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Weekendは八景島へ

ちょっと久しぶりの週末お出かけ・Weekendシリーズです。以前から、今年のお盆休みはちょっと遠くに出かけよう!という予定が立ててありました。せっかく伊豆に住んでいるんだから、地元で遊べばいいのに!という声もあるのかも知れません。確かにそれも一理あるんですが、住んでいるとあえて一番混んでいる中で遊ぶ必要もないんですよね。下田市内随一の観光地・白浜に昔から住んでいる人からは、「トップシーズンには脱走するか、引きこもるか」なんて話を聞いたこともあります。
もともとは、紫緒のリクエストでお台場に出かける企画だったんですが、せっかくなので…と、私がその前にもう一日分日程をねじ込んで、全体で2泊3日の行程に。直前になって突然の地震に襲われたときには、これは中止か?という思いも頭をよぎったんですが、幸い私たちの周りでは大事に至らず、無事決行となりました。



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土曜日・15日の早朝に下田を出発し、海岸沿いに国道135号線をひたすら北に向かいました。朝日のまぶしい東伊豆の海岸線を望みながら伊東も熱海も通り過ぎます。この先も熱海ビーチライン、真鶴道路、西湘バイパス…と進路をとり、ここからは湘南海岸をひたすら東に進みます。海水浴場は人でいっぱい。街道沿いにはお洒落な店もたくさん並びます。
このルートを走ったのは初めて。爽快感たっぷり、リゾート気分の楽しいドライブ…のはずなんですが、ハンドルを握っていても、何故か強烈な既視感があります。どうしてだろう?…と考えているうちに思い当たったのが、今回も朝7時頃に走り抜けてきた下田の白浜大浜海水浴場。早朝から、既に海水浴客で埋め尽くされていました。
湘南のドライブを例えるなら、どこまで行っても白浜が続いている感じ。最初に期待していたほどの感動はありませんでした。1年半の伊豆暮らしで、すっかり感覚が麻痺してしまったのでしょうか。裏を返せば、現在はそれだけ面白いところに住まわせてもらっているわけです。
それでも、海ではいろいろなものが見えて楽しかったですね。ボードを抱えた人たちだけでなく、沖には水上バイク、ヨット、おまけに七里ヶ浜の上空には飛行船…海の楽しみ方にもいろいろあります。じっくり見比べると、やっぱり白浜は田舎で湘南の方がお洒落な気もします。まあ、それぞれに違った味がある訳なんですが。


鎌倉市街で海岸線とはお別れして、山道を抜けると横浜市に入ります。鎌倉も歴史と風情があって、なかなか楽しめる町だと思うんですが、今回は昼食をとるためにファミレスに立ち寄っただけ。また特別に一日を作って、ゆっくり訪れることにしましょう。
この日の宿にチェックインし、部屋でちょっと一服してから、横浜・八景島シーパラダイスに向かいました。ここに来たのは10年前に記事にして以来。それどころか、横浜に来たこと自体があのとき以来10年ぶりになります。まあ、通り抜けたことは何度となくあるんですけどね。つくばと浜松を往復していた頃には結構お世話になりました。
八景島といえば、目玉はやっぱり充実した水族館です。今回ここを目的地に選んだのは、娘に魚や海の動物たちをたっぷり見せたかったから。去年の夏には下田海中水族館に連れて行きましたが、そのときにはまだあまり興味を持ってもらえなかったようです。最近は、海の出てくる絵本もよく見ていますから、今度こそは!と思ったわけです。もちろん、私自身が水族館好き…ということもあるんですが。
10年前の記事にあるとおり、八景島には絶叫マシンが勢揃いのアトラクション群もありますが、娘にはまだ乗れませんし、紫緒は「怖いから」と一緒に乗ってくれません。娘は、「たかいたかい」など体を大きく振り回す遊びが大好きなので、絶叫マシンフリーク予備軍かも知れませんが、娘が乗れるようになった頃に、パパの方に一緒に付き合える体力と気力が残っているかどうかはかなり不安です。


