先日から度々話題にしている新しいVAIO Pが、先週末から店頭に並び始めました。私も早速家電量販店に足を運び、実機を五感で確認してみることにしました。初代VAIO Pから基本的なスタイルは変わっていない…とはいえ、使い心地に影響を与えそうな場所にずいぶん手が入っていますから、再評価は必要だと思っていました。

Sony Style(ソニースタイル)


白の他にオレンジ、ピンク…という、先代とは対照的に派手なカラー展開なんですが、表面がテカテカではなく艶消しの処理がされているので、実物を見ると思いのほか目に優しいのにびっくりします。それでも、さすがにオレンジとかは持ち歩くのがちょっと恥ずかしくなりそうですが。

超高解像度のディスプレイは全く変わっていないんですが、OSの側で表示の基本ドット数を大きくしているので、画面の見にくさはずいぶん改善されています。それでも足りなければ、ボタン一つでさらに低い解像度に切り替えることもできます。

一方で、筐体内部の変更でキーボードの打ち心地が変化していないか気になっていましたが、こちらも特に問題は無し。最近のVAIOの例に漏れず、見た目のおもちゃっぽさの割にはしっかりしていて、適度な手応えが返ってきます。結構好きなキーボードです。

液晶画面脇に追加されたポインティングデバイスは、タッチパッドの面積がちょっと狭いかな?と感じましたが、これは設定の調整で対応できそうな気がします。ところで、タッチパッドは細かいカーソル操作が難しい!という話をよく聞きますが、指でなぞる代わりに指の腹を転がすようにすると、結構微妙な操作に対応できますよ。…これは余談でした(笑)。

画面を閉じてひねってみるテスト」はもはや恒例。そして、このテストで全く不安を感じさせないのも最近の機種では当たり前になりましたね。微妙にたわみはするものの、「壊れるんじゃないの?」という不安とは無縁です。


レッツノートの2010年夏モデルも店頭に並んでいます。こちらは、メモリやハードディスクが増量されただけですから、触ってみる必要性を全く感じませんでした。ストレスのない処理能力と、ちょっと厚いけど頑丈な筐体の作りが、現在の彼らのアイデンティティです。

レッツノートは、以前から「ビジネスモバイル」を標榜して商品開発に邁進してきました。彼らの目指す目的に何が必要で、何が不要なのかを、長い年月をかけて振り分けてきました。一方のVAIO Pは、仕事で使うのではなく、個人の生活に溶け込む道具としてスペックを練り込み、様々なデバイスを取捨選択してきた印象を受けますね。あえて言うなら、こちらは「パーソナルモバイル」に徹しています。

ですから、出来上がるものが全く違ってくるのは当たり前。かつては趣味のため兼仕事のための道具としてパソコンを持ち歩いていましたから、レッツノートのアプローチは私の要求にかなり近いものだったんですが、最近は自分のパソコンを持ち歩いて仕事に使うことはしませんから、むしろVAIO Pの方に魅力を感じますね。使い方に応じて、選択肢は変わって当たり前です。まあ、いずれにしても購入資金が全然足りないんですが(涙)。



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