5月になりました。この時期になると、5月生まれの私のところには、いろんなショップから「誕生日のお祝いです」と称して割引クーポンが届くわけですが、その中でも異彩を放っているソニーストアからのバースデープレゼントの話は、以前もしたことがあります。

2022年から3年連続で、栄のソニーストア名古屋まで足を運んでマグカップをいただいていました。このご案内のメールが、例年誕生日の1ヶ月前になる4月下旬には届いていたのですが、今年はなかなか届きませんでした。スマホの「My Sony」アプリにも通知が来るはずですが、そちらも無し。不景気なご時世だし、止めちゃったのかなぁ…と、寂しく思っていました。
そうこうしているうちに、同じく5月生まれの弟から、ちょっと気になる情報提供がありました。ソニーのバースデープレゼントが、今年はマグカップから「ショボいカトラリーに変わったらしい」とのこと。ショボいかどうかはともかく、何かしらいただけるのなら、喜んでいただいておこう!と思いました。…貧乏性だなぁ。
とはいえ、相変わらず案内もいただいていないし、どうしたのだろう?とちょっと心配していたところ、ようやく5月1日になって、アプリに通知が飛んできているのに気が付きました。このあたりも、月ごとにまとめて発送するように合理化したのでしょうか。
今年も家族を乗せてクルマで名古屋入り。そしてソニーストアにはひとりで向かいます。エスカレーターを上がってビルの3階にあるソニーストア名古屋に着くと、入口のところで用件を聞かれます。「バースデープレゼントをいただきに来ました」と答えると、アプリのQRコードと通知のメールを確認していただき、その場で去年と同じ「石油を使わない」白い袋が渡されました。

中にメッセージカードと一緒に入っていたのは、SONYロゴがプリントされたグレーの樹脂製の小さな箱。説明書きの紙によると、これは「Bamboo fiber Cutlery set」だそうです。竹の繊維を配合することで合成樹脂の使用量を削減することができるのだとか。竹は生長が非常に速いので、木材とは違い「伐採することで資源を減らしてしまうのでは?」と心配しなくても済みます。

蓋を開けると中にはいくつか部品が入っていて、

組み立てるとスプーンとフォーク、そしてストローが出来上がります。磁器のマグカップと比べると、樹脂製のカトラリーはさすがに高級感ではちょっと落ちるかも知れませんが、ソニーの環境問題に向き合う姿勢を多くの方々に伝える手段としては、これはこれでアリなのではないかと思います。
マグカップは、いただいた年が書かれていることもあり、なんだかもったいなくて食器棚に飾ってありますが、カトラリーには年の記載はありませんし、私としてはこれはどんどん使った方がよいのではないかと思っています。竹は、あまりにも成長が早すぎるので周囲の木を駆逐したり、畑に入り込んだりするのが社会問題化していますしね。
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