The “World” will change.(2) ? キーワードはMP3

前回の「The “World” will change.」で、「どこかにさりげなく変更点が書いてある」(全然さりげなくない?)と思わせぶりな発言をして終わったんですが、どこだかわかりましたか?

それは「Guide Book」に書かれていたこんな説明。『曲データを再生するためには、MP3やMIDIデータを再生できるソフトウェアが別途必要です』。MP3というのは、ご存じの方も多いと思いますが「MPEG1-Audio Layer 3」の略で、難しい説明はしませんが(実は私も原理はよくわからないんです)音声データを品質はほぼそのままに約10分の1のサイズに圧縮できる規格です。私は、これまでSSK WorldでMP3形式の音声データを公開したことはありません。実際のところ、MP3よりも高い圧縮率で同等の音質を維持できる方式が開発されています。前にオリジナル曲「明日を探しに」を音声データで公開したときも、データの圧縮率を考慮して他の形式を選択しました。

ところが、MP3には大きなアドバンテージがあります。それは知名度の高さ。最初はネット上で口コミのように広がったMP3は、今や圧縮された音声データ規格の事実上の標準です。携帯型のMP3プレイヤーもいろいろ登場していますし、CD-ROMに記録されたMP3データを再生できるCDプレイヤーまであります。MP3のCD-ROMを再生できるカーオーディオが発表されたのにはさすがに驚きましたが。

MP3データは、CDと同等の音質で約1MB/分と、貧弱としか言いようがない日本の情報インフラからするとまだまだコンパクトとは言えないサイズですが、それでも自作曲をMP3で公開している個人のホームページが結構いろいろ登場しています。


実は、今回の改造に当たって検索エンジンに入力するキーワードを考えてみたんです。これまでは自作曲をMIDIデータで公開してきましたが、「MIDI」というのはどちらかというと音楽の制作者側が技術情報を探すために使うキーワードだと思います。ところが、MP3はそうではありません。もちろん制作者側もMP3圧縮に関する知識を得るために使いますが、むしろ音楽を聴いてくれる皆さんの側が、音声データを探すために使うキーワードです。

もう一つ気になっていたのは、演奏データの再現性。MIDIデータは、音声データに比べると非常にコンパクトなデータなんですが、その演奏音質は聴いてもらうときの環境に大きく依存します。私は制作環境にかなりの手間と資金をつぎ込んでいますが、皆さんにこれと全く同じ環境を用意してもらうのは大変なことです。正直なところ、Music Worldに公開している私の曲をMIDIデータで聴いてくれた皆さんのほとんどには、私の作った音は正確に伝わっていないはずです。一番確実なのは、「演奏手順」にしか過ぎないMIDIではなく音そのものを送ることです。前からそれはわかっていたんですけどね。

音声ファイルを送る上で問題になるのは、大量のデータをダウンロードする側の通信速度で、現状はとても十分とは言えませんが、通信速度については様々な技術やサービスが登場していて、今後2、3年くらいの間にはかなりの進歩があるでしょう。かのプレステ2も、高速なネットワークを使って通信サービスを展開する予定らしいですし。


こうしたことを考えて、私はより多くの皆さんに私の曲を聴いてもらえるように「Music WorldでMP3の音声データを公開する」という結論に達しました。ただ、その場合に問題になってくるのはホームページサーバーに置けるデータの量。今公開に使っているBIGLOBEでは容量は標準で5MB、最大でも25MBまでしか拡張できません。私の曲は結構長いものが多いので、他の内容を置くスペースも考えると、置ける曲はせいぜい3?4曲でしょう。「MP3データを公開」を謳う以上、あまり曲数が少ないのも寂しいでしょうし。この問題にどうやって対処するのか…実はこれこそが「The “World” will change.」の核心なんですが…それはまた次回に触れるとしましょう。

【号外】 デジカメが来た!

