島にふたり暮らし

9月になりました。先週末以上に、なんにもしないうちに時間が過ぎてしまったなぁ…という思いを強くしています。先週末に引き続き、ちょっとは庭の片付けに汗を流しもしたのですが、それよりも「あつまれ どうぶつの森」に時間を大量に吸い取られた感があります。やっぱり、Nintendo Switchなんか買うべきではなかったのだろうか?と、今さらそんなことを言っても仕方ありません。

この「あつ森」、実際にプレイしてみると、意外にシビアに社会の現実を写し取っているように感じます。「無人島移住パッケージ」ツアーに参加し、まっさらな無人島から生活をスタートさせる…という世界観で、「なんにもないから、なんでもできる」というキャッチコピーがあるわけですが、できることを増やすためには、ともかくおカネを稼いで、自分たちの生活環境をグレードアップしていかなくてはなりません。

おカネを稼ぐための手段は、基本的に島にある資源…動物、植物、鉱物などを採取して、コレを売り払うことになります。木を切り倒せば木材が手に入りますが、切り倒した木は植林し直さなくては元に戻りません。他の草花たちや石、鉄鉱石なども、採取し尽くしてしまうと枯渇します。…数日経つとある程度復活はするのですけどね。

また、採取した資源をそのまま売るよりも、DIYで何かしらモノを作って、それを売ることで価値が大きく上がる場合があります。モノの作り方である「レシピ」は、店でもある程度のものが売られていますが、それ以外の「プレゼント」として得られるレシピの方が高価な商品になることが往々にしてあります。もちろん、材料の方も簡単には入手できなかったりするわけですが。きちんと汗を流した方が儲かる仕組みになっているのは良いことです。


カブ価は4倍以上に高騰することも

日曜日の午前中には、「カブ」が売られます。これは野菜のカブなのですが、買っておくとその後半日単位で単価が変動し、高いときに売ると利益が得られます。うまく立ち回れば、何も採取せずに金儲けができるわけですが、原価割れするリスクもあります。

1週間以上持っているとカブは腐ってしまい、何カブあってもまとめて100ベル(「ベル」は通貨単位)のゴミ扱いになってしまいますから、1週間のうちに手放さなくては大損になってしまうのですが、よっぽどうまく立ち回らないと、大幅な利益を上げるのは難しそうです。大量にカブを買い込んで一喜一憂するくらいなら、地道に漁に出掛けたり、DIYで作ったものを売ったりした方が確実におカネを稼げます。そんなにウマい話はないんだよ…と子供たちに教えるには良い仕組みかも。(当初「1カブ100ベル」と勘違いしていて、的外れな話を書いてしまいました。修正しています)

子供たちと言えば、妻が「どうして子供部屋用のアイテムがこんなに多いんだろう?」と不思議がっていたのは印象的でした。子供たちが遊ぶゲームなのだから、彼らが自分の部屋に置きたくなるモノが揃っているのは当たり前です。大人の私たちがそれを忘れてしまうくらい、ユニバーサルに遊べる作りになっている…とも言えるかも知れません。


先日も紹介したとおり、現在我が家では1台のNintendo Switchに妻と私のユーザーが登録してあり、「あつ森」ではひとつの島に妻と私のプレーヤーが暮らしている…という形になっています。

一応ふたりで遊ぶこともできる、のですが

Switchは1台しかないわけですから、2人が同時に遊ぶわけには行きません。同じ画面内で最大4人を同時に登場させて操作できるようになる「住人呼び出し」の機能もありますが、これも基本的にはリーダーとなる1名が主導権を握り、他のプレーヤーの動きには大きな制約があります。

自分がひとりでプレーしているときには、妻のプレーヤーは画面には一切現れません。しかし、他の住人の動物たちの口からは、妻のプレーヤーの話題がいろいろ出てきます。あえてプレーヤー本人を出さないことで、そのプレーヤーのイメージを変に作ってしまわないように、こういう仕立てにしているのでしょう。

同じ島に住んでいますから、入手した資源やアイテムなどは互いに受け渡しすることができる一方で、限られた資源の奪い合いにもなり得ます。私と妻の場合は、協力して融通しあうと話が付いているので、互いにプレゼントを贈ってみたりして良好な関係を築いています(笑)が、例えば子供たちで共有などさせると、これが兄弟げんかの原因になりかねない…という話もあったりします。

最初は子供たちで共有させていたけれど、仕方なくひとり1台のSwitch Liteを用意した…なんて話も聞きます。それを狙ってこんなシステムにしてあったのだとしたら、それはちょっと姑息ですよね。任天堂としてはハードもソフトも数多く販売して利益を上げなくてはならないわけで、仕方ないのかも知れませんが。


ひとつの島にふたりのユーザーという形だと、もうひとつ問題があります。最初に始めたプレーヤーが、島の名前を決めたりする「島民代表」になるのですが、この島民代表にしか起こらないイベントが結構いろいろあります。

それは、新しい住民を呼んだり、店や施設、イベントを誘致したり、橋を架けたり…と、島を発展させるためには重要なポイントになることばかり。二番目のプレーヤーとして、出来上がった島に移住してきた住民である私は、その過程にはほとんど関わることができず、せいぜい橋を架けるときに寄付を出せるくらいです。

タイヘンそうな島民代表を横目に、マイペースで好きなように暮らせる…というのはメリットなのかも知れませんが、ゲームの世界観への関わりという点では、ちょっと寂しさもあります。やっぱり、自分でも島をイチから開発してみると面白いのかも…待て待て、任天堂の策略に乗せられてないか?(笑)

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