e:HEVに乗ってみる (3)

ステップワゴンスパーダ・ハイブリッドを借りてのドライブの続き。浜松市内まで戻ってきて高速を降りたところで、妻に運転を代わってもらいました。彼女が実際に使う場合の、近場への足としての使い勝手を確認してもらうのが目的です。

始動と停止の手順の違いについては、やはり最初はまごつきました。しかし、クルマを動かし始めてすぐに、静かさと出足の軽さの差を実感してくれたようです。何しろ基本的には同じプラットフォームのクルマですから、車両感覚などはそのまま。スイスイと家まで帰ってきました。「見た目はあまり違わないけれど、中身は全然別物」という私の説明を理解してくれたようです。

この日は305.1km走行、平均燃費は18.0km/L

この日の走行距離は合計305.1km。燃費計によると平均燃費は18.0km/Lとなりました。我が家のブラックパール号では、高速道路主体でいちばん燃費が伸びるときでも一日平均にすると14km/L強程度で、こんな数字は見たことがありません。2割以上長い距離を走れたことになります。それも、特別に燃費を意識してコントロールしたわけではなく、随所で別次元のパワーを実感しながら楽しんで走らせた結果ですから、圧倒的な差と言って良いでしょう。e:HEV、恐るべし。


このままブラックパール号に乗り続けるとすると、5年経過となる来年10月には、残価設定クレジットで設定されている残価を支払って買い取ることになります。一括で支払うほかに24回の分割払いが選択できますが、この場合の支払プランを、あらかじめYさんに見積もってもらっていました。

月々の支払いは、これまでよりも2万数千円増えて、ほぼ倍増することになります。このクルマを買うときには、手元に下取りに出せるクルマがあった上に残価設定クレジットを組んだので、月々の支払額は相当抑えられていたんですよね。むしろ増えた後の方が、適正なレベルと言って良いくらいです。

一方、e:HEVに乗り換える場合の費用についても見積もっていただきました。ブラックパール号の査定額による下取りを踏まえた上で、ほぼ同仕様の装備を付けて、同様に60回の残価設定クレジットを組んでみると、月々の支払額は乗り続ける場合よりも数千円増える感じ。ボーナス払いで少し頑張れば、同レベル以下にすることもできそうです。

乗り換えが十分なグレードアップになることは確認できましたし、燃費向上で月々のガソリン代の負担が減らせるため、支出の増加分はかなり取り返せそうです。家族会議の結果、同じおカネを払い続けるなら、e:HEVに乗り換える選択はアリ!という結論になりました。日産のセレナも、トヨタの5ナンバーギリギリ3兄弟も、ステップワゴン同様にこの4年間でフルモデルチェンジを受けていないどころか、近々フルモデルチェンジされる情報すら聞こえてきませんから、ステップワゴンが我が家にとってベストフィットである状況は変わっていませんしね。

もちろん、買い換えるとなると支払期間は何年か延びるわけですが、そこは日々のおカネをもらえる仕事を頑張るしかありません。病気などしないように、気をつけなくては。


日曜日の夜に、ホンダのディーラーにクルマを返しに行きました。実は、ブラックパール号の方は定期点検後に右後輪から聞こえる金属音が気になり始め、そのままではとても乗るに堪えない状況になっていました。この日のドライブの間に再度点検してもらうよう依頼していたので、その結果を訊くのも目的でした。

ブレーキパッドが摩耗してきていることはわかっていましたから、おそらくこれが原因ではないか?と考えていました。案の定、このタイヤのブレーキパッドは他よりも摩耗が大きめで、音を止めるには交換するしかない状況でした。

Yさんには乗り換える方向で話を進めたい方針を伝えた上で、この後の対応を相談した結果、ブラックパール号はしばらく預けて、ハイブリッド車をもうしばらく「試乗」させていただくことになりました。ブレーキパッドの交換費用が発生するのはやむを得ませんが、「クルマを買っていただけるなら、費用分はがんばります」と言っていただけたので、そこはお願いすることにしました。


図らずも試乗期間は一週間ほどに延びました。数km程度の近場の移動に使う生活の足としても、ハイブリッドを試してみる機会をいただけたことになります。

住宅地と郊外の往復8.2kmで、燃費18.5km/L

一般的に短距離での停止、発進が多くなりがちな条件ではガソリン車はなかなか燃費が伸ばせず、ブラックパール号だと10km/L強がせいぜいといったところなのですが、ハイブリッドなら15km/L以上が簡単に稼げます。4車線の幹線道路を流れに乗って10kmくらい移動するような条件なら、20km/Lに迫るような走りもできます。それも、燃費を過剰に意識することはなく、普通に大人しい運転を心がけるだけでOK。燃費の改善効果は高速道路よりも高い…といえそうです。

我が家のクルマの利用の半分くらいは短距離の移動、残り半分は長距離の移動…という感じだと思いますから、クルマの乗り換えでガソリン代を3分の2以下にできる可能性は高いと思います。このままのペースで乗り続けるのなら、月々1万円近く安くできるかも知れません。もっとも、月々のクレジット支払いの「足し」としては期待できるものの、ガソリン車との差額分の「元を取る」つもりだと相当時間がかかりそうですが。


そんなわけで、クルマを乗り換えちゃおう!と決断してしまった私たち。さて、つぎはどんな構成でオーダーをするのか?という話になるわけですが…この話、まだまだ続きます。

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