この週末は、浜松に帰省していました。目的は、土曜日・5日に開催予定の「鹿島の花火」を見に行くこと。もともとは8月1日に開催される予定が、天気などの都合で翌2日に延期され、さらにこの日に延期されていました。以前にもお話ししましたが、この花火大会を見に行くのは妻・紫緒の親戚一同の集まり…という面もあり、今回も下田から駆けつけました。
花火大会は無事開催され、今年も華やかな光と重低音の祭典を楽しませてもらいました。これについてはまた別の記事として紹介させていただくこととして、今回は浜松からの帰り道にららぽーと磐田に寄ったお話をしましょう。
ららぽーと磐田は、三井不動産が開発を行い、ららぽーとマネジメント株式会社が運営している大型ショッピングモール「ららぽーと」の一つで、今年6月にオープンしたばかりです。主に首都圏に数多くの店舗が展開されていますが、これが静岡県に進出するということで、地元ではかなり注目されました。
東名高速道路の遠州豊田パーキングエリアのすぐ北に隣接しているのが大きな特徴の一つ。ここには、ETC装着車なら乗り降りができるスマートICが設置されていて、高速道路を降りればすぐそこがららぽーとの駐車場…という環境が整備されています。この立地条件とETC向けの様々な通行料割引を生かして、地元の磐田市や浜松市などの他、静岡県中部や愛知県からの集客も期待しているらしいですね。
私たちがららぽーと磐田に行くのは、実はこれが2回目。最初に行ったのはオープン間もない頃で、とにかく人がたくさんいたことと、娘が寝てしまったので、抱っこしたまま連れて歩くのにちょっと大変な思いをしたことくらいしか覚えていません。これでは良いイメージなど持てるはずもありません。
ところが、今回は紫緒から「ららぽーとに行ってほしい」というリクエストがありました。前回行ったときに、「ここでなくては」手に入らないものがないと、わざわざ出かけるだけの魅力はないな…と思っていたんですが、彼女はどうも「ららぽーとでなくちゃ」というものを見つけてしまったようです。
ららぽーと磐田の中には、ベルギー生まれのチョコレートのブランド・ゴディバが出店しています。もちろんあのオシャレなチョコレートが買えるわけですが、ここでは「ショコリキサー」というチョコレートドリンクも売られています。紫緒のお目当てはこれ。何しろ、先月のお台場ツアーのときにも、これを楽しみの一つにしていたくらいですからね。
紫緒が頼んだのは、お台場のときと同じ「ミルクチョコレートデカダンス」。私は「ホワイトチョコレート抹茶」を注文してみました。どちらも細かく刻んだチョコレートが混ぜ込まれていて、上質、濃厚な期待を裏切らない味わいが楽しめるんですが、さすがに少々甘すぎるかも。私には、前回頼んだ「ダークチョコレートデカダンス」くらいが丁度良かったかもしれません。
ファーストフードのSサイズのドリンク程度のカップ(容量270ml、でもLサイズは濃厚すぎて飲みきれないかも)入りで560円と、お値段の方もかなり高級ですが、試しに飲んでみる価値はあるかと思います。
前回見かけた、ららぽーとロゴ入りのベビーカーも借りてみることにしました。1階中央付近にある総合案内所でお願いすると、貸してもらうことができます。ぱっと見には普通のベビーカーなんですが、我が家のB型ベビーカーよりはずっとしっかりしていて、買った商品や手持ちのバッグを入れられる、大きめのカゴがついています。タイヤ径も大きめになっています。
せっかく借りたので、早速娘に座ってもらいました。しばらくの間おとなしく座っていたんですが、気がつくとすやすやと寝息を立てていました。いつもだと、眠くなったときにぐずることも多いんですけどね。椅子のクッションも意外にしっかりしていましたし、気分が良かったんでしょう。
駐車場で、ちょっとおもしろいものを見つけました。電気自動車用の急速充電器です。県内では初めて見かけました。約30分で8割程度の充電が可能。現状では、無料で運用されているようです。
充電器のすぐ前の枠には電気自動車を示す「EV」のペイント書きがされていましたが、この枠は空車。周囲がほぼいっぱいに埋まっていた中で、結構目立つ存在でした。この7月から、いよいよ電気自動車の一般市場向け販売が始まったわけですが、今のところはまだ基本的に企業向け。この枠が普通に利用されるようになるのはまだまだ先になるのでしょう。
それより、そもそも静岡県で普通に電気自動車が走れるようになるのはいつのことになるのやら。少なくとも、現状のインフラ整備では購入に踏み切るだけの勇気は持てません。今後に期待しましょう。来年度中くらいには何か見えてくるのかも…と思っています。
とりあえず、今回は「ららぽーとでなくちゃ」を発見したということで収穫にしましょう。浜松市街からなら車で移動できる範囲内に、休日に丸一日を楽しめそうなスポットの選択肢がまた一つ増えたわけです。それでも、やっぱり乱立気味な気がして、共倒れは心配なんですが…。
店内には地域の物産を集めたコーナーも用意されていますから、遠くから遊びに来ても楽しめそうです。せっかくなら遠州豊田PAに車を止めたまま遊びに行けるようにすれば良かったのでは?とも思ったんですが、よくよく考えてみるとPA側に駐車スペースが全然足りません。ただ、利用履歴を管理できるETC専用の出入口があるわけですから、同じ側の本線(浜松側から来て磐田方向に向かう、とか)に戻る車は料金所を出なかったことにする…なんて仕掛けもできそうです。ららぽーとさん、NEXCO中日本さん、ちょっと検討してみませんか?
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