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家族でお出かけ

毎度毎度で恐縮なんですが、今回も家族の話。

娘が生まれていろいろなことが変わりましたが、一番大変になったと思うのは外出するときです。ひとり暮らしをしている頃は、どこかに出かけたい!と思ったときには、ちょっと買い物に行くときでも、何日か旅行に出るときでも、簡単に出かけることが出来ました。紫緒と二人になると、さすがに思い立つままにふらりと旅に出るわけにはいきませんが、それぞれが自分の準備をして出かけるわけで、不便を感じたことは特にありませんでした。

これが、娘も一緒に三人で…となると、突然大変になります。ほんの数時間の外出でも、娘のために相当の準備をして出かけなくてはなりません。娘は日に5、6回ミルクを飲みますから、ミルクとこれを溶かすための熱湯、湯冷ましの冷水が必要です。おむつの替えも必須アイテム。万が一、おむつから汚物が漏れてしまったときのために、ひととおりの着替えの衣服もあると安心です。

ところで、ミルクといえば普通は粉末状なんですが、最近はちょっと変わったものも出ています。明治乳業の「明治ほほえみ・らくらくキューブ」は、その名の通り四角い固まりに加工されています。4~5個ずつ(1個で40ml分)で個包装されていますから、出かけるときには実に便利です。粉をこぼしてしまう心配もありません。

実は、この形状には、真夜中の寝ぼけているときでも分量を間違えにくい…という利点もあります。入れた分量が心配になったら、個数を数え直せばいいわけですからね。計量スプーンを使わないので衛生面でもより有利かも知れません。我が家ではこれを愛用しています。難点は、普通の粉ミルクよりも少々高価なことでしょうか。


自家用車で出かけるときに必須なのがチャイルドシート。6歳未満の子供は、基本的にチャイルドシートに座らせなくてはなりません。これを守らないと違反の点数も切られてしまうんですが、巷を走っている車を見ると、親が子供を抱っこして乗っているのをしばしば見かけます。万が一衝突したときには、抱っこ程度では到底止められないような力がかかってしまうんですけどね。「面倒だ」「高価だから」などと思わずに、子供の安全を考えてほしいものです。

我が家ではもちろん娘は必ずチャイルドシートに座らせています。車に乗っているときには、基本的に娘は機嫌の良いことが多いようです。車の微妙な揺れが心地よいらしいですね。そのせいか、車が信号待ちなどで停止すると、測ったようにぐずり出すことがあります。しかも、発進するとそれがピタリと止んでしまうんですよね。下手な加速度センサーより敏感かも知れません。

ただ、夜になるとちょっと事情が違うようです。しばらくの間泣き続け、「静かになったな」と思ったら、泣き疲れて眠っていた…ということが多々あります。どうも、室内が真っ暗なのが苦手なようですね。最初の頃は娘をなだめながら車を走らせたものですが、あまり効果はないようで、最近ではじっと我慢するのみです。


出かけた先で問題になってくるのが、おむつの交換をする場所。交換時には下半身丸出しにしなくてはならないわけですし、ときには悪臭も出てしまうわけですから、さすがにどこでしても良いわけではありません。

もっとも、最近はトイレにおむつ替え用のスペースが設置されているところが増えてきたので、これは実に便利です。男性の育児参加が増えてきたためか、女性用トイレだけでなく男性用トイレにも設置されているのを見かけるようになりました。また、男女別のトイレと別に「多目的トイレ」という形で用意されていることもあります。

市内のショッピングセンターでは、トイレとは別に赤ちゃんの世話のためのスペースが用意されているところもあります。つい最近、初めて入りましたが、おむつ替え用のベッドがずらりと並んでいたり、ミルクを作るための適温のお湯が給湯されていたり、個室の授乳室があったり…と、実に至れり尽くせりの環境でした。家族3人で入ったら、中にいた大人の男性は自分だけ(男の子はいましたが)で、これはちょっと恥ずかしかったんですけどね。


先日、家族旅行で伊豆に1泊2日で出かけました。旅行としての見所については、紫緒がブログで紹介してくれるはずなのでそちらにお任せすることにしますが、こうした遠出になると、準備もさらに大変になります。持ち運ぶミルクやおむつの量はもちろん増えますが、もうひとつ問題になるのはほ乳瓶。消毒して使うものですから、飲ませる回数分だけほ乳瓶を持ち歩くか、消毒用の道具などを持って行くか…ということになりますが、さすがに泊まりがけでは前者の方法は非現実的です。

我が家では、消毒には塩素系の消毒液に浸しておく方法を使っています。今回は、普段使っている消毒用の小さなバケツと、錠剤になっている薬を持参しました。バケツに張った水に薬を溶かし、ここに洗ったほ乳瓶を浸しておくわけです。旅行先で煮沸消毒をするのはなかなか面倒ですが、この方法なら何とかなりますね。

また、初めて出かける場所だと、おむつを替える場所を探すのにも苦労します。紫緒のブログ記事に書いてあった「お漏らし事件」のときには、最初に事態が発覚したのは電車に揺られているときでした。まさか電車の中でおむつを替えるわけにも行かず、伊東駅で降りてから場所を探したわけですが、これが実に大変でした。最初は「駅にあるだろう」と思っていたんですが見事に無し。駅の周りを走り回りましたが、公衆トイレにそうした場所は見つかりませんでした。

結局、寿司屋のお座敷の奥まったところで交換。時間がかかってしまったせいで、おむつだけでなく洋服まで全て替えることになってしまいました。思い出になった…と笑い飛ばすことも出来ますが、人の多く集まる観光地ですから、もう少し乳幼児向けの設備も整えてもらえると嬉しいですよね。「そんな小さな子供を遠出に連れて行くのはかわいそう」という話も出てきそうですが。



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コメント

“家族でお出かけ” への2件のフィードバック

  1. かば姉のアバター
    かば姉

    たくさんの荷物が必要になる赤ちゃんとの外出。あらゆる「もしも・・・・」を想定してあれもこれもバッグにつめてしまいますもんね。
    幼稚園の年長さんぐらいになると、ずいぶん荷物は減りますよ。

    そうは言っても、担いだ荷物と同じくらい楽しい思い出がいっぱいお持ち帰りできるのが「かわいいちいさな家族との外出」のなんですよね。

    れーちゃんはあまりにもかわいすぎて、ずーっと抱っこしていてもぜんぜん疲れを感じないかば姉なのでした・・・・。

  2. S.S.K.のアバター

    かば姉さんへ:
    娘と出かけて、想定外の出来事が起こるごとに荷物を増やしています。赤ちゃんとお出かけするのはホントに大変ですね。

    いくら抱いていても疲れない…というのはスゴいですね。私は30分も持ちません。やっぱり、たくさん抱っこしているお母さんは、ポイントを心得ているから無駄な力を使わないのでしょうね。もっとも、私のアーチェリーの弓を軽々と引いたかば姉さんですから、実は力業なのかも(笑)。

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