気になる木…と続けば、日立製作所のグループ会社の社名がずらりと並んでスクロールしていく、あのCMで流れる「日立の樹」の歌詞ですね。このわかりやすいメロディーの曲、背景に映る非現実的なくらい枝振りの広がった大樹…と、CMとしての知名度ではトップクラスでしょう。
日立グループとしてスポンサーになっているテレビ番組限定のCMなのだそうですが、残念ながら、現在レギュラーで流されている番組はないそうです。そういえば、ここ数年テレビでリアルタイム視聴はしていないような気がします。
…というのはともかく、実は、我が家にも現在「この木なんの木 気になる木」という状態の木が1本あります。
薪小屋3号館の東側に、高さ50cmくらいの木が1本生えています。私が「木が生えている」と認識したのは去年の暮れあたりだったのですが、昔の写真を振り返ってみると、去年の2月の写真では見当たらず、初めてそれらしきモノが映っていたのは去年の5月でした。今年ふた夏目を迎えるということになります。
これでも、お義父さんが一度伸びた枝を切り落としたのだそうで、確かに、7月に撮った写真を見ると薪小屋の高さ(約1.5 m)を越えています。我が家に植えられた庭木は相当成長が早いものが多いので見慣れているつもりなのですが、それにしてもコレの成長速度は尋常ではありません。
西側のシマトネリコのように明らかな心当たりがあるわけでもなく、そもそも樹種が何なのかわからない…という状況。最近、こんな時に活用しているのがGoogleレンズです。撮った写真から情報を検索してくれるわけですが、私のスマートフォン・AQUOS sense7の標準カメラアプリは、1タップでGoogleレンズを呼び出せるようになっています。
Google先生の判定結果はマグワ。蚕のエサにする桑の葉を採る木です。マグワは中国原産で、日本の在来種のヤマグワとの区別は結構難しいようです。交雑しているモノもあるようですしね。まあ、ともかくクワの仲間である可能性は高そうです。
もしそうなら、実は食用にできるはずなのですが…今の時点で花らしいモノが見つからないので、とりあえず1年はココで育てておいて来年に期待してみましょうか。今年から来年にかけてのお楽しみが、ひとつ増えました。10m以上の高木になるポテンシャルを持っているので、もしそのまま育てるのなら剪定作業は必須ですね。
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