八景島にある3つの水族館を回れるアクアリゾーツパスは、通常価格が大人2,700円。アトラクションにも1日乗り放題のワンデーパスだと4,900円になります。内容を考えればこれでも高くないはずなんですが、それでもお値段が少々気になります。
しかし、午後5時を過ぎると(季節によって時間は異なるようですが)、夜間限定の「美味しい」チケットが販売されます。ワンデーパスならぬトワイライトパスが2,700円。男女ペア限定で水族館に使えるペアナイトアクアリゾーツパスは、ひとり2,200円で売られています。今回はこのちょっと長い名前のチケットを狙って、午後5時まで待つことにしました。1歳の娘はいずれにしても無料ですからね。
これらのチケットは販売も5時から…ということで、5時5分前にチケット売り場に向かうと、既に長蛇の列。当然、みんな考えることは同じなんですよね(苦笑)。チケットを買うのに15分くらい待つことになりました。


ここの看板の一つが、海の動物たちが様々な芸を見せてくれるショー。午後6時からのステージを見るために、チケットを買った後すぐに並びました。2,000人収容という観客席が見事に埋め尽くされ、立ち見の人まで出ています。開演前に全体でちょっとずつ詰めて座り直し、立ち見の人たちに少しでも座ってもらえるように誘導していました。
八景島シーパラダイス・海の動物たちのショー
よく訓練された動物たちの演技に、会場は盛り上がりっぱなし。とても楽しいショーでした。この日演技を見せてくれたベテラン組のイルカたちが、「芸歴10年以上」と紹介されていました。10年前にここに来たときにも、私は彼らの演技を見たのでしょうね。思い出してちょっと懐かしくなりました。
娘の方はといえば、開演を待っているときこそかなり退屈そうにしていましたが、始まってみると動物たちの演技をじっと見ていました。ちょっとは興味を持ってもらえたようです。


八景島シーパラダイス・群れと輝きの魚たち
ショーの終わった後は、アクアミュージアムの展示を見に行きました。ここでの最近話題の見所は、「群れと輝きの魚たち」と銘打たれた大水槽での展示。5万匹ものイワシをはじめとする、群れを作って泳ぐ魚を展示しています。
一群の魚たちが、まるでそれ全体が一つの生き物であるかのようにうごめいている様子は面白いですね。イワシの銀色に光る身体が、順々に回りながら色合いを変えていくのを見ていると、時間が許せばいつまでもここに居たい気分になります。

八景島シーパラダイス・色とりどりの魚たち
館内では、娘は最初はあまり興味がない風でぼーっとしていましたが、自分の方に寄ってくる魚たちを見ているうちに、次々に手を伸ばすようになりました。タコやカニの水槽の前では、相当本気で怖がっていましたね。これらは、絵本でかわいく描かれていても、本物は確かに相当グロテスクです。
絵本の魚と本物が頭の中でつながったのかどうかはちょっとわかりませんが、気に入ってもらうことはできたようです。これからは、本物にも興味をどんどん持ってもらえるように、写真を使った絵本も見せていこうかな?と思っているところです。


八景島シーパラダイス・花火ショー
夕食も八景島内のレストランで済ませ、最後は花火が上がるのも見て帰ってきました。夕方からでも盛りだくさんで楽しめましたね。ただ、これでも八景島の見所はまだ半分も回っていないような気がします。たとえば、海の動物たちと直接触れ合える展示も充実していますが、これも娘が楽しむにはまだ早過ぎそうです。娘がもう少し大きくなったら、今度は丸一日かけて遊びたいですね。
翌日の日曜日・16日には、今回の元々の目的であるお台場に入ったわけですが…続きはまた回を改めてにしましょう。
今日の更新は、お台場の東・有明のホテルからお送りしました。前日の横浜のホテルもそうでしたが、パソコンさえ用意していけば部屋からブロードバンドが利用できるホテルが増えていますよね。ありがたいことです。



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コメント

“Weekendは八景島へ” への1件のコメント

  1. S.S.K.のアバター
    S.S.K.

    「Weekendは八景島へ」の記事に写真を追加しました。自分で撮ったもので揃えたかったんですが、今回は紫緒が撮った写真も一部拝借しました。娘に見せようとするのに力が入りすぎて、写真はあまり撮っていなかったんですよね(苦笑)。

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