悲しみなんて何の役にも立たないと思っていた。

11月7日に、槇原敬之のアルバム「悲しみなんて何の役にも立たないと思っていた。」が発売されました。長い日本語のタイトルは、彼のごく初期のアルバム名(あの「どんなときも。」が収録されていた「君は誰と幸せなあくびをしますか。」みたいに)を思い出させますね。あまりに長すぎて、カーナビのミュージックプレイヤーにタイトルが入力しきれませんでした。

発売日の前日の夕方にCDショップに走り、ちゃんと初回版を入手しました。今回の初回版特典は、特設WebサイトへのURLが封入されていること。本人の動画メッセージや壁紙、スクリーンセーバーあたりはよくあるパターンなんですが、アルバム収録曲のカラオケダウンロードサービス(Windows Media Audio形式、各曲先着10,000ダウンロード)にはびっくりしました。特典の雰囲気が変わった気がするのは、彼がエイベックスに移籍したことも関係あるかも知れませんね。

発売前に、彼の公式Webサイトから収録曲すべてを数十秒ずつ試聴できました。一通り聴いてみて、残ったのは物足りなさでした。どうも似たような曲が多い気がしたんですよね…もしかしてスランプなのかな?と思ってしまったくらい。1999年夏のアルバム「Cicada」の時にも似たような感想を持ったのを思い出しました。その後彼がどうなったかは、改めては書きませんが…何とも言い表せない不安がありました。

しかし、CD全体を通して聴くと、そんな不安はすっかり消し飛びました。実に彼らしい、いろいろな作品を楽しむことができます。試聴ではサビの部分ばかり聴かされますから、全体として起伏のないイメージを受けてしまったのかも知れませんね。シングル作品でドラマの主題歌にもなった「GREEN DAYS」は、他の作品と比べるとやっぱり物足りない気がしましたが、これは既に曲全体を知っていたからなのか、タイアップのお仕事という大人の事情からなのか…。

彼自身が「Life Song」と形容している、人生って何だろう?というメッセージを込めた曲の数々。アルバムタイトルとは裏腹に、思わず体が動き出すような元気の出てくる曲が多く収録されています。寒い冬でも、多くの人たちに温かい気持ちを運んできてくれるアルバムになると思います。



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