-RZ4の場合、アプリだけではなくユーザーデータも全て同じSSDに保存することになりますから、気がつくと空き容量は30GBくらいになっていました。一方、ユーザーデータはハードディスクに逃がせるPavilion Wave 600なんですが、パワーを生かすためのアプリは大容量のモノが多く、空き容量は20GB以下にまで減ってしまっています。


来月には、大型アップデート「Fall Creators Update」の提供が始まる予定のWindows 10なんですが、これを適用するためには相当量の空き容量が必要になります。特に、いつでも旧バージョンに戻せるように環境を保存しておくことを考えると、既にかなり難しい状況になっています。

もともと、Windows自体が正常に動作するためにある程度の空き容量を要求していて、あまりにも空き容量が少ないと警告を出してきます。まだそこまでは来ていないものの、既に時間の問題。何か対策を打たなくては…と、いろいろ動いてみることにしたわけなんですが、続きはまた回を改めて。



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