自転車のあった1年

先週、桜の写真を集めたPhoto World・「さくら満開」を公開しましたが、あれから1週間で桜並木もすっかり緑色に変わり、新緑の季節となりました。春が来るごとに、過ぎ去っていくのが早くなっているように感じます。単に歳を取ってそう感じるだけなのか、それとも地球温暖化の影響を身体が敏感に受け取っているのか…まさか、ねぇ。

ところで、「さくら満開」と言えば今年2月に発売されたモーニング娘。さくら組のシングル曲のタイトルと全く同じ。普段なら植物の名前は漢字かカタカナで書く私が、今回に限っては「さくら」とひらがな書きしたのはもちろんこれを意識したわけですが、これに限らずこの時期は桜を歌った曲を耳にすることが多いですよね。桜は、ジャンルを問わず日本の曲にはよく取り上げられるモチーフです。その言葉を聞くだけで頭の中をすっかり春色に変えてしまうような、一つの記号になっています。


私の自転車;拡大画像サイズ72.8KB

「さくら満開」の写真には、自転車に乗って撮りに出かけたものがいくつかあります。昨年の春に折りたたみ自転車を買ってからちょうど1年になりましたが、振り返ってみると思っていた以上に活用できています。正直なところ「自動車もあるし、すぐに飽きて乗らなくなるんじゃないかな?」とも心配していたんですが、蓋を開けてみれば大違いでした。

当初考えていた買い物にはあまり使いませんでした。自転車で出かけると、買ったものを持って帰ってこようとするときに困ってしまうんですよね。特に、直進安定性で不利な折りたたみ自転車で荷物かごなども全く装備していませんから、荷物を持ち帰るためには背負い袋などを用意しておく必要があります。片手ハンドルで乗る怖さも体験済みですしね。

その代わり、自転車に乗ることそのものを楽しむことが意外に多かったんです。この点で非常に良かったのが、折りたためば車に積めたこと。普段は車の荷室に入れておき、職場の昼休みにちょっと自転車を組み立てて出かけてみる…というのもいいものです。身体を動かすことが気分転換になるんですよね。

自転車用キャリングバッグ

専用バッグに入れた状態で、電車にも3回ほど乗りました。確かに手荷物としては非常に大きいんですが、この状態でもスタンドできちんと自立するので、ラッシュ時に乗るのでもなければそんなに苦になりません。この小さな自転車だけで出かけられる範囲はそれほど広くないと思うんですが、こうして他の手段と組み合わせるとそれぞれの持ち味が出てくるような気がします。東京に連れて行ったときには、自転車にずいぶん助けられました。


この春に、当初からの懸案だった自転車通勤への切り替えに踏み切りました。とは言ってもさすがに全行程を自転車にしたわけではなく、駅まで2.5kmほど自転車に乗って行き、電車を降りてから職場までは10分ほど歩いています。自転車を電車に積んで行くという方法も考えられるわけですが、さすがに朝の通勤時間にあれを持ち込んではひんしゅくを買いそうです。

家を出る時刻は30分くらい早くなりました。早朝にあと30分早く起きなきゃならない…というのはなかなかキツイものです。それでも、結果的にはこれまでよりも楽になったような気がします。というのも、電車に乗っている間は休んでいられますから。降りる時刻に気をつけさえすれば、寝ていたって構わないわけです。一方、自動車通勤だと渋滞した道路で気を遣いながらの運転になります。精神的負担は大違いです。

一方、自転車に乗ったり歩いたりする分肉体的負担は増えたことになりますが、これは全く気になりません。むしろ、毎日確実に30?40分身体を動かすことになりますから、これまでの運動不足が解消されたとも言えます。実は、これまで家でいろいろやっても全然変わらなかった体重が、自転車通勤を始めたら減り始めたんです。体重は今後どうなるかわかりませんが、自転車通勤は続けようかと思っています。自分のため以外にも、自転車を利用するのは良いことが多いですから。

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