All in OneDrive

先日から何度か話題に出していますが、Microsoft Officeアプリケーション等が利用できるWebサービス・Office 365 Soloを契約すると、同社が提供するオンラインストレージのOneDriveが1TB使えるようになります。

1TBという容量は、PC本体に内蔵されるハードディスクの容量としてはそれほど珍しいものではなくなりましたが、オンラインストレージとしてはかなりの巨大なものです。ここまで大容量になると、利用方法もちょっと変わってきます。


OneDriveでは、ファイルを「キャッシュ」としてPC本体にも保存しておくことで、ネットワークに接続していない状態でも使えて、しかも相当高速にアクセスできるようになっています。というよりも、この状態なら、使い勝手としては単にPC内蔵のハードディスク等に保存しているのと同じです。

OneDriveの設定画面

OneDriveの設定画面から「フォルダーの選択」ボタンを押すと、どのフォルダーをキャッシュしておくかを指定することが出来ます。キャッシュされたフォルダーやファイルだけが、Windowsのエクスプローラーで「OneDriveにあるファイル」として表示されます。

OneDriveのオンライン表示

OneDriveに保存されているファイルで、先に選択したフォルダー以外の場所にあるものについては、Webブラウザーによる「オンライン表示」から操作することになります。


Pavilion Wave 600:OneDriveのフォルダー設定

本体内蔵のドライブ容量の方が多いデスクトップPC・Pavilion Wave 600の場合は、キャッシュ先を2TBのハードディスクに移した後で、「OneDriveのファイルとフォルダーを全て同期」にチェックを入れてあります。こうしておけば、OneDriveに保存したファイルは全てPC本体のファイルと自動的に同期され、エクスプローラーから常時直接利用可能になります。

「ミュージック」フォルダーの実体をOneDriveに設定

また、ファイルを保存するときには、できる限りOneDriveに保存するようにすれば、バックアップとしても機能してくれます。「ドキュメント」や「ピクチャ」「ミュージック」などの特殊なフォルダーの実体の位置を、OneDrive上に設定しておくこともできるので、ネットワークの向こうに保存していることは意識する必要が全くありません。

普段からよく使うファイルだけではなく、あまり使わないファイルも、OneDrive内に「Archives」フォルダーを作ってそこに放り込み、デスクトップPCとだけ同期してあります。これで、私の持っているデジタルデータはそのほとんどがOneDrive上にバックアップされたようなものです。


CF-RZ4:OneDriveのフォルダーの選択画面

一方、OneDriveの容量よりも本体内蔵のドライブ容量が小さいレッツノート・CF-RZ4の場合は、同期するフォルダーをある程度制限しておく必要があります。使用頻度が高いものだけを同期しておき、それ以外のものはオンライン表示から探しに行くことにすれば、容量に余裕がないSSDへの圧迫を最低限に抑えた上で、膨大なデータにアクセスすることも出来ます。

もちろん、同期していないデータを扱うときには、ネットワークの速度の影響を受けるわけですが、数MB程度のファイルを読み書きするだけなら、CF-RZ4内蔵の最大100MbpsのLTEによるワイヤレスWANでも「ちょっと待つなぁ」程度で扱えます。従量制の通信量を消費してしまうことには留意しておかなくてはなりませんが、速度自体は十分実用的です。


インターネットにつなげるデバイスさえあれば、世界中のどこからでも、OneDriveに保存してある私のデータにアクセスできることになります。災害などに遭ってデバイスが全て吹っ飛んでも、データだけは残ってくれるはずです。Microsoft社が投げ出しさえしなければ…ですけどね。

あとは、保有するデータが1TBを超えたときにどうなるのか?という問題がありますが、動画でも大量に保存するようにならない限り、まだまだ余裕たっぷりです。万が一溢れそうになったときに、また考えるとしましょう。

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