待つのか、動くのか

木曜日・9月27日に、レッツノートの2018年秋冬モデルが発表されました。このタイミング自体は全く予想どおり。そして内容の方は、想定のひとつとしては持っていたものであり、驚きはなかったものの、正直なところかなり落胆しているところです。

今回のトピックとしては…えーっと…なんと言ったらよいものか…店頭モデルには、新しいコンフィグレーションの商品が並ぶようにはなるものの、カスタマイズして購入することを考慮するなら、「変わったのは型番だけ」と言い切っても大丈夫そうです。新型筐体どころか、Whiskey LakeやAmber Lakeの搭載も全くありませんでした。

パナソニックストアでは、「プレミアムエディション10周年記念モデル」と銘打って、限定デザインの天板を纏った超豪華仕様のCF-SV7が登場はしますが、基本的に中身は従来モデルのパワーアップ版です。だいたい、税抜445,000円からという超強気の価格設定では、庶民のワタシとは別世界の話です。それでも限定数が売り切れてしまうのが、格差社会というモノなのでしょうけど。

ただ、ラインナップを細かく見ていくと、6番世代にとどまっているCF-XZ6とCF-RZ6については、モデル構成が絞られていたり、店頭モデルのRZ6に懐かしの淡いブルーの天板(さすがに本体はあの初代カッパー色ではありませんが)が搭載されたり…と、モデル終息に向けての整理に入っている感はあります。それが、リニューアルされる次世代への布石なのか、フェードアウトを意味するのかは、何とも言えないところですが。


PCを構成する各パーツが順次世代更新されていく中で、メーカー側はタイミングの差こそあれ何らかの対応はして行かなくてはなりません。それは今ではない…というだけのことなのでしょう。

「レッツノートは変わらない」ということが明らかになったこの秋冬は、他の各社の新製品も見比べながら、モバイルノートをCF-RZ4からどれに乗り換えるのか、それともまだ粘るのかを考えていくことになります。とはいえ、ここであえて「粘る」という選択肢を残す裏には、「次世代のレッツノートを待ちたい」という気持ちが透けているわけで、それはフラットな物事の見方ができなくなっている現れでもあります。気をつけなくては。



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