このたび、新しくデジタルカメラを購入しました。嬉しくて仕方がないので、目下SSK Worldも大改造の真っ最中なんですが、今日のところはちょっとこの話をさせてもらいましょうか。


実は、我が家には長い間コンパクトカメラというものがありませんでした。結構年季の入った一眼レフカメラが1台あるんですが、これがとても重くて、旅行先に持って歩くには正直言って辛いな、と思うことも多かったですね。コンパクトカメラを買おうかな?というのは結構前から考えていたことなんです。

一方、ホームページを作るようになってからずっと、デジカメは欲しい道具の一つでした。写真画像をホームページで使う場合に、普通のカメラだと「撮影する→現像・プリントに出す→スキャナなどで読み込む→画質や色調を調整する」という手順を踏む必要がありますが、デジカメの場合は「撮影する」の次はもう「画質を調整」が出来ます。極端な話、旅行先でデジカメで撮った写真を、その日の晩に宿で編集、そのままホームページを更新…なんてことができますからね。これは魅力です。

デジカメが登場した頃はまだ性能も良くありませんでしたが、ホームページ用の画像ならそれでも十分でした。しかし、旅行などに出かけたときに保存しておく画像としてはやっぱり物足りません。当時の私にとって、この2つのカメラはあくまでも別物でした。

ところが、デジカメの性能が向上してきて、100万画素、200万画素…となってくると、そうも言えなくなってきました。実は、さらに決定的だった要素はプリンタの性能向上。昨年の末に購入したEPSON PM-800Cの光沢紙での出力は、もはや写真プリントそのもの…と言っても過言ではありません。これなら、「デジカメで撮影→プリンタで大伸ばし出力」も実に現実的です。コンパクトカメラはなくても、デジカメ1台だけあれば全部済んでしまいます。


さて、そうなるとどのデジカメを買うのか?…と言う話になりますが、私がデジカメを選ぶときに念頭に置いていたことがあります。それは「餅は餅屋」ならぬ「カメラはカメラ屋」ということ。デジカメは実にいろいろなメーカーが製造していますが、デジカメだって結局はカメラ。写真を撮るための道具ですから、カメラメーカーが長年積み重ねた写真撮影のノウハウが生きるはずです。もちろん、それ以外のメーカーの製品だからといって、即対象から除外したわけではありません。実際のところ、レンズ周りはカメラメーカーのOEMだったりしますからね。

もう一つ考えたのは、当然のことなんですが小さくて軽いこと。デジカメはフィルムを入れるスペースが不要で、これに伴い巻き上げ用モーターなど不要な部品が出てきますから、その分小さくできるはずなのに、まだまだ大きな機械が多いですね。確かに電子部品は増えていると思うんですが。


他にもいろいろなことを考えたんですが、結局は今月頭に登場したばかりの富士フイルム・FinePix4700Zに落ち着きました。この機械、432万画素「相当」の解像度(実際にはそこまでの能力はないようですが)を謳い文句にしていますが、他にもいろいろいいところのある機械です。本体も小さくて軽いですし、ちょっとした動画も撮れてしまったりしますし。

というわけで、昨日の晩に我が家にカメラの入った宅急便が届きました。早速使ってみようか…と思ったんですが、ここに意外な障害が待ち受けていました。それは、電源の問題。FinePix4700Zの電源は、単3乾電池型のニッケル水素充電池です。緊急時には普通の単3アルカリ乾電池も使えるという素晴らしい仕様なんですが、問題は付属の充電器にありました。まさか充電に13時間もかかるとは…。これでは旅行に持っていっても困ってしまいます。急速充電器は別売りされているので、予備の電池と一緒に購入することにしました。充電池・充電器が付属しているのもポイントの一つだっただけに、何だかだまされたような気分でした。

…と、それはさておき、これでSSK Worldにも写真をふんだんに使っていこうという気が出てきました。いろいろやってみるつもりですので、また楽しみにしておいてください。でも、これはページ改造とは別の話ですよ。「The “World” will change.」第2弾はまた改めて。

The “World” will change.(1)

プレステ2が発売されて1週間が経ちました。発売直後にはネットオークションで6万円台で取り引きされていたとか。あともうちょっと待てば定価で簡単に手に入ると思うんですけどね。人間は、何故か他人より先に手に入れることに執着します。私にもその気持ちは非常に良く分かるんですが。

