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STAY HOME週間ということで、20年以上前に作ったオリジナル曲を、今持てる機材と鈍りかけた技術を使って再編集してみました。基本的には、MIDIデータで持っていた演奏データを新しいソフトウェア音源に送り直して再録した上で、バランス調整やエフェクター処理等のリミックスを行っています。

当時の音に近いモノを再現しようとしていますが、歌は「今どきの技術」の一環として初音ミクさんに歌っていただきました。基本的には細かい「調教」はほとんどなく、彼女なりにストレートに歌ってもらっています。

当時は、楽曲のネット公開の手段と言えば、MP3で圧縮した音声データか、スタンダードMIDIファイルの演奏データか…という形でした。今回は、FLAC形式の音声データを使っています。ハイレゾ配信向けのデータとしてよく使われているFLACですが、サンプリングレートや量子化ビット数の大きなデータが保存できることよりも、むしろ可逆圧縮であることがポイント。元のPCM記録された音声の品質をそのままに、半分強のファイルサイズで提供できます。MP3の頃、音質低下をどこまで許容できるか？で圧縮レベルを決めたのが懐かしいです。

実は、「100MBのファイルです」とか言いながら簡単に公開しておける環境の変化こそ、最大の変化なのですが。とはいえ、閲覧環境によってはあっという間に超低速通信に切り替わり…という可能性もありますのでご注意ください。

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今回、CDと同じ44.1kHz・16bitの出力と合わせて、ハイレゾ音質といえる96kHz・24bitでも出力してみました。この解像度で出力できるソフトウェア音源だけを使っているので、差が実感できるかと思ったのですが、聞き比べてみると…正直なところ違いがよくわかりません。

オーディオ出力も、モニターしている機材も、そんなにプアなものではないはずなのですが…もしかすると、「96kHz対応」とは言っても、実際にはそれ以下の解像度の音源を変換して出力しているだけなのかも知れません。それとも、トシを取って高音が聞き取れなくなったか？（汗）。

久々に使ったCakewalk by BandLabも、ようやく感覚が掴めてきたので、また少しずつでもイジって何か作ってみようかな？と思っています。リアルタイム入力がいまいち思ったとおりの入力にならず四苦八苦していますが、これは機材の問題なのか、演奏テクニックの問題なのか（大汗）。

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明日を探しに(2020)
作詞・作曲・編曲：S.S.K. 歌：初音ミク

昨日と同じ今日が過ぎて行く
それの繰り返し
「平凡な日々」も
大事なんだけど

気がつけばそれで未来までが
みんな決まりそうで
それじゃあまりにも
つまらないでしょう？

きっと本当は
誰もが気づいてる
自分で動かなくちゃ
新しい日は
始まらないと

靴の紐を結んで
新しい道へと踏み出そう
青空の下に落ちてる
「何か」を見つけよう
今私は旅立つ
明日の世界を探すために
行き先は風にでも訊いて行こう

ときにはどうにもならないように
見えることもある
人はそれを
「運命」って呼ぶけれど

でもきっと本当は
自分で蒔いた種
歩いてきた今日から
明日が生まれる
それが「運命」だから

一番大切なことは
決してあきらめないこと
明日につながる今日を
しっかりと生きること
今私は旅立つ
行き先はまだわからないけど
大丈夫 前には進めるから

古い服は脱ぎ捨て
新しい私に着替えよう
ややこしい荷物なんて
全部ここに置いていこう
今私は旅立つ
明日の世界を探すために
振り向かずまっすぐに進んで行く

靴の紐を結んで
新しい道へと踏み出そう
誰も歩いたことのない
私だけの未来へ
今私は旅立つ
明日の世界を探すために
行き先は誰にもわからないけど

明日を探しに行こう

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