屋根を葺く (1)

9月最後の週末でした。10月1日から消費税が基本的に10%に上がる(軽減税率というのもあってややこしいのですが)ということで、買いだめに走った方々もかなりいらっしゃるのではないかと思います。我が家の場合、テレビを新しくしたほかは、生活必需品の買いだめなどは特にしていません。特売品を狙えば、2%なんてすぐにひっくり返っちゃいますからね。

とはいえ、どうしても買っておきたかったのが、現在建築中の倉庫のために使う資材。食料品や洗剤などと比べると、値動きが少ないんですよね。近所のホームセンターを数軒回って、木材をはじめとして今回必要な資材の価格はモニタリングしていますが、もう半年くらいの間全く変動がありません。つまり、明後日からはきっちり約2%の値上がりとなることが予想されます。

というわけで、2階デッキの分はともかくとして、倉庫本体を完成させるまでに必要なものは、とりあえず今朝まとめて買い込んで来ました。外壁用にスギの野地板3坪分。あとは、屋根を葺くためにアスファルトシングルと専用のセメント(接着剤)、釘の一式を買っています。

土曜日のうちに、外壁の東側と北側は階段の内側も含めて張り終わってありました。引き続き南側と西側の外壁を張っていくのか、それとも外壁は後にして屋根を葺いてみるか…というところだったのですが、後者を選択することに。天気が比較的良かったので、やれるときにやっておこう!と思った次第です。


アスファルトシングルの一番下の段:切り込みを上にして、一部重ねて張ります

アスファルトシングルは、その名のとおりのアスファルト系のシートの表面に、石粒を接着してある屋根材です。約30cm×90cmのものが20枚でひと束になっていました。幅約200cmの屋根だと2枚並べるだけではちょっと長さが足りず、短く切ったものを追加して並べることになります。

下地のルーフィングと同様、下から順番に張っていきます。最初の段(1段目の前なので便宜的に第0段と呼んでおきますが)は、本来なら「スターター」と呼ばれる下地材を張りますが、代わりにアスファルトシングル自体を上下逆に(切れ目が上になる向き)並べて、少し重ねながら張りました。

裏側からならカッターで比較的簡単に切れます

表の石が貼り付いている面は非常に丈夫なのですが、裏のアスファルト面からなら、カッターで容易に切ることができます。


スターター分(第0段)は、切れ目のない側にセメントを塗ります

アスファルトシングルは、セメントを使って接着していきます。これも下側になる部分を接着するのが基本。第0段では、切れ目の入っていない側を接着します。

第1段は、第0段と同じ位置に、ただし切れ目は下になる向きで重ねて張ります。

もちろん、セメントも切れ目の入っている側に塗っていきます。

シングルセメントはタールのような粘度の高い接着剤

シングルセメントは、ちょうどタールのような、非常に粘度の高い接着剤です。端材を使って塗っていきましたが、最初は非常に固く、延ばすのが大変でした。しばらくやっているうちに、屋根の上で温まったのか、だんだん軟らかくなり塗りやすくなっていきました。

セメントで張った後、釘を打って固定しておきます

セメントで張って位置合わせした後は、釘を打ってずれないように固定しておきます。「アスファルトシングル専用」として売られているこの釘は、頭の大きさの割には長さは25mm程度という、見た目はちょっとアンバランスな短い釘です。

本来は、この釘を打つ位置に垂木が通っているかを気にするところですが、今回の屋根の下地は野地板2枚分の厚さがあるので、あまり考えずに打ち込むことができます。

釘は切れ目の根元の少し上あたりに打ちます

釘は、切れ目の根元の少し上あたりに打ちます。次の段を重ねるときには、基本的にこの部分は隠れて見えなくなります。


2段目以降は切れ目が互い違いになるように

2段目以降は、切れ目が縦に連続せず、互い違いになるように少しずつずらしながら、前の段と半分くらい重ねて張っていきます。こうしないと、先ほど打った釘が隠れずに見えてしまいます。

切れ目のパターンのキレイさに拘りすぎてしまうと、無駄になるシングルが増えて、結果的に資材が足りなくなりかねません。切れ端を臨機応変に組み合わせながら、あまり変な感じにならないように収めていきました。

今日は途中で出掛けなくてはならなくなってしまったこともあり、屋根葺きは6割ほど終了したところで一旦片付けました。一気に完成させてしまいたかったところですが、残念でした。まあ、慌てても仕方ありません。しっかり作ることが肝心ですね。続きはまた改めて、にしましょう。

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