野球の季節

いつの間にか、すっかり野球の季節になりました。月曜日・25日から、甲子園球場でセンバツ高校野球が始まっています。地元・静岡県からは今年も出場校がありません。そのせいか、応援する側としての盛り上がりは全然なく、気が付いたら始まっていた…という感じです。今年は桜の咲く時期が早かったせいで、却って心の準備が出来ず、ちょっと調子を狂わされてしまったのかも知れませんけどね。恒例の入場行進曲は「明日があるさ」。見事リバイバルヒットを果たした往年の名曲ですね。これはいい選曲でした。

センバツ高校野球では、秋の地区大会で優秀な成績を収めた高校の中から、その名の通り「選抜」された高校が出場します。さらに、去年からは「21世紀枠」と称して「部員不足や自然災害などの困難を克服したチームや、他校の模範となるようなチーム」などから2校が選ばれることになりました。当初は21世紀枠にあまり良いイメージを持っていなかった私なんですが、去年は21世紀枠で出場した沖縄・宜野座高校がベスト4に残る大活躍を見せ、夏の高校野球にも出場しました。もともと、21世紀枠の選考基準に「地区大会ベスト8」というのがありますから、実力が全くないわけでもないんですけどね。今年も、北海道・鵡川高校が初戦を勝ち抜いています。今後の活躍に期待しましょう(後日注:残念ながら2回戦で敗退してしまいましたね)。


今年のセンバツでは、前代未聞の不祥事が発覚してしまいました。第4日(29日)の第2試合で、福岡・福岡工大城東高校の副部長が、バックネット裏から見た相手チーム投手の情報などをメモして、ボールボーイを通してベンチに渡していたことが発覚しました。新聞などの報道によると、副部長が独断で、ルール違反と知りながらメモを書き、しかも結果的にはベンチに情報が伝わっていなかったようなんですが、それでも実際に行われたことはベンチ外からの情報伝達であり、スパイ行為と疑われても仕方ありません。

幸か不幸か、ゲーム自体は手に汗握る延長戦の末に福岡工大城東高校が勝利しました。高校側では2回戦出場の辞退を申し入れましたが、高野連側は「選手は悪くない」として2回戦出場を決めました。確かに選手は一生懸命試合に臨んだわけで、悪くはないし、むしろ疑いをかけられてかわいそうかも知れませんが、フェアプレーの精神を旗印に掲げ、教育の一環であることを強調する高校野球だからこそ特に、指導する立場である大人たちの不正行為が選手たちにどんな影響を与えるのか、それをもっと厳しい態度で示すべきだったと思います。


土曜日・30日からは、プロ野球も開幕しました。我らがドラゴンズは、本拠地・ナゴヤドームに前年度の覇者・ヤクルトスワローズを迎えての試合でした。…と書いて、何だか変だな?と思ってしまうんですよね。これまでは、前年度に上位だったチームの本拠地で開幕戦が行われていたんですが、今年は地域バランスを考えて開催地が決められました。これまでなら開幕戦なんて全然考えられなかった札幌ドームでも試合が行われましたね。より多くの地域の人たちが楽しめるようにするのはいいことだと思います。

それにしても信じられないのは開幕戦の中継を担当した東海テレビ。ドラゴンズが追い上げを見せ始めた8回裏になって、時計が9時に近づくと「まことに申し訳ありませんが…」と放送を打ち切ってしまいました。もちろん我が家ではスカパー!がありますから、試合終了までちゃんと中継が行われ、実害は全くないんですけどね。

結局、試合の方はスワローズが5対4で勝利しました。オープン戦では全く勝てなかったドラゴンズ。公式戦が始まっても突然強くはなれなかったようです。故障者も続出し、評論家の人たちの予想もリーグ5位、6位ばかりで芳しくありませんが、シーズン終了の頃にはそんな人たちをあっと言わせるような活躍を見せてほしいものです。…こんな風にどうしても期待してしまうのがファン心理なんですよね。

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