もう一つ。3月5日の日本経済新聞朝刊を見ましたか?。何と、「トラックボールのレッツノートがほしい運動」があの日経の1面の特集記事に登場したのです。ユーザーが新商品の開発に影響力を持つようになっている…という趣旨の記事だったんですが、あんなところで特集されてしまうと大変です。Panasonicさんの対応はどうなるんでしょうか。私たちの期待に応えた新機種を開発してくれるのか、それとも逆に意地でも新機種は作らない…となるのか。


例によって1週間ぶりのご無沙汰でしたが、画面レイアウトがちょっと変わったことに気が付きましたよね。実は「The “World” will change.」を合い言葉に(?)SSK Worldを改造中なんです。とりあえずこの新レイアウトを先行して公開。基本的にはこれまでのデザインを踏襲しています。

これまでSSK Worldを訪問してくれた皆さんからいろいろとご意見を頂きました。その中でよく聞かれたものが「読み込みが遅い」「動作が重い」「途中でエラーが出て止まってしまう」というもの。データ量の多いページであることは自覚していましたが、エラーが出て止まってしまう現象については、結局原因が良く分からないままに過ぎてきました。

これまでのSSK Worldは、テキスト以外の表示にShockwave Flashを多用してきました。Flashオブジェクトを使うと、単一のオブジェクトを拡大・縮小して使い回しても画質が落ちませんし、マウスカーソルを載せるだけで反応して派手に動くボタンを作れます。しかも、ファイルサイズは意外なほどに小さい…と、有利な点は多いんですが、プラグインモジュールやActiveXコントロールというプログラムを別に起動して表示する事になるため、どうしても動作が重くなります。もしかしたら、エラーの原因もここにあるのかも知れません。

デザインそのものは自分でも結構気に入っていたので、このデザインの方向はそのままにShockwaveを使っていたところをGIF画像に置き換えてみました。画像サイズはそれほど変わらないんですが、動作は目に見えて軽くなっているはずです。他に使っていたプラグインについても、基本的には使わない方針です。


もうひとつのレイアウト上のポイントは、フレーム分割表示を廃止したこと。ネットサーフィンを楽しんでいる皆さんなら、フレーム分割を使用したページを表示するのに時間がかかることは実感していると思います。フレーム分割でメニューなど表示しておくのも確かに便利なんですけどね。もし、どうしても別フレームで表示したいものができたら、新しくブラウザの窓を立ち上げて対応する予定です。

もちろん、フレーム分割を廃止したことで読みにくいページになっては困ってしまいます。そこで、各ページの一番上と一番下にナビゲーション・バーとでも呼ぶべきものを付けてみました。SSK World内を階層に沿って移動できるようになっています。また、私へのお手紙はどこででも出していただけます。是非お手紙下さい…最近手紙に飢えてる寂しがり屋です。


今回の改造、表題で(1)と銘打っているとおり、もちろんこのレイアウト変更だけでは終わりません。現時点で一部のコーナーしか公開していないこと自体不気味でしょう?…いや、不気味だと思ってください。今後、少しずつその全容を明らかにしていきます。実は、現在公開中のページのどこかに、さりげなく書いてあることがあるんですけどね。ま、いいか。

松坂が浜松にやってきた

いよいよプロ野球もオープン戦がスタートして、本格的なシーズンの到来を感じさせますね。私の住む浜松でも、オープン戦が毎年1試合は開催されます。今年も例によって開催されましたが、それが今日。浜松市営球場の中日×西武戦です。

私は皆さんご存じのとおり(?)ドラゴンズファンですから、浜松で行われるドラゴンズ戦は出来る限り見に行くことにしています。週明けくらいから、今年もそろそろ切符を手配しよう…と思っていました。私は内野席で紳士的に野球観戦するのが好きなものですから、前売り券で買っておくことが多いんです。まあ、そんなにあわてなくても買えるな…と思っていたんですが、敵は意外なところに潜んでいたのです。

