下田LIFE

2008年も残すところあと4日。最後の日曜日がやってきました。今年も、社会でも私の身の回りでも実にいろいろなことがありました。それでも、私たちは何とか新しい年を迎えることができそうです。ありがたいことです。

金曜日・26日に、妻の紫緒に頼んで年賀状を投函してもらいました。「25日までに」という郵便局からの呼びかけにはちょっと間に合いませんでしたが、これなら何とか元日には皆さんの手元に届けてもらえるのではないでしょうか。こんなに早く年賀状を投函できたのも久しぶりです。…というより、最近は年賀状そのものが出せない年が結構ありましたからね。こんなところにも幸せを感じる年の瀬です。


我が家での今年最大の出来事は、やはり引っ越しをしたことでしょうか。伊豆半島の先っぽ・下田市に住み始めて9ヶ月が経ちましたが、浜松市に住んでいた頃と比べると、どうしても不便は感じています。

特に困るのは、買いたいものが店頭に並んでいないこと。下田には浜松の30分の1しか人が住んでいませんから、店の数もそれだけ少なく、品揃えで及ばないのは仕方ない部分もあるとは思うんですが…。そのせいか、今年はネット通販による買い物がずいぶん増えました。立地条件の差をほとんどゼロにしてくれるのはありがたいんですが、やっぱり現物を手に取って見られない不満は残ります。

ミスタードーナツがない話はしばしばネタにしていますが、このように特定のチェーン店に依存する商品の場合はもうお手上げです。モスバーガーサーティーワンのように店舗がありさえすれば済む話なんですが、やっぱり地理条件に進出が邪魔されているのでしょうか。


もう一つ声高に主張しておきたいのが、下田市にはセブンイレブンがないこと。隣の河津町にも松崎町にもあるのに…。コンビニならローソンファミリーマートも、サークルKもちゃんとあるんですが、セブン銀行のATMで静岡銀行の口座から手数料無料の取引をしたい私としては、「セブンであること」が重要なんです。

セブンイレブンは、他のコンビニチェーンと比べると、地方での展開に積極的ではないような気がします。おそらく地域単位での採算性を重視しているのでしょうけど、裏を返すと下田が「田舎である」ことを実に雄弁に物語っている事実ではないかと感じています。

田舎であるといえば、もう一つショックだったのが、下田市には光ファイバーによるネット接続サービスがないことでした。結局自宅ではADSLで接続していますが、速度は現在下り約7Mbps、上り約1Mbpsといったところ。思っていたよりはまともで、この点ではホッとしています。この程度のレベルが確保できていれば、来年はまたおもしろい話題が用意できるかも知れません。もう少しお待ちください。


下田に住んでいてもう一つ気になったことがあります。一度、土曜日の真夜中から娘が半日ほど泣きやまず、困ってしまったことがありました。消防署が24時間相談を受け付けてくれたのは助かりましたし、その後時間外の当番病院にかかりつけの小児科の先生が来てくれたときにはびっくりしました。市としては、できる範囲でサポートをしてくれています。

しかし、その後で大きな総合病院に連れて行くことになったときに、ちょっと頭を抱えることになりました。連れて行く先は、伊豆の国市の順天堂大付属静岡病院。車で2時間ほどかかります。30分圏内に同じくらいのレベルの大病院がいくつもあった浜松と比べてはいけないのでしょうけど、さすがにこれでは不安です。まあ、いよいよ緊急事態になれば、ヘリコプターに来てもらうのでしょうけど。

紫緒に聞いたところでは、下田市には現在分娩のできる病院が一つしかないのだそうです。住民が減ってくると、医療体制はかなり早い段階で割を食うインフラの一つ。医師もプロであり、それで生計を立てていかなくてはならない以上、需要の少ないところに人材が集まりにくいのは仕方ないところもありますが、住民としてはもう少し何とかしてほしいものです。


ひどい話ばかりしましたが、良いこともあります。伊豆半島内の観光地に日帰りで悠々とアクセスできるのは、ここに住んでいないと得られないメリットです。普通の皆さんだと、2~3泊くらいして「観光だ!」と気合いを入れて来ても、そう多くの観光地は回れませんよね。

今年はずいぶんいろんな場所に遊びに行きました。1度ならず2度、3度と繰り返し訪れた場所もあります。十分な滞在時間を取って、ゆったりと楽しめました。ただ、これでもまだまだ訪れていない場所はたくさんあります。年が明けてからが旬のスポットもいろいろありますし、これからも週末には積極的に出かけて、ここでも報告するつもりです。

下田での暮らしが、総合的に見て生活環境としてプラスなのか、マイナスなのかは、人それぞれの判断基準で全然違ってくると思います。いつまでここに住むことになるのかはわかりませんが、少なくともあまり後ろ向きに考えず、現在の環境のプラス面はできるだけ享受したいな…と思っています。

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