Xiにこだわるべきか

いよいよスマートフォンへの機種変更に向けて頭が回転し始めている私。情報の整理もいろいろと進めているところです。
これまでにも、2011年末から2012年初頭にかけての新機種について考える中で、私が何度となくキーワードに挙げているのがXi(くろっしぃ)。NTTドコモの次世代移動体通信サービスで、初めてのXi対応スマートフォンが、ちょうどこの時期に投入される見込みになっています。
Xiは、国際的にはLTE(Long Term Evolution)と呼ばれ、もともとはNTTドコモから提唱されて国際規格になったものです。通信速度は受信時最大37.5Mbps、送信時最大12.5Mbps(一部の屋内施設では受信時最大75Mbps、送信時最大25Mbps)と、現在のFOMAハイスピード(受信時最大14Mbps、送信時最大5.7Mbps)よりも格段に速く、回線容量や遅延の少なさでもFOMAより向上します。
2010年12月に始まったばかりで、ようやく県庁所在地の中心街でのサービス展開が始まったところです。サービスエリアの展開予定を地図で見ると、私の住んでいる浜松市では来年初頭までにサービスの始まる予定はありません。もっとも、Xi対応通信端末は、FOMAエリアでも通信できるデュアルモード端末となっていますから、サービスエリアの面では困ることはなさそうですが。


Xi対応端末を購入したとしても、私にとっては当初はFOMA端末と全く変わらない…ということになりそうで、FOMA専用端末よりは大きく、重くなるであろうXi対応端末を選ぶべきか?が悩ましいところです。
「2年縛り」が当たり前になった現在、今度機種変更する端末とはおそらく2013年末までタッグを組むことになります。さすがに2年が経つ間には政令指定都市である浜松市でもXiのサービスが開始されるでしょう。Xiならではの新サービスが始まったときに、対応端末ならすんなりそこに乗れることになります。FOMA専用端末を選べば、2014年まで指をくわえて待たなくてはなりません。微妙なタイミングです。
一方で、今シーズンがXi対応端末のデビューであることは、ちょっと不安な要素でもあります。普及が進む間に端末の仕様が変更されて、初期の製品だけは新サービスには対応しません…なんてこともあり得ます。もっとも、ソフトウェアの変更や追加で柔軟に対応が可能なスマートフォンですから、何とかなりそうな気もします。


弟のささっちが、次にもしドコモ端末に乗り換えるなら…という条件として「防水、Android、Xi対応」を挙げています。現在のところ、この冬に登場する予定のXi対応スマートフォンは4機。もちろんすべてがAndroid機でしょうけど、防水についてはまだわかりません。
巷で名前が挙がっている製造元のうち、富士通東芝(また新サービスの露払い役ですね)、そしてNECカシオは防水端末のノウハウを持っている会社ですから、防水対応には期待したくなります。しかし、おそらくFOMA端末よりも消費電力が大きく、当然発熱も大きいはずのXi対応端末で、さらに防水まで仕込む余裕があるのかどうかはちょっと疑問です。Xi対応端末はおそらく各社ともハイエンド路線を狙ってくるでしょうから、その点でも防水への対応は後回しとなりそうな気がします。
私としては、N905iμF-03Bと機種を換えてきたくらいですから、携帯電話に関しては見た目にこだわりたいところもあります。また、防水については是非とも押さえておきたいところです。そうなると、当面は使えないんだから…と割り切って、Xi対応にはこだわらない方が良いのかも?と思ったりもします。
結局のところ、一番問題になるのは、実際にどんなラインナップが登場するのか?なんですけどね。気に入ったものがあれば、それが最終的にはベストの選択になるはずです。そんな意味では、先日見てきたXperia ray(SO-03C)は結構ポイントが高いですね。「女性向け」が前面に出ていますが、男性が使ったって良いはずです。色もあえてピンクを選んでみるとか(笑)。



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コメント

“Xiにこだわるべきか” への1件のコメント

  1. S.S.K.のアバター
    S.S.K.

    Xiについてもうひとつ気になるのが、料金がどうなるのか。現在、データ通信専用でサービスが提供されているXiなんですが、FOMAと似た2段階定額制が採られているものの、上限はFOMAの2段階定額プランの上限より高く設定されていて、しかもデータ量が5GB/月を超えるとこの上限よりさらに追加で課金される…というシステムになっています(現在はキャンペーンでFOMAとほぼ同じになっていますが)。
    音声端末が投入されるときに、何らかの料金体系の見直しは行われるのではないかと思いますが、ほとんどXiの恩恵にあずかれない地方のユーザーにもこのままの料金体系が課されるとなると、かなりの割高感があります。Xi対応モデルでFOMAのみ利用を前提とした契約はできるのかも含め、今後の注目ポイントになりそうです。

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