私をあわてさせたのが水曜日(1日)の朝刊でした。「松坂、次の登板日は5日」。…まずい。このままでは松坂目当てのしょーもない観客に切符が買い占められてしまう。すぐに買わなくては…というわけで、朝7時前なのにもかかわらず、早速新聞屋に電話しました。もちろん私の愛読紙は中日新聞と中日スポーツですから、いつもの新聞屋で切符が手配できるんです。

幸い切符は手に入りました…もう1塁側は売り切れで3塁側でしたが。母が新聞屋から聞いた話によると、ここ2、3日で急に売れ出したとか。これもきっと松坂効果でしょう。結局当日券はなかったとか。

土曜日(4日)の中日新聞(中日スポーツではなく)の1面には、何と練習する松坂のカラー写真が登場。相変わらずマスコミの人たちは松坂一人だけ追いかけています。さすがの松坂でも一人では野球は出来ないんですけどねぇ。ま、中日ではないどこかの新聞社の球団みたいにスタメンに何人でも無制限に出せると思ってるのと似たような勘違いです。


さて、いよいよ当日。前日の雨も上がり、なかなかの野球日和。バスと電車を乗り継いで球場に向かいました。

先に3塁側内野席で残念だったかのような書き方をしましたが、実は3塁側の座席には非常に嬉しいポイントがあります。それは、ホーム球団の陣取る1塁側ダッグアウトが正面に見えること。これは、1塁側座席にも、バックネット裏にも真似できない特権です。選手はもちろん、グラウンドではあまり見られない監督やコーチ陣の表情まで知ることが出来ます。私の席は3塁ベースの辺り、前から7列目。まさに特等席…だったんですが、今日ばかりはちょっと事情が違いました。

5回表の始まって少し経った頃。前の方がにわかにざわつき始めました。そのうち、みんな座席から立ち上がり、後ろの方からも通路にたくさんの人がなだれ込んできます。その下にあるものは見えませんでしたが、見なくたってわかります。どうやら松坂がキャッチボールを始めたようです。前の方の座席だったことが災いして、全く前が見えません。自分が試合を見られないのはもちろん腹が立ちましたが、グラウンドでプレーしているのに全く注目されていない選手たちがかわいそうでした。「試合が見えないぞ!」という怒号も飛んでいました…。

その松坂ですが、5回からの2回を投げて被安打4、失点4。まだまだ調整中でしょうから成績のことはどうのこうの言えないんでしょうけど、ドラゴンズファンとしてははっきり言って楽しい場面でした。

ライオンズの投手が交代した途端、席を立った人も多かったようですね。マスコミに洗脳されて、日本の社会全体が松坂が一人で野球をやってるかのような誤解をしているようです。ライオンズの選手の皆さん、彼よりも目立つくらいに頑張らなきゃダメですよ。

ドラゴンズ側にも、バリバリの現役大リーガー・ディンゴ選手のデビューという話題がありました。バッティングは迫力十分、心配された外野守備もまあまあ大丈夫そうですね。ちなみに試合の方は8?4でドラゴンズが勝ちました。よかったよかった。この時期の試合は結果ではなく内容だとは思うんですが、打線が繋がり小刻みに追加点をとれましたし、内容でも良かったのではないでしょうか。

【号外】 いち・に・さん・し

まずは前回の続きから。前回、2000年2月29日のいわゆる「うるう日問題」について取り上げて、「大したことは起こらないだろう」とコメントしたんですが…まさか郵便貯金のATMに不具合が出るとは思いませんでしたね。他にも結構いろいろとトラブルはあったようです。皆さん、年越しを乗り切って油断していたんでしょうか。

それよりも驚いたのは、100年ごとの調整だけ行い400年ごとの調整は考慮していないシステムがこれだけあった…ということなんですが、改めて考えてみたら西暦年を2桁で処理している場合、ごくごく当たり前のことだったんですね。「『00』年はうるう年ではない」と処理することは出来ますから。


…と、それはともかく、3月4日、ついに噂のプレイステーション2(以下「プレステ2」)が発売されます。ゲーム業界にとどまらず、あらゆる業界に大きな衝撃を与える製品として注目されていますね。

