4月12日に、私のところにe-mailが届きました。表題は「Get Cakewalk by BandLab FREE today – the next generation of SONAR Platinum」。先日、Cakewalk社の資産を取得したことを発表したBandLab Technologies社が、CakewalkのフラッグシップDAW・SONAR Platinumの次世代バージョンとして、「Cakewalk by BandLab」を無償公開した…という案内です。
「無償公開」というのは、従来のSONARユーザーに対してだけの話ではなく、BandLabのアカウントを登録しているユーザーなら誰でも、あの超高機能アプリケーションを手持ちのWindowsパソコン(Windows 7以降の64bit版のみ)にインストールすることができます。とんでもない大盤振る舞いです。そもそもBandLab自体が無償で利用できるサービスであることからして、とんでもない太っ腹ではあるわけですが。
メールに記載されたリンク先を辿り、BandLabにログインすると、「BandLab Assistant」というアプリをダウンロードすることができます。ここから、Cakewalk by BandLabをインストールすることになります。
早速、インストールしてみました。「次世代バージョン」とは言え、実際には従来のSONAR PlatinumをそのままBandLabの基盤上で運用するようにしたもののようです。日本語対応が完了していない(というよりはまだほとんど全て英語表示)ことも含めて、とりあえず引っ越した…という意味合いが強そうです。
About画面を見ると、有効期限は10月13日まで…つまり半年間となっています。今回はプレビュー版的位置づけなのでしょうね。半年以内に何らかのアップデートがあるのだと理解しています。
ひとつ気になっているのが、従来SONAR Platinumには大量に付属していた、ソフトウェア音源やエフェクター等のプラグインの扱い。今回のCakewalk by BandLabでは、かなり絞り込まれたものが添付されています。
もっとも、SONAR Platinum自体はインストールしたままにしておくことが可能で、Cakewalk by BandLabからもVSTプラグインにアクセス可能なので、現状では全く問題ありません。このあたりも、今後何らかの対応が行われるのではないかな?と思っています。
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