このところ連投中の「あつまれ どうぶつの森」の話題。先週、新しく購入した「あつ森Switch」に無事島とすべてのプレイヤーのセーブデータが引っ越せたことをご紹介したところです。次は私のプレイヤーがただひとり、新天地へと旅立つ番だったのですが、その前に、木曜日・26日に開催された「サンクスギビングデー」のイベントに参加してから引っ越すことにしました。
サンクスギビングデー(Thanksgiving Day ; 「感謝祭」)は、アメリカなどの祝日で、秋の豊かな収穫に感謝する日。「あつ森」では、一流シェフ・フランクリンの使いっ走り…ではなく、彼の料理作りのための食材探しをお手伝いして、いろいろなご褒美をいただきました。それにしても、フランクリンが七面鳥なのは何ともシャレが効いています。この日は別名Turkey Dayと呼ばれるくらいで。
…と、それはともかく。感謝祭のイベントもひと段落付いた夜、私はひっそりと出立の準備を始めました。
今回行うのは、「あつ森」のセーブデータの中から、私の使っている住人の分だけを抜き出して、もともと使っていた「青赤Switch」に戻していく…という作業になります。公式には「別の本体の島に、プレイヤーだけ引越し」と呼ばれるパターンになります。
プレイヤーは、新しい島に自分の家、手持ちのアイテム、所持金等の、個人に紐付いた資産をそのまま持っていくことができます。特にゲームの序盤には様々な資材を入手する必要がありますし、開発のためにおカネが必要な場面も多々あります。泥臭い序盤のRPG的な作業が、引越しの活用で多少楽になるはずです。
作業方法については、先週の「島ごと引越し」と同様に任天堂のサポートサイトで詳細に説明されていますから、特に難しいことはありません。新旧2台のSwitchに、バージョン1.6.0以降の「あつ森」ソフトがセットアップされていれば、前準備は完了です。最初に「ユーザーの引っ越し」が必要になりますが、今回の場合は両方のSwitchに私のニンテンドーアカウントに連携されたユーザーが登録済みなので、そのままスタートできます。
青赤Switchでゲームを普通に始めると、冒頭で新規ユーザーでのスタートなのか、既存ユーザーの引越しなのかを問われます。ここで「よその島からの引越しです」と答えると、移行手続きが始まります。
あとは、サポートサイトの手順に沿いながら、新旧2台のSwitchを行ったり、来たりしながら作業を進めるだけです。特に引っかかる箇所もなく、すんなり完了しました。なお、今回もローカル通信の機能を使って移行するので、2台は近い場所に置いて作業しましょう。
先週の作業で、青赤Switchの島のセーブデータは空っぽになっています。この状態で始めると、引越しの手続きが完了した後は、島の最初の住人(島民代表)として、新しい島選びから作業が続きます。
私にとっては、初めての島民代表であると共に、2度目の無人島移住です。せっかくなので、ひと味違う経験をしてみたい!と思うところ。ランダムで生成される島の形も、妻の島とは明確に違う特徴があることを意識して選びましたが、もうひとつこだわったのが、南半球の島を選択したことです。
「あつ森」の世界では現実と同じ時間が流れていきますが、季節の流れももちろん同じ。妻の島は北半球にあり、昨日は雪も降っていましたが、私が南半球を選べば、私たちはまだ過ごしたことのない「あつ森」の世界の初夏を楽しめる…ということになります。採集できるムシやサカナ、海の幸などは、季節の変動でかなり変わり、北半球と南半球ではもちろん全く異なります。どうやら、どちらかだけの固有種というのはないようですが。
北半球では9月で終了した「ムシとり大会」が、南半球では11月から始まりました。通信でお互いの島に行き来できる仕掛けもある(イベントについては同じように参加できない部分もありますが)わけですから、これは楽しみが広がります。とりあえずは、まっさらな状態の島から、12月19日のムシとり大会を開催できるところまで島を発展させられるかが、島民代表の私の課題です。
新しい島でスタートするときに、もうひとつこだわったことがあります。それは、島の特産品のフルーツ。「あつ森」の世界には、5種類のフルーツと砂浜に生えるヤシの実の、合計6種類の果実があります。島にはもともと生えているフルーツの木が1種類だけあり、これが「特産フルーツ」となります。最初に妻が作った島の特産フルーツはモモでした。
最初に手に入れられるのは特産フルーツのみ。ヤシの実は、資材集めなどのために出掛けられる「マイルりょこうけん」の離島から手に入りますが、それ以外のフルーツを手に入れるのは相当大変なようです。妻の島では、モモとヤシの実の他には、リンゴしかありませんでした。
フルーツを素材にしていろいろなモノがDIYできるので、すべてのフルーツを手に入れたくなります。運を天に任せない、いちばん確実な方法は、他のフルーツを持っている友達の島にもらいに行くこと…というわけで、私は妻とフルーツを交換するために、どうしてもモモとリンゴ以外の特産フルーツが欲しかったのです。
最初に島に降り立ったときに生えている木を見て肩を落とし、褒められる行動ではないなぁ…と思いつつもリスタートすること4回。ようやくオレンジの生える島にたどりつきました。妻の島とフルーツを互いに交換して、まだ入手できていないのはナシとサクランボの2種類だけとなりました。さて、コンプリートできるのはいつになるでしょうか。
先にも触れたとおり、妻の島との間は、通信機能を使って互いに行き来することができます。同じ島に同居していたときとは異なり、それぞれが自分のSwitchを自分の視点で操作しますから、行動の自由度はずっと高く、島への「旅行」を楽しむことができます。
ただ、この「旅行」というのが結構重要なポイントで、そこに住んでいたときとは、いろいろ勝手が違います。しかも、それは単にどんな操作ができる、できないといった機能レベルの話だけではなく…このあたりの話をし始めると、かなり長くなること確実なので、続きはまた回を改めてにさせてください。
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