初代プレイステーションが発売されたのは12月3日。「いち・に・さん」と連呼するテレビCMが流されていたのを覚えています。プレステ2の発売日は平成12年3月4日。今度は「いち・に・さん・し」か?と思ったんですが、そう言うCMは今のところ見たことがありませんね。発表する側の皆さんは大いに意識したでしょうけど。

これまでも何度も新型ゲーム機、あるいは家庭用情報端末と呼ばれるものが登場しましたが、プレステ2にはこれまでの新型機と決定的に違うことがあります。それは登場時に既に数多くのソフトで遊べること。プレステ2では、初代プレステ用に数多く発売されているゲームソフトのほとんどを使うことが出来ます。コントローラー接続端子にも互換性があるようなので、私の持っているDance Dance Revolutionのコントローラーも使えそうです。

これまでありそうで意外になかったのがこの「互換性を持たせる」戦略でした。進歩の著しいこの世界では、旧機種との互換性を確保するのは1つの筐体の中に2台を詰め込むようなものですから、効率が悪いんでしょうね。プレステ2の中には、初代プレステのCPUとして使われていたチップが、何とインターフェース制御用として使われているとか。初代プレステだって、当時としては桁違いの能力だったはずなのに…落ちぶれたものですねぇ。

また、DVDビデオが再生できることもポイントの一つ。DVDプレイヤーの普及率はまだ高いとは言えない状況ですから、確実に大量に売れるプレステ2で再生できることは、特にDVDビデオの側から見て大きなプラスになるでしょう。プレステ2は発売から2日で100万台が出荷されるそうですが(これだけでもとんでもない話です)、これによってDVDプレイヤーの市場規模は一気に倍増するそうですね。

実は、最近我が家のプレステはどうも調子が悪く、本体を立てないとCD-ROMが読めない状況です。買い換えるくらいなら思い切ってプレステ2を…とも考えましたが、プレステ2は、ネット上で予約を集めたら1分間に60万件が殺到してシステムを止めてしまったくらいの大人気。この調子では当分は入手できそうにありません。まあ、SONYの初期ロットの製品は不具合がよく出るという話もありますし、しばらくは様子見をした方がいいような気もしますね。今は我慢しましょう。

【号外】 もうひとつのY2K

去年の年末は、いわゆる西暦2000年問題で世間は騒がしかったですね。幸い、細々とした問題は起きましたが、重大な事件は起きずに無事2000年を迎えることが出来ました。

私の友人の中には、ちょっとおかしな日付の電子メールを送ってきた人がいました。内容が読めないわけではないんですが、普通は日付順で並び替えされてしまうので、届いたメールを探すのに一苦労しました。私の場合は、仕事で電子メールを受け取ることがないのでまだ良かったんですが、仕事で送ってくるメールがこれでは困るでしょうね。

さて、私が前にこの問題について書いたときに、「2000年1月1日以外にもこうした問題が起こる日がある」と書いたと思いますが、明日、2000年2月29日はその一つです。2月29日があるという事は、今年はうるう年なんですね。

皆さんご存じのとおり、西暦年が4で割り切れる年はうるう年になります。しかし、100で割り切れる年はうるう年になりません。ただし、400で割り切れる場合には、その年はうるう年になります。2000年がうるう年になるというのは、この最後の規則が適用された結果なんですね。この最後の規則を見落としているコンピュータプログラムが日付情報を間違えてしまうかも……というのが「2000年2月29日問題」です。

年越しを無事に乗り越えたこともあり、今回も大事には至らないと言う見方が大勢のようですね。実際、

1. 4年に1度のうるう年すら考慮していないシステムも存在するわけで、こうしたシステムでは4年に1度時計の調整をすれば済みます。
2. また、4年に1度のうるう年のみ考慮したシステムなら、結果的に2000年はやっぱりうるう年になりますから、全く問題は起きないわけです。
3. 100年に1度の調整自体かなり特殊です。この調整を考慮した人が、400年に1度の調整を忘れるとは考えにくいんですが、どうでしょうか?

もう少し考えてみると、コンピュータの進歩はものすごいスピードですから、同じシステムを何百年も使うと言うことは考えられません。となると、うるう年への対応はせいぜい4年に1度の調整だけで十分なような気がしますよね?

