水冷クーラーを試す

トラブルが解消していない?

電源を交換した原因となったS3スタンバイからの復帰失敗問題なんですが、しばらく使ってみたところ、まだ完全解消とはなっていないようです。安定度はずいぶん高くなったんですが、それでもときどき復帰に失敗したり、ハードディスクが認識されていなかったり…といった、これまでと同じ問題が発生しています。

どちらにしても電源周りに重大な問題を抱えていたのは確かですから、交換したこと自体は間違っていなかったと思うんですが、相変わらずトラブルシューティングの日々は続いています。どうやらトラブルの原因も絞り込めてきたところです。近日中に報告できれば良いんですが。

WinDy AquaGizmo

とんでもないパーツ・その1

それはさておき、今回は前回予告していた「とんでもないパーツ」紹介の第一弾。ソルダムの水冷CPUクーラー・AquaGizmoです。「3年間保証期限限界品」として、通常価格よりも1万円近く安価に販売されていたので、ついつい新ケースと一緒に衝動買いしてしまいました。

この「保証期限限界品」、最初は言葉の意味がよくわからなくて、保証期限切れ寸前の商品を売ろうとしてるのか?と勘違いしてしまったわけですが、要するに早く売ってしまわないと3年間保証が担保できなくなってしまう在庫品を安値で売って整理するということですね。もちろん、3年経過したら自動的に破損するものでもありませんし、安く買えるのなら歓迎です。冷静に考えてみたら、まだAquaGizmoが商品化されてから半年くらいしか経たないのに、保証期限そのものが切れるわけがありません。

配管が組み上がった状態で梱包

ところで、この3年保証を支えるのが、既に配管が組み上がった状態で梱包されていること。水冷クーラーというのは、精密電子回路と導電性の液体を隣り合わせにしてしまう非常に怖いもので、しかもこれまでなら水漏れのリスクが最大である配管の継ぎ目なども全て自分で組み立てなくてはならなかったのですが、AquaGizmoの場合は既に配管内で液体が密封された状態。基本的にはただ説明書通りに取り付けるだけで、液体の存在をほとんど感じさせません。これまでは超マニアックなアイテムとされてきた水冷クーラーへの敷居をかなり低くしてくれた製品ですね。

水冷クーラーの本質

AquaGizmo購入も純粋に衝動買いだったわけではなく、現在の環境に問題を感じていたからこその購入でした。CPUを交換したときに、CPUクーラーもそれまで使っていた静音志向のものからCPUに付属のものに交換しました。冷却能力を確保したいと思ってのことだったんですが、今度はCPUクーラーのファン回転音が騒々しく感じるようになってしまいました。もっと静かにしたい、でももっと冷やさなくてはならない…そんな状況での一つの選択です。

水冷クーラーといえば、冷却能力を高めるための装備、あるいは静穏性を重視した選択というイメージが強いわけですが、別に「水冷だから冷える」「水冷だから静か」という訳ではないんですよね。水冷による冷却システムの最大のポイントは、熱を熱源から離れた場所まで効率よく移動できること。移動した先の放熱機構の自由度が高くなることによって、高い冷却能力や静穏性を得やすくなるわけです。

そのラジエーターは、AquaGizmoの場合ケース排気ファンの場所に取り付けることになります。他の製品のようにケース外に配管を引き出して大がかりな冷却システムを仕掛けるわけではありませんが、廃熱をケース内にばらまいていたこれまでの強制空冷システムよりは効率よくCPUを冷却できるだけではなく、ケース内の温度を低く抑えることが可能になり、CPU以外のパーツの冷却にも役立つはずです。

ちょっとは静かになったかも

AquaGizmoを使うようになって、CPUクーラーから出る音は確かに小さくなりました。毎分4,000回転以上で轟音を挙げていたCPUファンが、ラジエーター内蔵の2,000回転の排気ファンとの兼用になって、結果的にはファンの数が一つ減ったことになります。冷却液を循環させるポンプからも低くうなるような音は出ていますが、それほど気にはなりません。ただ、今度は別のファンから出る音が気になりだしたんですよね。これは静音化改造の宿命なんですが…。

冷却性能についても十分に満足しています。CPU温度は普通に使っている限りは30度C代前半をキープし、動画のエンコードなど連続して負荷を掛けても40度C台中盤までしか上がりません。まだまだ余裕たっぷりといった感じですね。この余裕をどんな方向に生かしていくのかが頭の使いどころのような気がします。

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