スピード帰還

2000年10月7日(土)

行程

船中~新潟港~(北陸道・上信越道・長野道・中央道・東名高速)~浜松着

走行距離

580.6km(通算2,709.0km)
※地図の複製は禁止します。


これが本当の船旅ですよ

帰りの船は何と特等船室でした。というのも、1等船室が既に満席で、私一人なら2等船室に転がっても良かったのですが、母が一緒ではそう言うわけにも行かなかったものですから。そのため、ずいぶん短い距離の、しかも急行料金の要らない通常便に変更したのにもかかわらず、差額はほとんど0でした。実は、往復割引が適用されなくなったことも大きいんですけどね。

もちろん、特等だけに装備も充実していて、ベッドの幅も倍くらいありましたし、何と船室ごとに風呂が付いていました。長距離運転で疲れた身体をゆっくり休めることが出来てありがたかったですね。

海の方も穏やかで、往路の地獄絵図とは全く違う快適な船旅になりました。得意げに「本当の船旅って言うのはこんななんだよ」とか言ってみましたが、別に私が得意がることでもないんですよね。

こんな経路もある

船は午後3時頃に新潟港に到着しました。新潟から浜松に向かうためには、素直に考えれば東京まで関越自動車道を走り、東京都内を抜けて東名高速で浜松に向かう…となるのですが、パソコン・カーナビに経路探索させると、弾き出されたのは全く別ルートでした。それがこの地図の経路。見た目は結構遠回りに見えますが、実はこれでも東京周りとほとんど同じ道程になります。東京周りだと一度一般道(環八通り)を経由する必要があり、渋滞が避けられないのに比べると、このルートなら全線高速道路ですから、スムーズに流れてくれればずっと短い時間で帰ることが出来ます。

上越から長野方面に入ってくる上信越自動車道は、長野オリンピックの開催に合わせて整備された道路ですね。こういう国家的プロジェクトのお陰で基盤整備が進むのも地元の人たちにはありがたいのでしょう。ただ、とりあえず開通した…という段階で、まだ対面通行の区間がかなり長いです。時速100km近いスピードですぐ脇を車がすれ違うのは、精神的にかなり消耗しますね。しかもそれが長いトンネルの中だったりしますから、こうなるともう一種の極限状態です。

新潟を出発してから約7時間後、午後10時頃に浜松の我が家に到着しました。「ミレニアム北海道」ツアーも、無事これで終了です。さすがに最後の2日間で一気に1,000km以上を運転した私の足腰にはかなり疲労が溜まっていましたね。しかも、この足で翌日は祖父のお見舞いに出かけ、さらに100kmが追加になったのですが。

お疲れさまでした

こうして11日間の「ミレニアム北海道」ツアーは終わりました。こんなに長期間の旅行をすること自体本当に久しぶりでしたね。俗世間から離れてゆっくりとした日々を過ごすことができました。最後に少々急かされてしまいましたけど、全く順風満帆な旅行よりもむしろ、ちょっとしたハプニングがあった方が心に残るものかも知れません。天候についても悪い日がありましたが、これだけ長い旅行ならどうしても避けられないことです。むしろ、悪い天気も楽しむことが出来るくらいの余裕が必要ですね。

母もこの旅行を十分に楽しんでくれたようです。ただ、小樽の街でゆっくり出来なかったのは心残りらしく、「今度は小樽に行こう」と話をしています。こんな調子でいるうちは老けないでしょうね。そんな意味では、ちょっとは親孝行が出来たかも知れません。


Mobile Check!

いろいろな場所からインターネットへの接続にチャレンジした11日間でしたが、思ったよりもずっと快適でした。結局のところ、宿のあるような場所ならたいていの場合は何とかなると言うことなんですよね。特に、H”内蔵カードを使った通信は完全にワイヤレスの環境で、しかも高速な通信を使えるので快適そのものでした。これに慣れてしまうと、携帯電話なんて使う気になれません。携帯電話に特化したコンパクトなシステムであるiモードはまた別ですが。

あと、今回意外に頼りになったのが公衆電話。携帯電話が増えるのにつれて公衆電話の設置台数は年々減少しているそうですが、公衆電話は携帯電話の基地局よりは遙かに安価なインフラですし、まだまだいろいろと使い道があります。公衆電話そのものを情報端末にしてしまう…なんて言う展開も考えられますよね。

ともかく、全ての通信手段から好きなように選択できる場所ばかりではありませんから、結局はいろいろな通信手段を利用して臨機応変に対応していくしかありません。それがモバイルの道。「モバイル道に王道はない」のです。

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