デジカメ、世代交代

ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 スペシャル・エクステンデッド・エディション」を買ってきました。初作の「特別延長版」同様、4枚組9,800円の超豪華版ソフトですが、その「エクステンデッド度」はさらにエスカレートしています。何しろ追加されたシーンは実に43分。「3時間以内で」という上映の都合上の呪縛から解き放たれた制作陣が、呆れるくらい好き放題に作品作りに励んでいます。

全部で3時間43分という長さですが、緊張感は緩むことがありません。むしろ、挿入されたシーンのおかげでストーリーの流れがわかりやすくなっていますね。来春には3部作の完結編「王の帰還」が公開されるとのことなので、そのときまでにじっくり予習、復習をしておくことにしましょう。それにしても、この調子だと「王の帰還」のスペシャル・エクステンデッド・エディション(間違いなく登場するでしょう)は4時間を超えるでしょうね…。


冬のボーナスの季節になりました。毎年減り続けてはいるものの、私は今年も何とかボーナスをもらうことが出来ました。なかなか景気も良くならない昨今、もらえるだけでも十二分に幸せなんですけどね。

ボーナスが出るとついつい派手な買い物をしてしまいます。去年の冬みたいな大物の予定はありませんが、せっかくいただいたお金ですから、少しは自分の好きなものを買いたいですよね。本当はもしもの時のために貯めておかなくてはいけないんでしょうけど…。今年も、私の家にはいくつか新しいものが増えることになりそうです。実は冒頭のDVDもその一つなんですけどね。普段だったらあの値段では間違いなく買うのを躊躇しています。


DiMAGE XtとFinePix 4700z・正面から

今年のボーナスの一部は、新しいデジカメになりました。コニカミノルタのDiMAGE Xt(写真左)です。コニカミノルタは、その名の通りどちらも写真機メーカーのコニカとミノルタが今年8月に合併した会社ですね。「カメラはカメラ屋」という選択基準は、先代・FinePix 4700z(写真右)を買った頃から変わっていません。

そのFinePixも、別に壊れてしまったわけではないのですが、最近になって電源を入れてもカメラがメモリーカードを認識しなかったり、メモリーカードを取り出したら撮影した写真が全て消えてしまったり…ということが立て続けに起こりました。どうもメモリーカードとの接触が悪くなっているのではないか?と思うのですが、これでは安心して使えません。カメラにとって何よりも重要な性能は「確実に写真が保存できる」ですよね。その点ですっかり信頼を失ってしまいました。

FinePixを購入してからもうすぐ4年。この間デジカメは劇的に進歩し続けました。今や、コンパクトカメラではフィルムカメラに完全に取って代わりそうな勢いです。画質ではすっかり遜色なくなり、お手軽さでは大きく上回っています。特にここ1、2年では、フィルムカメラより構成部品の容積が小さい(フィルムが要らないこと自体有利なわけで)という利点をフルに発揮した、コンパクトな製品が数多く登場しました。おかげで私も非常に選択肢が増えて嬉しい悩みだったんですが。


2台を並べて見比べてみると、DiMAGE Xtのコンパクトさが際だちます。サイズが一回り小さいだけでなく、撮影時の重量も147gで、302gのFinePix 4700zの半分以下です。カメラは軽量になるほど手ぶれしやすいので、軽ければいい…というものでもないのですが、携帯のしやすさという面では軽さは重要な能力です。軽いとはいえ、筐体はアルミ製で強度は十分。製品ロゴなどの処理も丁寧で高級感があり、好きなデザインです。

DiMAGE XtとFinePix 4700z・側面から

そして、最大の特徴は側面から見たときに明らかになります。並べてみると、DiMAGE Xtは厚さがFinePix 4700zの半分くらいしかありません。しかも、撮影中もレンズが全く飛び出しません。筐体内でプリズムを使って光を90度屈折させ、全くレンズの飛び出さない3倍光学ズームを実現する…という意表を突いた技術が、このスマートな筐体を実現しています。これなら、窓に密着させて外の景色を撮ることもできます。落としたときに飛び出したレンズ部分が折れる…というトラブルもなさそうですし。

電源を入れたときにレンズを繰り出す必要がありませんから、電源を入れてから1.1秒という劇的な早さで撮影が可能になります。ただ、この独特の構造のせいかどうかはわかりませんが、シャッターを半押ししてからピントが合うまでに微妙に待たされる感覚がありますし(これは多かれ少なかれどんなカメラにもあるので慣れの問題なんですが)、ズームの動作音もちょっと大きめです。あと、レンズ関係ではマクロモードに切り換えずに15cmまで寄れるのもいいですね。これなら、何も考えずにとりあえずシャッターを押せば写真が撮れます。

SDメモリーカードでデータ転送

もう一つこのカメラにする決め手になったのは、記録にSDメモリーカードを使っていること。スマートメディアよりも取り扱いに気を遣わないことはもちろん、私にとって最大の利点はレッツノート・CF-R2に直接SDメモリーカードを差し込んでデータが移せること。これなら、PCカードアダプタもUSBケーブルも、余計な荷物は一切要りません。

そして、さらにもう一つポイントだったのは価格。FinePixでは結局一式で10万円近い買い物でしたが、DiMAGE XtではUSB接続キットや充電台が付属して3万円強でしたからね。薄さや軽さばかりか、価格まで半分以下…それどころかほぼ3分の1になってしまいました。これもまた技術の進歩のおかげなんですが。

言うまでもなく、デジカメはSSK Worldにとっては取材のための最重要アイテムの一つです。より小さく、より軽く、より自由自在になった新しい相棒と、これからどんどん仲良くしていきたいですね。いろんな場所に連れ回してやろうと思っています。


FinePixの凹み

FinePixは下取りに出すつもりで店に持って行きました。一応問題なく撮影は出来ますし、付属品も全て揃っていましたが、フラッシュの部分にちょっと凹みがあったせいで、何とゼロ査定になってしまいました。技術の進歩が速いデジカメだけに、古くなると評価額が大きく下がってしまうんですね。

仕方なくそのまま持って帰ってきましたが、おかげで今日はこうしてDiMAGE Xtとのツーショットを撮ることが出来ました(苦笑)。そのまま家に保管しても、まず使うことはないでしょうから、改めてリサイクルショップに売るなどの方法を考えてみましょう。



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