液晶画面のガラスにヒビが入ってしまい、修理に出したNuAns NEO [Reloaded]の代替機として、トリニティからNuAns NEO [Reloaded]を貸していただいています。何しろ同じ商品が届いているわけですから、もちろん使い心地も同じ。TWOTONEカバーを着替えながらお出かけ…という気分まで代替してくれます。思っていたよりも、そんな生活にハマっていたんですね。
もちろん諸々の仕様も同じ。…というわけで、実は代替機が届いたらちょっと確認してみようと思っていたポイントがひとつありました。それは、近接撮影でのカメラの能力。先日もちょっと触れましたが、NEO Reloadedのカメラは、近接撮影にちょっと弱いのでは?と感じていました。もしかして、私の端末だけちょっと不具合だったりしないだろうか…と思ったわけです。
というわけで、早速試し撮りしてみました。約20cmまでの距離なら、こんな風に鮮明に撮ることができます。しかし、
それ以上近づくとやっぱりピント合わせは厳しくなってきます。どうやら、このくらいの能力が仕様のようですね。
スマートフォンの内蔵カメラのスペックは年々進化してきましたが、ひとつの評価基準として「より明るい」というものがあります。NEO Reloadedのメインカメラの場合はF値が2.0(焦点距離÷有効口径の値で、これが小さいほど明るい)だそうで、相当明るいレベルなんですが、実は明るいレンズほど、そして撮影距離が短くなるほどピントの合う距離の範囲(被写界深度と言いますが)が狭くなり、ピント合わせは難しくなります。実際に、近くなるほどオートフォーカスではなかなかピントが合いません。
もっとも、NEO Reloaded標準のカメラアプリの場合、下からスワイプすることで簡単にマニュアルフォーカスが呼び出せる(下の青い点を円弧に沿って動かします)ので、あまり問題にはなりません。しかし、すべてのアプリでこうなっているわけではないので、ちょっと面倒な場面もあります。
特にこれが気になるのが、他のアプリから、近い距離で撮影することが多いQRコードや名刺の読み取り…ということなんですよね。適切な距離を確保したり、周囲の光条件を考慮したりして、何とか乗り切っています。
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