スマートメディアが壊れちゃった

一昨年の夏に続いて、Panasonic製パソコンユーザーの集う情報の宝庫・FPANAPCの「新着リンク」に名前を紹介していただいています。「気になる情報が多数」と、素晴らしいお褒めの言葉(と勝手に自己満足していますが)まで頂いてしまいました。アクセスカウンタの数字も増えています。全国のれっつらーの皆さん、ようこそおいでくださいました。Let’s noteの話以外にもいろいろ書いていますので、是非覗いてみてくださいね。

FPANAPCの皆さんの情報に基づいて実験していることも多く、こうして紹介していただいていることにはちょっと申し訳ない気持ちもあります。ときどきLet’s note関係で質問のMailを頂くこともありますが、FPANAPCを覗いてみるとちゃんと答えが見つかることもあったりしますね。会員制のFPANAPCフォーラム、オープンなWWW。それぞれに長所も短所もあるとは思っているんですが、私にはこのスタイルが性に合っているようです。


今回は、久しぶりにデジカメが話題の主役になります。一昨年の春にFinePix 4700zを購入して以来、SSK Worldでは写真をいろいろなところで使うようになりました。ビデオカメラを購入して以来は少し出番が減りましたが、より高解像度の画像が記録でき、しかも撮影時の重量がたった3分の1という機動性の高さは強力で、今でもSSK Worldで使っている写真のほとんどはFinePix 4700zによるものです。デジカメそのものは主役になることはなくても、常に重要な位置を占めています。

スマートメディアとメモリースティック

FinePix 4700zでは、写真画像の記録媒体にスマートメディアを採用しています。スマートメディアは半導体メモリーによる記憶媒体では最も一般的に使われているものの一つで、特徴的なのはその1mmもないくらいの薄さでしょうか。この写真だとわかりにくいんですが。

こんな小さなデバイスでも、現在のところ最大128MBのデータを保存することが出来ます。また、携帯サウンドプレイヤーなどで著作権保護に利用するために、スマートメディア1枚1枚にユニークなIDナンバーを記録したものが普通になっています。こうした仕組みは、メモリースティックやSDメモリーカードにも備わっていますね。

スマートメディアの長所としては、薄さや軽さの他にその入手の容易さでしょうか。何しろ、コンビニで販売されているのを見たことがあるくらいですからね。また、この手の媒体としては先行して登場したためか、価格自体もかなり安価です。一方、気になるのは、先の写真を見てもわかるとおり電極が広く露出していること。スマートメディア以外だと、電極は直接触れにくいようにくぼんだ場所に配置されていて、その面積もこれほど広くはありません。


私がFinePixからパソコンにデータを読み込むとき、最初は専用のUSBケーブルで接続して転送する方法を採っていました。その理由は、先にも挙げている露出した電極が気になったから。ケーブルでの接続なら、スマートメディアを直接触ることなく作業が行えますからね。USBで接続したFinePixは、パソコンの側からはそれ自体がリムーバブルメディアとして認識されます。Windows 2000以降なら、OS標準のドライバでアクセスできますから取り扱いも楽です。

しかし、しばらくしてからPCカードスロットに差し込むアダプタを購入し、これを使うことになりました。購入した理由は転送速度の差。PCカードスロット経由の方が圧倒的に高速なんです。また、USBケーブルに比べると、外出時に持ち歩く荷物もずいぶん少なくて済みます。

ところが、いつもの通りFinePixからスマートメディアを取り出し、PCカードアダプタに装着してLet’s noteに差し込んでみたところ、「フォーマットされていません。フォーマットしますか?」とメッセージが表示されました。接触不良かな?と思い差し込み直しても状況は変わりません。不審に思いFinePixに戻してみると、「CARD ERROR!」と表示されて撮影が出来ない状態。どうやらスマートメディアが壊れてしまったようです。その後何度か試してみたものの、結局中の写真データを読み出すことは出来ませんでした。その枚数約60枚。一度に銀塩写真よりも多くの枚数を記録できるだけに、それを失ったときのショックもまた大きなものです。

スマートメディアについては、他でもこのように突然壊れてしまう例を聞いたことがあります。その原因は、やはり電極が露出していることにより静電気等で破損する…というのが多いようです。そうだとすると、特に冬場のスマートメディアの取り扱いには気を付けなくてはなりませんね。私が壊してしまったときのようにフリースのジャケットなんて着ている状態で素手で触るのは論外ですね。慣れからの油断があったかも知れません。


壊してしまったものは仕方がないので、新しいスマートメディアを購入するためにパソコンショップに向かいました。今回は、最大容量である128MBの製品を7,000円で購入。もちろん、FinePix 4700zで使用可能なことは確認済みです。これまで使っていた64MBを購入したときの価格よりも2,000円近く安くなっています。より良いものが安く買えるのはいいことですが、技術の進歩に伴う価格低下の速さには驚くばかりです。



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