12月になりました。昨日・11月30日は、紅葉を見たくて家族とドライブに出かけました。ネットで「現在見頃」との情報が出ているところを探し、愛知県北部を狙って行くことに。主に国道257号線を北上しましたが、道中も赤や黄色がかなり目立つ景色になっていました。
豊田市の(といってもずいぶん山奥なんですが)大井平公園では、あいにくの小雨ではありましたが、落ち始めた葉が絨毯のように広がりつつも、まだ赤や黄色の彩りを楽しむことができました。
公園でちょっと体が冷えてしまったので、すぐ近くの道の駅「どんぐりの里いなぶ」で五平餅を買って食べました。愛知県のほか岐阜県・長野県・静岡県が接しているあたりの山間部ではよく見かける、(もち米ではなく)うるち米のご飯を練った餅を串に巻き、味噌や醤油のタレを付けて炙った食べものですね。ワタシにとっては馴染みが深い山里のごちそうです。
帰り道は同じ道を戻っていくのも面白くなかったので、国道153号線を西に下って東海環状道・新東名経由で帰ってきました。ただし、途中の香嵐渓はもみじまつりで渋滞が見込まれたので回避。「紅葉を見に行ったのでは?」とツッコまれそうですが、ひとりならともかく家族連れだと、人混みはいろいろタイヘンなので…。
11月3日には、三重県菰野町田光(たびか)のコスモス畑に行ってきました。水田や畑を休ませている間にコスモスなどの種をまいて花畑を作っている例は、全国各地で見られます。作物の連作障害の対策にもなりそうですし、それで観光資源にもなるのなら一石二鳥と言えそうです。
花畑になっている場所は年によって違うらしく、地図を見て探そうとするとちょっと面食らいます。何とか臨時の駐車場を見つけて停め、一面に広がる花を楽しんできました。
ここ何年かは、こんな感じで穴場的な絶景スポットを探して出掛けるドライブが多いです。ただ、せっかくイイ場所を見つけても、そのうちメジャーになって混み合うようになり、気軽に行けなくなってしまうことも多く、ちょっと寂しかったりもします。
行楽の秋ではあるわけですが、今年の「秋のお出かけ」と呼べそうなのはこれくらい。あっという間に秋が過ぎ去っていったような感覚があります。今年は11月になってもなかなか気温が下がらず、薪ストーブの点火も遅めとなりました。一方で、昨日の道中ではクルマの外気温計が3 ℃を指して「凍結注意」の警告音が鳴るなど、すっかり冬になった感があります。
これもいわゆる地球温暖化の一環だとは思うのですが、庭仕事をしていても、今年は「暑いから昼になる前に休まなくては」と「寒いから日が差すようになってからにしよう」の間がほとんどありませんでした。そのせいか、作業自体もなかなか進んでいません。まだまだ割らなくてはならない薪もあります。
過ぎ去ってしまったものは仕方ありませんが、だんだん貴重な季節になってきたかもしれない秋のいろいろなコトは、しっかり楽しみたいですね。来年以降があるのかどうか?すら心配ですが…。そして、やり残した仕事はちゃんと片付けなくては。今年も残すところあとひと月しかありません。
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