また、初期のコンピュータは容量の制約が非常にシビアでしたから(そもそも西暦2000年問題の本質はそこにあったんですが)、100年も先のことを考えるよりも処理を簡単にする方を優先したと思います。それ以前に西暦を2桁で扱う人たちが100年単位の話を考えてるとは思えませんが。

こうした根拠から、私自身も今回の件については非常に楽観的です。それでも、ちゃんと銀行に通帳記入に出かけてしまうんですよね。まあ、前にも書きましたが「備えをした上で楽観的に構える」のが一番ですよ。

PHSの真価

前に、出先からのインターネット接続についての記事を書きました。いろいろな接続方法について触れたんですが、触れていなかった手段があります。それはPHSを使う方法です。別に忘れていたわけでなく、私が実際に所有していなかった…と言うのがその理由なんですが。


PHSは、皆さんご存じのとおり、簡易型の携帯型電話システムですね。「利用できる範囲が狭い」「移動中に使えない」といった理由で、携帯電話に比べると人気が落ちているPHSなんですが、PHSをインターネット接続などのデータ通信に使うと、携帯電話には負けないメリットが前面に出てきます。それは、通信速度の速さ。PHSの通信速度は通常で32kbps。さらに64kbpsでのデータ通信もサポートしています。普通の携帯電話の9.6kbpsとは大違いです。

「cdmaOneだって64kbpsじゃないの?」…と言われるあなた。それは確かにそのとおりで、私自身も先に書いているんですが、PacketOne64の場合、最大64kbpsで通信されるのは受信側だけで、送信側はたったの14.4kbpsです。PHSの場合、送信側も64kbpsですから、私のようにホームページの更新をしたい人には決定的な差になります。

実は、もう一つ大きな差があります。これは、cdmaOneの場合、データを細切れにして通信する「パケット通信」(インターネット上でのデータのやりとり自体もパケット通信です)になっているんですが、パケット通信の場合、話し中にはなりにくい代わりに利用者が多いと通信速度が低下します。実は、これが「データ量単位に課金」になっている……と言うよりもせざるを得ない理由だったりします。PHSの場合、現在提供されているサービスでは32/64kbpsの速度は完全に1回線に割り振られます。もし理論値通りに通信できた場合、PHSはcdmaOneよりもずっと安価に通信できることになります。もちろんその先の回線が混み合っている場合にはこの順位は逆転するかも知れないんですが。

さらに、これまでの弱点を克服しようとするPHSも登場しました。それがDDIポケットの「H"」。アルファベットのHに濁点を付けて「エッジ」とは、何とも人を食ったようなネーミングなんですが、これが結構侮れないようです。

H"は、通話中でも常に別の地上アンテナから電波を拾い続けるPHSです。より良い条件のアンテナが見つかり次第、そのアンテナに通話を切り替えていきます。通信自体はどこか1つのアンテナと繋がってさえいれば可能ですから、通信が途切れにくいことになります。もちろん移動中でもアンテナを探し続けているわけですから、切れにくくなりますね。

PHSには、端末や通信料金が安いこと、電波出力が小さいため消費電力も小さいこと、回路を小型化してPCカードと一体になったPHSのあることなど、嬉しい長所もいくつかあります。実は、これまで携帯電話でインターネット接続に成功していた場所ではたいていPHSも利用可能だったんですよね。新幹線で使う場合だって、駅のホームに入る直前から通信を開始して、ホームから出ていく頃まで接続しておくのなら全く問題ありません。

そんなわけで、最近PHSにも食指が動いているS.S.K.なんです。でも、他にも欲しいものはいろいろありますからね。困った、困った…。

【号外】 4年目に向けて

今日、2000年2月22日に、SSK Worldは公開3周年を迎えました。これも皆さんのご愛顧のおかげ…とは全く関係ないんですよね。例え一人もアクセスしてくれた人がなくても、SSK Worldはそこに存在し続けていたのですから。

