5(+1)台のレッツノート

1996年6月に初めての「レッツノート」・AL-N1が発売されてから、間もなく満20年を迎えますが、考えてみると、その20年のうち8割ほどの期間は、私もレッツノートと共に過ごしてきたことになります。

私はこれまでに、モバイルノートPCとして5台を購入していますが、他社のいろいろなタイプの製品と比較してみるものの、最後に「購入しよう」という決心にまでたどり着くのは、いつもレッツノートでした。皆さんご存じの通り、お値段は相当高価なんですが、損をしたと思ったことは一度もありません。今日は、私が使ってきたレッツノートを振り返りながら、ちょっと昔話でもしてみましょうか。

続きを読む “5(+1)台のレッツノート”

Rが帰ってきた

パナソニックから、レッツノートシリーズの2014年秋冬モデルが発表されました。LX、MX、SXという従来のラインナップは、順当に基礎体力がパワーアップされました。そして、ここにもうひとつ新しく加わった新製品があります。

CF-RZ4は、B5判の大学ノートとほぼ同じフットプリントで10.1型・1920×1200ドットの高精細なIPS液晶画面を持つ、現行ラインナップではいちばん小さなレッツノート。かつてのAXシリーズや現行のMXシリーズと同様に、タッチパネル付きの画面が「360度開いて」タブレット形態でも使える…という、いわゆる2in1タイプの製品になります。

JEITA 2.0基準で約10時間という、まる1日使うには十分のバッテリーライフを持ちながら、重量はたったの745g。「コンバーチブルPCとして世界最軽量」だそうです。しかし、これだけ軽くても、きちんとレッツノート基準の耐久テストをくぐり抜けていますし、インターフェースはUSB 3.0×3ポートに有線のLANポート、さらにはHDMIだけでなくアナログVGA出力まで備えています。現物を見るまでは分からない…とはいえ、いつものレッツノートと同様、妥協のないビジネスモバイルとして開発された製品であることは間違いありません。

続きを読む “Rが帰ってきた”