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DIYで外壁塗装 (1)

準備もだいたい整ったので、ようやくDIYで外壁を塗り始めます。とはいえ、何しろあと169平方メートルもあるわけで、一気に全てを仕上げてしまうのはとても不可能です。

となると、最初に塗る面をどこにするか?なのですが、これはもうずっと前から決めてありました。離れの東側しか考えられません。台風など東からの風をまともに受けて、板壁の劣化が激しくなっている上に、道路に面しているので目立ちます。…というよりも、基本的に、目立つところ=風や日差しの良く当たるところ=劣化が激しいところということになるのだと思いますけどね。

11月22日~24日は、私にとっては3連休。まとまった時間が取れるのは、おそらく年内はこれで最後になるので、ここで1面くらいは仕上げておきたいところでした。早速22日の朝から、壁面のケレンを開始。スポンジ付きのサンドペーパーを使って、表面を整えていきます。

塗料が剥がれて表面の劣化が進んでいる部分は、木目に沿って凸凹になっています。また、緑色が薄くなっているように見える部分は、浸透していた塗料が劣化して表面に浮き上がり、元々粉状になっていて、サンドペーパーで擦ると舞い上がります。こういった部分を削り落としながら、塗料を塗りやすいように平滑にしていきます。とはいえ、凹凸を完全に削り取ってしまうのはとてもムリ。不自然にならない程度に整えます。

この後の塗装作業で、東側を塗り終わった時点で塗料が余っている…となっても塗料を捨てずに済むように、離れ北側の壁面もサンドペーパーで擦っておきました。同じように風をまともに受けそうに見えるのに、板壁の劣化度合いが全然違い、北側はほぼ平滑で、塗料もあまり落ちていません。おそらく原因は風向きの関係なのですが、再塗装した時期も大して変わらないのに不思議です。


ローラーバケットにしごきネットをセット

ケレンが済めば、いよいよ塗装の開始です。ペイントローラーは初体験なので、事前にYouTube動画などを参考にイメージトレーニングを積みました。ローラー用のバケットに、網状のものが2枚添付されていて、何に使うのか全然わからなかったのですが、これは「しごきネット」と呼ばれるものらしく、バケットの縁に斜めにセットして使います。塗料をタップリ染みこませたローラーをこの上で転がすことで、余分な塗料を再びバケットの中に落とすことができます。

1回目は、下塗りのマイルドサビガード。エポキシ系の塗料で、塗料缶から計量カップに注ぐと、明らかにドロッとした固形物感があります。このままでは、とても均一に塗るなんて困難です。これを10%ほどのシンナーで薄めて塗っていきます。

塗装面積を計算したときに、塗料のカタログに書いてある標準的な使用量を元にして、壁1面ごとにどのくらいの塗料が必要になるかも計算してありました。離れ東側の下塗りは、マイルドサビガードが約2 kg必要になる計算でしたが、実際に塗ってみると、特に劣化して凸凹になった部分から、想定していた以上にどんどん塗装が染みこんでいきます。結局、3 kgでも塗りきれず、4 kgを準備することになりました。

時間の方も、午前中の2時間以内で済ませたいと思っていたところ、結局3時間以上かかってしまいました。離れの東側はいちばん劣化が激しく、おそらく塗装にも時間がかかると考えていたのですが、それにしても大変な作業でした。

残った塗料は、北側のケレン済みの部分に塗ってみました。表面の状況が全然違うこともあり、こちらはスムーズに塗れていきます。他の面もこの調子で塗れることを祈りたいところです。


2回目からの本塗りに使う一液NADウレタンは、マイルドサビガードよりはかなり粘度が低く、サラサラとしている感じ。それでも、原液のままではちょっと塗りにくいので、こちらも10%程度のシンナーで希釈します。

本塗りは2回で、塗料の使用量は2回塗りの合計で約3.3 kgとなっていたのですが、本塗り1回目は2 kgでは塗りきれませんでした。下塗りよりはずいぶんマシになりましたが、それでも表面が凹凸した部分にかなり塗料を持って行かれます。時間も、結局23日のまる一日を1回目の本塗りに費やすことになりました。写真を撮る余裕すらなく、24日の朝にまとめて撮ったほどです。

下塗りは標準色の「シロ」で、既に塗装が済んでいる母屋2階とはずいぶん違う色調でしたが、本塗りの塗料が乗ると一気に印象が変わります。それでも、まだ下地の旧塗装の緑色の面影がある感じで、違和感は残ります。

勤労感謝の日の振替休日となった24日に、本塗り2回目を行いました。ここまで2回の塗り重ねで、かなり表面が整ってきたこともあり、作業はずいぶんスムーズになりました。所要時間は東側の分は1時間強で済みましたし、塗料の量も2 kgを切りました。

それでも、北側を塗ってみると東側の作業がタイヘンだったのを確認できます。板壁の隙間、細かい割れ目の間に塗料が染みこんでしまうので、ローラーを押しつけたり、刷毛で塗り足したりしながらの作業でした。壁面の劣化が最も激しそうに見えた場所ですし、これで最大の難所を越えた…と思いたいところですね。

見た目も2階部分のプロの塗装にかなり近づいてきました。それでも、もともと表面が荒れていた場所など、まだ色ムラを感じてしまう場所が残っています。先日教えていただいたTさんの工程表には、「(本塗り3回目)」があり、劣化の激しい場所ではもう1層本塗りが重ねられています。ココもまだ塗り重ねる必要がありそうですが、他の面も緊急性は高いので、とにかくひとまわり完成させた後に仕上げたいと思っています。


3日連続で外壁塗装の作業を行ったわけですが、流石に全身が重く、身体が疲労したのがよくわかります。そして、それ以上に困ったのが有機溶剤の臭いが家中に広がった状態になってしまったこと。1週間経ちましたが、まだどこかで臭っているような気がしてなりません。もしかすると、体調疲労は身体的負荷ではなくて有機溶剤の中毒症状なのかも知れない?というくらいです。

しばらくはもう塗装は遠慮したいなぁ…というくらいの気分なのですが、そんなことを言っていてはいつまで経っても作業が進みません。後ろ向きな自分にむち打ちながら、しばらくは馬車馬のように働いて、働いて、働いて、働いて…と行けるかどうか。



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