SONYと暮らす?

Bulletin Boardのシステムを新しくしました。これまでは自作のCGIを使っていたのですが、今度は2apes.comさんで作っている「apeboard+」を利用させてもらいました。既存のもので良いものがあれば、無理して自作することにこだわる必要もないんですよね。同じ機能を持ったものを自分で作るとしたら、膨大な労力と時間、そして高い技能が必要ですから。

このシステムは、デザインの自由度が非常に高いのが特徴で、Bulletin Boardのデザインも既成のCGIを組み込んだとはとても思えないくらいSSK Worldのデザインポリシーにとけ込んでいます。綾波佳さんの"Je l’aime"でも同じシステムを使ってますが、とても同じには見えません。私の方が機能を絞り込んで使っている…ということもあったりしますが。


先月購入した「デジタルハンディカム」・DCR-PC110。早速持ち出して使ってみていますが、小さくて、軽くて、スタミナもあって、映像も綺麗。今のところ非常に満足しています。ただ、どうも好きになれないところもあるんですよね。といっても、それはカメラ本体のことではなくて本体以外のアイテムの問題。

PC110のメモリースティックスロット

最近のデジタルビデオカメラの例に漏れず、PC110でも動画だけでなく静止画を撮影し、半導体メモリーに記録することができます。「メガピクセル」と高画質を謳い文句に登場しただけに、さすがに静止画の記録画質は高く、おまけにMPEG形式の動画までメモリーに保存できたりもするんですが、問題なのはこのときの記録媒体がメモリースティックであること。

メモリースティックの大きさ

ご存じの方も多いと思いますが、メモリースティックはSONYが強力に普及を推進している半導体メモリー媒体です。業界で標準的な媒体の一つであるスマートメディアと並べてみましたが、適度に小さく、適度な厚さもあるので携帯には便利そうです。確かに良くできたメディアなんですが、残念ながらSONYの製品にしか使われていません。メモリースティックそのものも、市場にあるのは事実上SONYの純正品だけ。純正品しかないと言うことになると、当然ながら高価になってきます。しかも、高価でも純正品しかないとなるとそれを買うしかありません。私が購入した64MBの製品は11,000円。メーカー製の製品としてはそこそこの価格ですが、スマートメディアやコンパクトフラッシュのような安売りの製品がない…というのは辛いところでしょうか。

PCカードアダプター

さらに困るのは、メモリースティックの中身をパソコンに読み込みたいとき。といっても、VAIOに読み込むのなら多くの製品にメモリースティックスロットが標準装備されていますから、ただ単に差し込むだけ…となるんですが、SONY以外の製品に読み込む場合にはSONY製の拡張機器が必要になります。今回私が購入したのは、Let’s noteに読み込むためのPCカードアダプター。6千円代後半という値段は、スマートメディアやSDメモリカード用のアダプタと比べればまあまあ妥当なところではありますが、これまたサードパーディ製の安価なアダプタが選択できない分割高感があります。


カセットメモリー付きDVテープ

問題はメモリースティックの話だけでは収まりません。動画を記録するDVテープにまで及びます。DVテープの中には、テープの中に半導体メモリを内蔵してデータを記録できる「カセットメモリー」という仕様があります。写真のテープの側面に見える金色の電極がメモリー付きの印です。手元にある各社のデジタルビデオカメラの資料を見た限りでは、このカセットメモリーに関する記述があるのはSONYの製品だけ。各社カタログに載っているオプションの中でも、SONYのカタログだけがカセットメモリー付きのDVテープを載せています。

カセットメモリー付きのテープを探して電気屋を回ってみたのですが、結局店頭にあったのはSONY製のテープだけ。仕方がないのでそのSONY製のテープを購入してきました。60分テープ3本で2,500円。普通のテープよりも高価なのは、メモリー内蔵の分ですから仕方がないところでしょうか。でも、純正品しか選択肢がないというのはやはり不便です。


SONY製品の広告では、SONY製品同士を組み合わせた活用法を紹介するコーナーに多くのスペースが割かれています。他社でも同じことだとは思うのですが、SONYからはそれを特に強く感じます。ただ、他社の製品の場合と違うのは、ハードウェア自体が整合しないという理由で組み合わせる相手にSONY製品を強力に要求するところでしょうね。まあ、これも広範な商品ラインナップを持つ会社だからこそできることです。パソコンをラインナップに持たないビクターのDVカメラカタログではLet’s noteが使われていました。

しかも、広告を見ているうちにその使い方に魅力を感じ、SONY製品で揃えたいような気がしてしまうところがSONYの魔力でしょうか。商品企画力も、宣伝力も恐ろしいほど高いメーカーです。これでもうちょっと商品の信頼性が高ければ迷わず買ってしまうんですけど。



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