ハイカがなくなる?

昨日・22日に、SSK Worldは6歳の誕生日を迎えました。いよいよ4月からは小学校に入学…ということはもちろんないんですが、この6年間にどのくらい成長できたんでしょうか?…SSK Worldも、そして私自身も。自己評価もなかなか難しいんですが、少なくとも全く満足はしていません。もっと高く、もっと上を目指し続けたいですね。

ところで、この2月22日にどんなことが起きたのか調べてみたところ、意外なものと誕生日が同じことがわかりました。それはあの「iモード」。NTTドコモの携帯電話によるインターネット接続サービスであることは今さら説明するまでもありませんが、1999年2月22日にサービスが開始された偉大な後輩です。携帯端末同士での文字情報のやりとりはずっと前から行われていましたが、公式サイトで多くの情報サービスを提供し、iモード用ホームページも個人レベルで簡単に作れるところは画期的でしたね。現在モバイルインターネット利用の最先端を行く日本で、その先鞭を切った立役者です。


相変わらずスキーシーズンのまっただ中です。真新しいスノーボードちょっと使い込んだスキーを愛車に積み込んで、足繁くゲレンデに通っています。今年も奥美濃方面を中心に出掛けているわけですが、前は良く出掛けていた南信州にはすっかり出掛けなくなりました。所要時間はほとんど変わらないのに、広いゲレンデが多く、雪質も良いんですよね。もちろん、これは高速道路を移動手段に使えることが非常に大きいんですが。

ゲレンデ行きに限らず高速道路の利用が結構多い私にとって、実に重宝しているのがハイウェイカード。各道路公団管轄の道路ならどこでも使えるプリペイドカードで、「ハイカ」の愛称で親しまれていますね。料金所で小銭を扱う必要がなくなる他、通行料の割引も魅力です。特に5万円のハイカは58,000円分の通行料が支払えますから、実に14%の割引になっています。

「58,000円分」と聞くとずいぶん多いというイメージをお持ちの方もあるかも知れませんが、私にとっては一冬あれば使い切ってしまうくらいの金額です。例えば、私の家から最寄りの東名高速・浜松西ICから昨日も出掛けた東海北陸道・高鷲ICまでの通行料が4,750円。往復で1万円弱を使うわけですからね。


ところが、今年になって大激震が走りました。5万円と3万円のハイカが廃止になることが決まったんです。詳しいことは日本道路公団のホームページを見ていただきたいんですが、今年の2月28日…つまり今週いっぱいで販売は終了。来年の3月1日からは使うことも出来なくなります。

廃止の直接の原因になったのは偽造カードの横行だそうです。額面の高額なハイカは、偽造する上で旨味が大きいわけですね。ハイカも要するに磁気カードなので、額面と製造費は全く関係ありませんから。道路公団側でもカードを偽造しにくい新しいものに変えるなど対策を打ってきたのですが、こういうものは往々にしていたちごっこになるわけで、ついに廃止という方向になったようです。1万円以下のハイカは当面残るそうですが、割引率は5%以下。割引としての魅力は格段に落ちます。

来年3月以降使えなくなるカードについては、1万円ずつのカードに分割するなどの移行措置も用意されるそうなので、今のうちに買い込んでおく…という手はありますね。とは言っても、1枚5万円のカードを「買い込む」にはただならぬ出費が必要になってしまいますが。


ところで、今回の高額ハイカ廃止によって俄然脚光を浴びているのがETC。2001年11月30日に始まった無線による通行料自動支払いシステムなんですが、これまでのところ普及が進んでいるとはとても言えません。壁になっているのはなかなか下がらない機器の価格だと思うんですが、ハイカの廃止によって「14%の割引を得る唯一の方法」というセールスポイントが加わります。ETCにも、先に50,000円を支払うことで58,000円分が利用できる「前払割引」がありますからね…そもそもこの前払割引は「ハイカだと割引があるのにどうしてETCにはないの?」ということで作られたものだったはずですが。

ETCの前払割引を残して高額ハイカを廃止するのは、実はなかなか普及の進まないETCを普及させるための施策なんじゃないか?と思ってしまいます。ハイカの移行方法にもカードの分割以外に「ETCの前払分として移行」という方法を用意するようですしね。今回の措置で、高速道路のヘビーユーザーの間ではETCの導入が進む可能性があると思いますし、金銭にシビアな一般市民に対しても意外に効果的な一打になるかも知れません。ETCのメリットは利用者が増えないと出てきませんから、こうした施策が打たれるのも当然の流れではあります。

個人的にはETCの導入は十分検討に値すると思っていますが、やっぱり壁になるのは価格。ただ、ちょっと事情はややこしいんですよね。実は、店頭に並ぶETC車載機の価格自体はそれなりに下がってきているんですが、せっかく付けるのならカーナビとの連携を考えたくなります。私が今使っているカロッツェリア・HDDサイバーナビにも専用のETC車載機がオプションで用意されていて、画面と音声によるETCゲートへの誘導や音声による利用額の案内ができます。ただ、純正品は高価なんですよね。安売りしている商品の2倍以上の値札が付いています。

もう一つ気になっているのは全然別の問題。料金所で通行券を手渡しするのが結構好きなんですよね。冬の寒い時期でも狭い窓口の中でじっと待っていてくれる係員の方に、感謝を込めて「お願いします」「ありがとうございました」と挨拶するのは忘れないようにしています。こうした人間同士のコミュニケーション無しで、機械の管理だけでするりと通り過ぎてしまうのは味気ない気がします。一方で、ETC化が進めばあんな場所に人が苦労して待っている必要が無くなるわけですから、そう考えれば是非導入しなければならないものでもあるんですが。

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