先日新しいスマートフォン・HUAWEI P20 Liteを購入したときに、一緒に強化ガラス製の保護フィルムを購入し、本体を箱から取り出した直後に貼り付けておきました。
このとき購入したフィルムは、P20 lite用の保護フィルムでは結構よく見かける、外縁部に黒い縁取りがあるタイプのもの。上のノッチ部分と、下のHUAWEIロゴ部分には穴が空けてあります。ノッチ部分にはスピーカーやカメラがあるので当然なんですが、ロゴ部分の穴も全てのメーカーに共通なのはちょっと不気味なところもあります。「名前を隠すな!」と、ファーウェイから圧力でも掛かってるのかしら(汗)。
…というのはともかく、このフィルム、気泡が全く入らず、実にキレイに貼り付けることができます。私もこれまで数多くの液晶画面にフィルム類を貼り付けてきましたから、技術的には結構自信がある方ですが、それにしても今回はあまりにもあっさり完璧な仕上がりになって、拍子抜けしたくらいです。
そんな風にしてしばらく使っていたわけですが、貼り付けてから2週間も経たない先日、室内でフローリングの床に落とした拍子に、この保護ガラスフィルムにヒビが入ってしまいました。おそらく破損までの最短記録で、少々凹みましたが、本体の画面は全く無傷でしたから、身代わりになってくれたのだ…と思うことにしましょう。
2枚組の商品を購入していましたから、もう1枚と貼り替えてみたものの、何と翌日にまたしても破損。今度は玄関前で砂利敷きの地面に落としてしまいました。さすがに2日連続ともなると、相当凹みます。
割れた後で、改めてこのフィルムを見てみると、粘着シートになっているのは周囲の黒い枠の部分のみ。透明な部分は、本体の画面には貼り付きません。そして、透明部分には格子状に小さな穴のようなものが加工されていて、ここから空気が抜けることで気泡が発生しない…という仕組みのようです。というよりも、そもそも貼り付いていないなら気泡も発生しない気がしますが。
粘着する枠の部分と、画面の透明な部分には微妙な段差がありますから、貼り付けた際にはこの画面部分はわずかに浮いていることになります。これでは、落下させたときなどに割れてしまうことがあるのは仕方ないかも知れません。Amazonに記載されている製品情報を見ると、透明部分は吸着しないことが明記されているのですが、そこまで細かくは読み切れていませんでした。
改めてガラスフィルムを買い直すことにしたわけですが、今度は画面部分がしっかり貼り付く構造になっているものを選びました。このスタイルで、しかも縁のガラスが丸まっている部分までカバーされる製品は非常に少ないのですが、そこはあえて拘り、要求に見合うものを選んでいます。
保護フィルムの方も、画面に合わせて左右が微妙に丸まった形になっています。確かにこれなら保護性能は高くなるのでしょうけど、その代わりに貼り付けるときの位置合わせは非常にシビアです。0.5mmもズレれば、フィルムの端が浮き上がったり、大量の気泡ができてしまったりします。
位置合わせは完璧に決まった…つもりだったのですが、最初は左右の隅の部分にかなり多くの気泡が残っていました。それでも、少しずつ指で押さえながら均していったら、3日ほどで気泡はほぼ消えました。どうやら位置は大丈夫だったようです。どうもメーカーのゴリ押し感があるHUAWEIロゴの穴も、この位置合わせには案外役立ちます。
本体画面と保護フィルムの間に空気層がないおかげか、前のフィルムよりも心なしかシャープな表示になった気がします。一方で、厚みはやや増した気がしますが、操作性には全く問題ありません。黒い縁取りが、微妙に画面に被さっているような気もしますが、実用上は問題を感じません。概ね、快適です。
ただ、返す返す悔しいのは、何日経っても消えない気泡がひとつ残っていること。よく見ると、微小なホコリがひと粒、そこに貼り付いてしまっていたようです。
保護フィルム全体を剥がして貼り直す…という方法もないわけではありませんが、かえって傷口を広げてしまいそうで怖いです。気泡はたかだか直径1mm程度ですし、画面が点灯しているときは目立ちませんから、ここは妥協して使い続けようと思います。
2枚組のフィルムを買ったのだから、もう一枚予備があるはず、って?…いやいやいや、もったいないし(汗)。
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