気になるVAIOたち

ノートパソコンを持ち歩かなくなってから、もうずいぶん長くなります。新しく購入するのが難しい状況で、いろいろ代わりの方法を考えてはみるものの、やっぱりノートパソコンを持ち歩く以上の最適解が見つかりません。

スマートフォンは、出先での情報閲覧についてはかなり高いレベルで要求を満たしてくれます。しかも、それは単なる代わりにとどまりません。十分快適なレベルの高速通信が常時確保され、GPSによる高精度な位置情報も持っていますから、これらの組み合わせにより、これまでモバイルノートPCで行っていたのとは別次元の情報を使いこなせるようになっています。

しかし、SSK Worldの原稿を執筆するためには、スマートフォンの文字入力環境はあまりにも貧弱すぎます。フリック入力や手書き入力をどんなに鍛錬しても、生産性ではQWERTYキーボードからの入力に遠く及びません。音声入力は、入力手段としてはそこそこ高速なんですが、結局逐次変換作業は必要ですし、その後の編集を考えるとやはりそれだけでは足りません。特にカット&ペーストの作業はかなり面倒です。

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もうひと声が聞きたいのだが

パナソニックから、レッツノートの最新モデル・CF-AX3が発表されました。型番を見ればわかるとおり、既に登場しているレッツノート唯一のUltrabookであり、液晶画面が360度開いてタブレット形態に変形してしまうノートパソコン・CF-AX2と外形は全く一緒。しかし、内部のコンポーネントは一新されています。

CPUには、コードネーム「Haswell(はずうぇる)」で呼ばれてきた、第4世代のIntel Core i7が採用されました。主に待機時の消費電力を大幅に削減し、パフォーマンスを向上させつつ省電力性能が向上しているのだとか。

実際に、CF-AX2で9~9.5時間(カタログ値;JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver.1.0))と書かれていたバッテリーでの動作時間は、CF-AX3では13時間と大幅に伸びています。ほとんど重量は増えていない(つまりバッテリー容量は大幅に増えたわけではない)中でこれだけ動作時間を延ばせるのが、Haswellの実力と言うことなのでしょう。


もう一つ大きく変わったのが液晶ディスプレイ。これまで、ディスプレイの表示品質面ではあまり評価が高くなかったレッツノートでしたが、今回は11.6型のサイズはそのままに、フルHD解像度(1920×1080ドット)のIPS液晶を採用しています。このデバイスが普通に使われていれば、画面表示は大幅に見やすく、綺麗になっているはずです。

「普通に」という表現に引っかかるものを感じた方もあるかと思います。これまでのレッツノートでは、ストイックに低消費電力に注力するあまり、カラーバランスが悪いなど、チューニング次第でどうにかなりそうな要素まで優先度が低くなっているように見受けられました。さすがに、今回は自ら広告で大きく取り上げて宣伝していますから、そんなにヒドいことにはなっていないと思うんですが、こればかりは現物を見てみなくてはわかりません。

駆動回路が画素数に比例して増えていくTFT液晶の場合、高解像度になるほど消費電力面では不利になります。繰り返しになりますが、ストイックにバッテリーライフにこだわってきたレッツノートが、今回こんなに豪華なディスプレイを奢ってきたのは、CPU周りでの大幅な省電力化が実現したからこそかも知れません。これもHaswell効果と言うことになるのでしょうか。

 

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