幸い、この3年間で延べ2,552人の方がSSK Worldを見に来てくれました。1日平均約2.3アクセス。決して多くはありませんが、それでも着実に増えています。別にアクセスカウンタの数字を増やすことが目的だとも思っていないんですが、それでもやっぱり嬉しいものですね。あまりメールなど頂けないところを見ると、新しく見に来てくれる方は多くないようですが…。

今の場所に居を構えてから3年とは言え、その間にはほとんど何も手を入れていないと言う休眠期間が結構ありました。本格的に息を吹き返したのは、やはり昨年8月にWeekly SSKコーナーを開設してからだと思います。最低でも週に1回は更新するというノルマを自らに課したことで、他のコーナーにも手を入れる機会が増えました。私としても、「Weekly SSKを更新しました」ばかり履歴に並べたくなかったんですよね。このコーナーを始めたときの目論見は、こうして見事に成功したわけです。ですから、1999年8月22日はSSK Worldにとってもう一つの重要な記念日だと思っています。奇しくも「誕生日」2月22日とちょうど半年ずれているんですね。狙ったわけじゃなかったんですが。

これからも、SSK Worldをいろいろな自分の作品を公開する場として活用していきたいと思っています。音楽をメインにしながら、他の作品もいろいろ考えています。何しろ、この手の趣味の多さだけは自信ありますから…その腕前はともかくとして。

また、これまでと違ったホームページの使い方も考えていきたいと思います。よくある手段の一つとして掲示板がありますね。来てくれた人が書き込んでくれることにより内容が飛躍的に広がるんですが、あれも管理が結構大変ですからね。公開している本人の意図と全く関係ないところで書き込みが暴走したりするそうですし。この辺りについてはもう少し考えてみます。

これからも、週に1回くらいは覗いてみてください。きっと毎週何かが変わりますから。

Windows 2000 has come.

2月18日、ついにWindows 2000が世界各地で発売されました。Beta3版の一般公開から一貫してこの新OSを追い続けてきた私が、何故18日にWeekly SSKの号外を出せなかったか?…それは、私がWindows 2000を手に入れたのが18日の夕方で、その後ゆっくりインストールしたからです。今回の記事のために取材していた…ということもありますが。

Windows 95以来恒例になりましたが、全国各地で18日の午前0時に売り出されたそうですね。私の住む浜松でも何店かでカウントダウンが行われたようですが、18日朝の新聞記事によると、某店前には「数人が集まった」とか。さすがに自称PCオタクの私でも、そこまで物好きではありませんでした。真冬の、しかも平日の夜中ですからねえ。

それまで使っていたRC2版(プレリリース版)の使用期限は、使用許諾契約書によると「製品版の発売日まで」。ということは、18日のうちに製品版をインストールしないと契約切れと言うことになります。カウントダウンしてくれたおかげで、ちょっと時間の余裕も出来た…と喜んでいる人もいるんでしょうか。まあ、パソコンソフトに関する権利なんて、最もないがしろにされているものの一つですから、買わずにプレリリース版を使い続ける人もいるんでしょうね。自分でもパソコン用のプログラムを書いたこともある私としては、こういう権利は大事にして行かなくてはならないと思っています。幸い、私のLet’sくんにはちゃんと18日のうちに製品版Windows 2000をインストールすることが出来ました。


製品を購入したときに販売店からもらったのが、「Windows 2000用ドライバ」CD-ROM。前にBeta版の試用レポート(1) (2)で「Windows 2000を使う上での最大のポイントは周辺機器のドライバがどれだけ揃うかである」…とコメントしたんですが、OSに標準添付のドライバ以外に、かなりたくさんのドライバが用意されました。私の利用環境に関係するところでは、EPSONから公開されたPM-800Cなどの最新プリンタのドライバが入っていました。

このCDに収録されたもの以外にも、各社のホームページにはWindows 2000の発売に合わせて対応ドライバやBIOSアップデートなどが公開されています。各社の対応状況を見ると、Windows 2000に対する態度がわかってきますね。

例えば、IBMのホームページには、Beta3版が公開されている頃からWindows 2000対応の各種アップデートプログラムが公開されていました。非常に普及に熱心であろう事が伺えます。

