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AQUOS sense7もアレで守る

昨年末にスマートフォン・AQUOS sense7を購入したときに、2種類のケースを購入したことを紹介しています。明確な意図を持って使い分けるつもりだったのですが、結果的にはこれまでのところ想定とはかなり違う使い方になっています。

LOOF Nature

天然木をあしらった手帳型ケース・LOOF Natureは、普段使いのケースとして活躍しています。職場などでそばに置いておくのには、この落ち着いた雰囲気がマッチします。基本的には画面が隠れた状態になっているので、他の人にチラリと覗き込まれにくいのもイイですね。

ray-out ProCa

一方で、主に屋外で動き回るような、よりアクティブな場面で使うことを狙って購入したProCaの方には、あまり出番がありません。というのも、どうも手への収まりが悪いんですよね。背面に指を通すストラップはあるのですが、そこにたどり着く前に取り落としてしまうことが何度かありました。慣れの問題だろうと思っていたのですが、なかなか慣れません。

もっとも、おかげでケースそのもののタフさは実感できる場面が多かったかも知れません。さらに、落としたスマホを画面側からスパイク付きの長靴で踏んづけてしまったことがありましたが、フィルムに少し跡が付いたものの、数日で元通りに。TPU製の強化ソフトフィルムの驚異的な性能まで体験できました。…とプラスに捉えておきましょう。


ProCaケースを紹介したときに「アレに似ている」と表現した相手が、Hamee(はみぃ)のiFace First Classです。Hameeは神奈川県小田原市に本社を構える日本企業ですが、First Classケース自体は韓国の子会社のチームがデザインしたのだそうですね。今はiPhone用ケースとしてメジャーな地位を築いていますが、2011年にiFaceブランド初めての製品として登場した製品は、GALAXY S2用のFirst Classケースだったそうです。

私もFirst Classは使ったことがありますが、ポリカーボネートとTPUの複合構造による耐衝撃性の高さ、その複合構造を感じさせない加工精度の高さ、側面が緩いカーブを描いた手に収まりやすい形状など、「いいモノ」として好印象でした。さすがに水没には太刀打ちできませんでしたが。

1月の時点ではAQUOS sense7対応の製品は用意されていなかったのですが、6月に「シャープ公式認定」のお墨付きで正式に対応製品が登場。コレを購入してみることにしました。


AQUOS sense7用iFace First Classのパッケージ

AQUOS sense7用のiFace First Classケースは、HUAWEI P20 lite用とほぼ同じ、丁寧に梱包された箱に包まれて届きました。表面には「AQUOS OFFICIAL ACCESSORY」の青いラベルが貼られています。First Classの中でも落ち着いた色合いの「KUSUMI」シリーズに位置づけられ、この「くすみブラック」はダークグレーのマットな仕上げになっています。他にも「Cafe」シリーズというカフェラテをイメージした色合いのかわいらしい製品があります。

裏面にも小さなのぞき窓があり、ケース内側に仕込まれたホログラム入りの黄金のバッジが見えるようになっています。このバッジや、専用アプリを介した正規品証明用のシリアルコードによる確認、シリアル登録による製品保証のグレードアップなど、以前からiFace製品ではニセモノ対策にかなり手の込んだ対応が行われています。箱に書かれた「MADE IN KOREA」の文字などからiFaceを「韓国のブランド」として認知している方も結構いらっしゃるようですが、こうした部分は実に日本的です。

ProCaケースと並べてみると、1,000 円の価格差以上に高級感があります。First Classのストラップホールを見るだけでも、デザインとしてひと手間掛けているのがよくわかりますが、それは側面のTPU素材の分厚さ、スイッチや指紋センサー部分の加工、裏面のハニカムパターン…と、あらゆる部分で見られるものです。

実際にAQUOS sense7をはめ込んでみると、加工精度の高さがさらに際立ちます。カメラ部分は、内側のTPU部分は円形の穴三つで、可能な限りギリギリまでカバーされているのがわかります。サイドのボタンもピッタリですが、指紋認証センサーのところはちょっとTPUの縁が薄すぎて、切れてしまわないか心配です。材質は悪くなさそうなので、大丈夫だとは思うのですが…。

画面縁の回り込みにも、全くと言って良いほど隙間がありません。ケースが筐体と一体になっているかのようです。ただ、あまりにもピッタリすぎて、丁寧に被せないと画面保護フィルムの縁をまくり上げてしまいます。まあ、贅沢な悩みではありますが。

手に握ってみると、側面中央のわずかにくびれた部分で、しっかり保持することができます。取り落とすような場面はかなり少なくなりそうです。質感の高さも相まって、アウトドアでの破損防止用だけでなく、普段から状況に応じてLOOF Natureと着せ替えながら使い分けたくなります。


スマホの落下等による破損を防ぐためには、ケースの耐衝撃性がどうのこうの以前に、落下をいかに未然に防げるか?が重要で、そのために有効なのがストラップだと思っています。

2015年に買ったDeffのリングストラップ、まだ十分現役

今回は、2015年にXperia Z4用に購入したDeff(でぃーふ)のリングストラップがまだ保管してあったので、久しぶりに引っ張り出してみました。アルミのリングは細かい擦り傷こそあるもののまだまだキレイで、全然問題なく使えます。ストラップコードを保護するために被せてあるPET樹脂製のチューブがイイですね。

早速iFace First Classに取り付けていますが、とりあえずは問題なく使えています。ストラップホールが側面ではなく背面の隅にあるので、テーブルに置いたときにちょっと据わりが悪くなってしまうのが気になってはいるのですが、このケースを使うときは机に置きっぱなしというよりはポケットに入れて持ち歩くでしょうから、コレでもいいのかも。

ちなみにこのリングストラップ、今でもDeffのオンラインストアのカタログにありますが、現在は3代目の後継モデルが出ています。凝った造りは相変わらずですが、さすがにストラップコードにダイニーマ(超高分子量ポリエチレン繊維:異次元の高強度を持ちます)を使っているのをアピールしているなんて、他社製品では見たことがありません。機能・性能にこだわるのは素晴らしいことですが…変態(無論褒め言葉・笑)。

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