我が家の愛車・「ブラックパール2世号」ことステップワゴン e:HEV スパーダ(6AA-RP5・2020年式)は、今年の12月で乗り始めから5周年を迎えます。このまま乗り続ければ、12月には2度目の車検を受けることになるわけですが、その前にどうしてもハッキリさせておかなくてはならないことがあります。それは、残価設定型クレジットをどんな形で締めるか?です。
最近はクルマの買い方としてすっかりメジャーになった感のある「残価設定型クレジット」ですが、これは支払期間終了時の残存価値(残価)をあらかじめ設定しておき、期間中は商品価格から残価を差し引いた分のみを返済していくタイプのクレジットです。支払期間中の支払額を低く抑えることはできるわけですが、支払期間が終了するときに、残価をどう処理するかを決めなくてはなりません。
終了時の選択肢としては、以下の3つ。
1kmあたり7円 – SSK World(https://www.sskworld.net/2020/06/60000km.php)
- 新車に乗り換える
- 残額分を支払い、そのまま乗り続ける
- 車両を返却する
1.と3.はほとんど同じ話になるわけですが、クルマをホンダにお返しすることで精算する方法です。普通に売ったり下取りに出したりするのとは違い、このときの評価額が「残価」として定まっているのでその後の資金計画が立てやすい…というのが、残価設定型クレジットの利点になります。
ただし、お返しする際には事前に定められた条件による査定が行われ、これが満たされていない場合には追加の出費が発生します。基本的にはクルマがどのくらい傷んでいるか?ということになりますが、問題になりやすいのが走行距離。このクルマの場合、当初の契約条件である月々1,000 km(5年間で60,000 km)を超えると、1 kmあたり7 円が必要になります。既に14万キロ以上走ってしまっているブラックパール2世号だと、現時点で56万円以上の支払い義務があり、しかもこの金額は日々増え続けます。残価が既にほぼ半減し、今後さらに減り続ける…とも言い換えることができますね。これで素直に返すのはあり得ないでしょう。
期間終了前にクルマを売却して残債を完済し、新しいクルマに乗り換える…なんてパターンもあり得ます。実際に私も前回の乗り換え時にはこの手を使ったのですが、コレをやるならもっと早いタイミングの、査定額が十分高い時期にやるべきです。もっとも、ブラックパール2世号の場合はこの方法も既にほぼ封じられてしまっていたわけですが。
…となると、あとは2.の「そのまま乗り続ける」という選択しかありません。この場合、約120 万円の残価を一括で払う以外に、これを再度分割払いする「再クレジット」という方法を選ぶことができます。とても一括で支払える余裕はないので、再クレジットをお願いすることにしました。



残価の処理方法の意向については、クレジット契約先のホンダファイナンスから、携帯電話のSMSで照会が届いていました。最初に届いたのは、支払期間終了の8ヶ月前となる5月。このときは、クルマは修理に出す予定だったこともあって、返事は保留していました。その後、4ヶ月前となる9月に改めてSMSが届いたので、記載されていたリンク先にアクセスし、「再クレジットしたい」と意向を伝えました。
その後、10月になって、再クレジット手続きを促すSMSが改めて届きました。このメッセージが届いた翌日に、ディーラーの担当の方から電話が入り、翌週末の今日・12日に伺うことにしました。
再クレジットは24回払い以内で、ボーナス併用も可能とのことでした。最初はボーナス併用無しで計算してみたところ、現在の月々の支払額より1万円近く高額になってしまったので、ボーナス払いを足して月々の支払額がこれまでとほぼ同額になるように調整することに。結果的に、ボーナス月の追加支払額もこれまでと同額ということになり、7年間のクレジットを組んだのと実質的には変わらない…という状況になりました。
ちなみに、クレジットの金利は4.9 %ということで、以前と比べるとずいぶん上がりましたね。5年前に先代ブラックパール号の再クレジットを試算してもらったときには、基準の金利は3.5 %でした。金利は今後も基本的には上昇傾向のはずですから、分割払いで何か買うなら今のうち、なのかも。
これで、ブラックパール2世号との暮らしは6年目以降に突入することが決まりました。既に、ディーラーの方には次回の車検の予約も入れてあります。良いクルマであることは間違いありませんから、今後もできる限り乗り続けたいと思っています。
ただ、6年目突入に際して気になっているのが、カーナビ関係の扱い。まだ2025年版の地図更新データは発売されていないのですが、おそらくそれがブラックパール2世号に搭載したカーナビ・VXM-217VFNiとしては最後の更新になります。既にデータの更新予定の内容は公表されていて、国道23号線・蒲郡バイパスや国道473号線・金谷相良道路の開通は織り込まれています。
とりあえずこの更新は適用することになると思いますが、問題はそれ以後ですね。Apple CarPlayなら車載ナビの画面に映せるので理想的だと思っていますが、iPhoneは中古でも高価ですし、もしかするとナビごと他社製品に替えたり、Android Autoにも対応できるディスプレイオーディオでも付けたりした方が、安価で済むかも知れませんね。その時のために、また研究しておきましょう。
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