2000年10月2日(月)

行程

層雲峡~三国峠~阿寒湖~摩周湖~多和平~硫黄山~屈斜路湖畔泊

走行距離

345.7km(通算973.9km)
※地図の複製は禁止します。


心配していたことが…

ここまでの旅行は、ほぼ当初計画していたとおりに進めていくことが出来ました。比較的余裕のある計画(300km走っても余裕があること自体すごいんですが)を立てていたこともありますが、最大の理由はこの間ずっと天気が快晴だったこと。実は、出発前の時点では週間天気予報があまり良くなくて心配していたのですが、良い方向に予想が裏切られた形でした。

ところが、この日の朝起きてみたら、外は霧。空はどんよりと曇っています。正直なところ「来るべき物が来た」とは思っていたんですが、これから先にも見どころは目白押し。雨や霧で視界が遮られるのは非常に困った話です。これからしばらくの間、「ミレニアム北海道」ツアーは天気の変化に一喜一憂することになります。

この特集の最初に触れたとおり、今回の北海道行きの直接のきっかけを作った場所が三国峠。しかし、そこで私たちを待っていたのはやはり霧でした。それも、遠くの景色どころか100m先も良く分からないほどの。その向こうには一面の紅葉が広がっていたはずなんですが…。しばらく粘ってみたものの、霧は深くなるばかり。移動距離も長い予定だったので、後ろ髪を引かれる思いで先を急ぎました。

目的は湖じゃなくて

「三湖物語」、最初に訪れたのは阿寒湖。と言っても、実は阿寒湖に行った目的は湖を遊覧するためでも、有名なマリモを見るためでもありませんでした。

目的はこれ。阿寒湖畔の土産物屋「ポンション人形館」で作っている「おねだりきつね」という置物です。胴体としっぽの部分がちょうど釣り合うようなバランスになっていて、いろんな置き方で楽しむことが出来ます。もちろんこれを買ってきたわけですが、買ったのは湖畔にある別の土産物屋。この後、阿寒湖以外でも多くの土産物屋で見かけましたが、湖から離れるに連れて売値が上がっていたようです。

霧のない摩周湖

次に訪れたのが摩周湖。摩周湖と言えば有名なのが霧。摩周湖の霧を詰めた缶詰(さっき「おねだりきつね」の奥に立っていましたが)を土産物として売っているくらいなんですが、この日の摩周湖は完全に晴れ上がっていました。澄んだ湖面が綺麗でしたが、水の代わりに霧を湛えた湖を想像してきた側からすると少々拍子抜けという面もありましたね。霧が出れば文句を言い、晴天になれば文句を言い、何とも自分勝手ではありますが。

摩周湖観光で一番賑わっているのが第一展望台ですが、そこから車で3分ほど走ったところに第三展望台があります。第一展望台にはレストハウスがあり、大型観光バスも多く立ち寄っていますが、第三展望台はひっそりとしています。しかし、湖を見渡したときの迫力はこちらの方が勝っていると思います(Panorama・ミレニアム北海道をご覧下さい)。湖面に近いところに展望台があることが影響しているのでしょうか?

地平線を見に行こう

次に向かった場所は多和平。摩周湖から見ると南東の方角、釧路湿原の北に広がる1,000ha以上の大牧場で、真ん中に展望台があります。ここの売り文句は「地平線の見える大牧場」。その言葉に偽りはなく、360度どちらを向いても写真のような広大な風景が広がります(Panorama・ミレニアム北海道もご覧下さい)。大草原の中で、牛・馬・羊・山羊などがのんびりと暮らしています。…いいですねぇ。

展望台の脇はキャンプ場になっていますから、アウトドア愛好家の方なら夏場にこうしたところで泊まるのも良いかも知れません。昔訪れたときよりも観光客はずいぶん増えてきましたが、今でも「北海道でお勧めの観光地は?」と訊かれたら必ず挙げたい場所です。

黄色い山

この日の予定にあった三つの湖は全て火山活動によって作られたものです。多和平から元来た道を引き返し、屈斜路湖畔にある活火山・硫黄山に立ち寄りました。実は、摩周湖第一展望台の駐車場と駐車券がセットになっていた…と言う理由もありましたが。写真を見てもらうとわかるとおり、山の麓から黄色っぽい噴煙が活発に立ち上っています。周囲は強烈に硫黄臭かったですね。

噴煙の上がっている近くに行くと、その黄色さがわかりやすくなります。硫黄の結晶が岩にこびりついています…が、←この写真の左上の方に何か置いてあるのがわかりますか?。実はこれ、卵なんです。硫黄山の噴煙でゆでた温泉卵(?)を、5個400円で売っていました。それにしても、美味しい商売ですよね。安い卵を買ってきて、そこに置いておくだけでいいんですから。


Mobile Check!

この日の宿は、すぐ目の前が屈斜路湖(Panorama・ミレニアム北海道もご覧下さい)…というホテル、レークウッド屈斜路。出来れば今度は母ではなく別の女性と来たいようなお洒落な雰囲気のホテルでした。感動のあまり、ホテル周辺の写真もたっぷり撮ってきたわけですが、モバイルITライフには最悪の環境でした。携帯電話もPHSも完全に圏外。頼みの綱のグレ電も近辺にはなく、今回の旅行で初の接続断念。

実は、部屋につながっている電話をモデムに繋げば通信できる可能性はあったんですが、さすがにそこまでやる根性はありませんでしたね。この日の運転距離は長かったですし。



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