鍵盤数にこだわる

土曜日から、日本プロ野球のオールスターゲームが始まりました。福岡ドームで行われた初戦で、パ・リーグが長い連敗を止めました。私としてはこれがまず嬉しかったですね。今年のオールスターの顔ぶれを見ると、パ・リーグの方が個性のある選手が多いような気がします。セ・リーグの側にも入来兄弟の継投などそれなりに話題性はあったんですが。

一方、サッカー・Jリーグの方は1部リーグが土曜日までで前半戦終了となりました。この日でJリーグを離れる人たちも結構いて、優勝争いが決着した後でも盛り上がりましたね。今シーズンから正式に始まったtotoも、なかなか盛り上がりましたね。今回の私は、前回に続いてまたも3試合で予想を外して、惜しくも当選はなりませんでした。ちなみに今回の1等の配当は343,035円。高くもなく、安くもなく……と言ったところでしょうか。ぶっちぎりの強さを誇っていたジュビロ磐田が引き分けたので、もっと高い配当が来ると思ってたんですけどね。


前回、愛用のキーボード・D-70の老朽化により、新しいキーボードの購入を本気で考える…と宣言した私。新しいキーボードの選び方にもいろいろ考えられるわけですが、今回は鍵盤の数にこだわってみることにしました。

前回にも触れているとおり、ピアノの演奏にこだわり76鍵仕様のD-70を購入した私ですが、本来グランドピアノには88の鍵盤が装備されています。低音側に7鍵、高音側に5鍵…と書くとほんの僅かの差のようにも聞こえますが、実はここに決定的な差があります。腹の底に響く重厚な低音、そしてアタックの強い繊細な高音。ピアノの音色の中で最も特徴的な部分がこの両端にある…と言っても過言ではありません。電子キーボードの場合、設定を切り替えていくことにより88鍵分の音域を使うことはもちろん可能ですが、リアルタイムの演奏を記録する場合、切り替えながら使うというのは現実的ではありません。結果的に76鍵で演奏できる範囲の曲になりがちで、ピアノの魅力を全て使いきっていないような気がしていました。

もちろんピアノの音を追い求めるのなら本物のピアノが最強なんですが、これには価格や設置スペースなどあまりに障壁が多すぎます。88鍵を装備したキーボード…というだけなら、電子ピアノという選択肢があります。これなら、10万円以下の安価な製品もあり、しかもピアノを意識した本格的な鍵盤を装備しています。しかし、ピアノ以外にも様々な用途にキーボードを使う私としては、88鍵を装備したシンセサイザーを考えたいところです。最低限、鍵盤を叩いた後で音程などを変化させるホイールやジョイスティックなどは欲しいですね。

ところが、この条件に見合うものは非常に高価です。YAMAHAのMOTIF、KORGのTRITONなど、各社の最高級機には該当する製品がある(MOTIFの88鍵仕様は8月登場予定)わけですが、定価で30万円以上するもので、購入するにはなかなか勇気が要ります。しかもこれらの機種は自動演奏や生音取り込みの機能も内蔵し、1台だけで全てを完結させる設計思想になっています。それ自体は悪いことではないと思いますが、これまでパソコンを使った楽曲制作をしてきた私にとっては、これらの機能はむしろ余分なもの(これまではパソコンに任せていた部分ですから)に見えます。いい音色、いい鍵盤だけがあればいいから、もっと安くしてくれ…というのが正直なところです。


上:RS-9、下:D-70

…と思っていた私でしたが、面白い製品を見つけました。それが、D-70と同じRolandのシンセサイザー・RS-9。定価129,000円、実売10万円ちょっとの価格で、一応ウエイトまで付いた88鍵の鍵盤を装備しています。鍵盤の作りやタッチ感、内蔵音源の音質はさすがにMOTIFやTRITONよりは劣りますが、それでもやっぱりこの値段で88鍵のキーボードが買える…という誘惑は強烈でした。幸か不幸か、夏のボーナスが出たばかりでしたから、ついつい現金一括払いで購入してしまいました。

D-70と並べてみると(写真・上:RS-9、下:D-70)、鍵盤の数が多い分だけRS-9の横幅が広いのがよくわかります。その幅何と139.5cm。ただでさえ幅広だったD-70よりさらに30cm近くも広いんです。それでも88鍵搭載機としてはコンパクトな部類なんですが。コンパクトと言えばもう一つ特筆すべきなのがその重量。RS-9は重量がたったの10.8kgで、D-70よりも軽いんです。ライブなどで常に持ち歩く人には非常に嬉しい仕様ですね。


これまで使っていたD-70は処分することも考えたんですが、いざ処分しようとする段階になるとなかなか思い切れないものです。何しろ、10年以上を共に過ごした相棒ですからね…一部不具合があるとはいえキーボードの感触にも慣れていますし、前回触れたようにシンセサイザーとしての能力もありますし。実は、最大の理由はそんな理屈では語れない「愛着」というものだったりしますが。

結局2段積み

というわけで、結局D-70もそのまま使うことにしました。とある事情で(?)持っていたキーボードスタンドの2段用アタッチメントを取り付けて、RS-9の上にD-70を設置。なかなか大げさなセッティングになりました。キーボード2台を並べて設置するときに気が付きましたが、2台を同時に弾くことを考えると、同じ音の鳴る鍵盤を上下で同じ位置に並べないと非常に弾きにくいんですよね。一般的にキーボード奏者が誰でもそうなのかはちょっとわからないんですが、私の場合、電子オルガンの経験があるのでそれが影響しているのかも。普通、2段以上の鍵盤を持ったオルガンでは鍵盤がこうした配列になっています。

こうして、私の手元には今年最初に買ったギター以来の新しい楽器が増えました。新しい楽器を手に入れると、それに刺激を受けて新しい曲が生まれることがあったりします。今回の私は、どんな新しい曲と出会えるんでしょうか?

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