逆にお寒いのは松下電器。Let’s noteのアップデートプログラムが製品版発売に間に合わなかったばかりか、次世代の周辺機器として普及の先頭に立ってきたはずのDVD-RAMのドライバも用意できなかったなんて…。製品版のWindows 2000は、発売よりもかなり前に各社に渡されているはずなんですが。


何人かの方から「Windows 2000ってインストールした方がいいの?」と訊かれましたが、私としては「もし全ての所有機器とソフトウェアがWindows 2000でサポートされているのなら、是非入れるべきでしょう」とお答えしたいと思います。OSそのもののポテンシャルは高いんですが、やはり一番大事なのは自分の使いたいように使えるかどうかなんですよ。…まあ、皆さんがチャレンジしてみるのを止めることはしません。でも、きっと苦労すると思いますよ。幸い私のCF-S21(Windows 2000はサポート外です)は大きな不具合無しで動作していますが。

冷蔵庫の存在感

事の始まりは、1個のイチゴからでした。朝食のデザートに出したイチゴのうちの1個だけが凍っていたんです。イチゴは、野菜室に入れてありました。我が家の冷蔵庫は10年前に購入した400リットルの5ドア。微凍結庫も装備され、既にきめ細やかな温度管理が定着しつつあった頃の製品です。野菜室に入れてあったものが凍るなんて考えられないことでした。そのときは、たった1個だけだったこともあり、「どうしたんだろう?」程度で過ぎて行きました。

次は、夜の台所に響く異音でした。冷凍室の辺りから「ぶーーーーん」という音がしているのに気が付きました。冷凍室を開けると、異音は止まりました。しかし、閉めるとまた同じような音が。さすがにちょっとこれはおかしいな…と思ったんですが、そのうち異音は止まったようなので、またそのままにしておきました。

そして…朝。冷蔵庫の中は大変なことになっていました。野菜室の中は冷凍室に、そして冷凍室の中は野菜室になってしまったんです。野菜はみんな凍ってしまい、冷凍してあった食品には溶けているものもありました。

母と二人で冷蔵庫の中身を取り出し(今、母と二人暮らしなんですが)、私が学生の頃に使っていた冷蔵庫の中に避難させました。野菜室と冷凍室の中にあったものの多くは、捨てざるを得ない状況でした。冷蔵室に入りきらなかったプリンは、母と、ちょうど帰省していた弟と一緒に食べてしまいました。

すぐに電気屋に電話して、修理をお願いしました。土曜日に修理担当の方に来ていただいて、2時間ほどかけてコンプレッサーの交換をしてもらったら、元通りに動くようになりました。…冷蔵庫って、こんなに静かだったんですね。異常が起きる前よりもずっと静かになりました。修理料は…無料。どうやら、我が家の冷蔵庫は前にリコールが行われた機種だったようです。費用次第では買い換えか?と思っていたところだったので、正直ほっとしました。


考えてみると、今回の場合はちょうど代わりに使える冷蔵庫があったからまだ良かったんですが、一般家庭に数多くある電化製品の中で、冷蔵庫は壊れたときに一番困るものです。他のものは、生活と密着しているとは言え、壊れたときでもなんとか他のものを使いながら対処することが出来ますが、冷蔵庫が止まってしまった場合、代用できるものが他にありません。そこに貯蔵してあった数日分の食料品が行き場を失います。特に、夏場だと食料品はあっという間に腐敗していきますから、影響は中身の一時的な損害だけでは済みません。毎日買い物に出かける羽目になります。

最近では西暦2000年問題が目前に迫ったときに停電への備えが話題になりましたが、もし突然電気が止まったら、やっぱり一番困るのは冷蔵庫と言うことになりますね。我が家の場合、停電が長期化すると深夜電気温水器が動かないのも問題になりますが。ともかく、私たちの現代生活は、こうした電化製品に支えられているわけです。今となっては全く電気に頼らずに生活するのは不可能に近いでしょう。とりあえずSSK Worldの更新も出来なくなってしまいますしね。

Always hot, but cool anywhere.