先日、Nintendo Switchの新ソフト「Nintendo Switch Sports」を話題にしたところですが、もちろん「あつまれ どうぶつの森」の方も、引き続き妻とふたりで楽しんでいます。
妻は、これまで作ってきた島のデータを先日まるごと消去し、最初から島作りを始めました。島の地形も含めて、すべて新しく作り直したくなったけれど、自分でイチから整地する(ゲームを進行させていくと、ごく一部の要素を除いて好きなように編集できるようになります)のはタイヘンだから…とのこと。これまで貯めてきた様々なコレクションもご破算になってしまうのは辛すぎる気がするのですが…(汗)。まあ、RPGだってレベル1のオープニングからまた始めたくなることがありますしね。心境としては似たようなものだと思います。
…というのはともかくとして、「あつ森」は基本的にリアルタイムの時間の中で、あえて不自由な部分を数多く作ることでスローな楽しみを生み出しているゲームだと思っているのですが、その中で最たるモノが、島の住民になるどうぶつたちを選べないこと。ゲームの進行に応じて、住民は最大9匹まで増えていくのですが、ランダムで選ばれるのが基本です。偶然の出会いを楽しめるならともかく、お気に入りの仲間たちと過ごしたい!となると、これがなかなかタイヘンです。
序盤の、住民がどんどん増えていくところは自分で選ぶプロセスが全くないので、この段階で思いどおりの住民を揃えようとするなら、リセマラしか手段がありません。オートセーブの仕組みがあるあつ森の場合、これがまたタイミングの難しい話になります。ただ、住民たちは定期的に(?)島を出て行きたくなる衝動に駆られるようなので、あまり最初のメンバーにこだわらなくても、後から入れ替えていくのもアリです。
島を出て行った住民の代わりに来るどうぶつも、放っておけばランダムで決まりますが、島のキャンプ場に遊びに来るどうぶつや、「マイルりょこうけん」で行ける離島に訪れているどうぶつに声を掛けて、島に誘うことができます。しかし、これも誰が来るのかはランダムなので、メンバーを選ぶなら、時計を操作したりマイルりょこうけんをドッサリ交換したりして、何度もやり直す羽目になります。意中のどうぶつを迎え入れたい!となると、かなりの苦行になる可能性が高いですね。
そんな苦しい作業を、現実世界のおカネである程度解決できる方法があります。任天堂が販売している、「amiibo(あみーぼ)カード」と呼ばれる商品です。一見、どうぶつたちのイラストが描かれた何の変哲も無いカードなのですが…↓
裏側に印刷されたamiiboロゴのあたりに、NFCのタグが埋め込まれているのだそうです。右Joy-ConのアナログスティックのところにはNFCリーダーが入っていて、この部分にカードを当てると読み取ることができます。もともと、amiiboはフィギュアの中にNFCタグを仕込んだ商品だったのですが、あつ森のように登場キャラクターが非常に多くなると、たくさんコレクションするにはおカネはかかるし、場所も食うし…ということで、カードで提供されるようになったのかな?と思います。
島の案内所にある情報端末「タヌポート」に行くと、amiiboを使って特定のどうぶつを島のキャンプ場に呼び出すことができます。訪れたどうぶつと頑張って仲良くなれば、島の住民として呼ぶことができます。ランダムな出会いに期待するよりは、ずいぶん楽です。
あつ森の世界には、他にもamiiboが使える場所がありますが、私が特に気になっているのは、追加コンテンツ「ハッピーホームパラダイス」に登場するタクミライフの事務所にある端末。ここからamiiboでキャラクターを呼び出すと、別荘のオーダーを承ることができますが、住民候補となるどうぶつたちだけでなく、親分たぬきちや案内所のしずえさん、博物館のフータ君など、スペシャルなキャラクターたち(ゲーム内では「VIP」と呼ばれていましたが)からもオーダーが受けられます。これはamiiboなしでは不可能。住民選びは「偶然の出会いに期待する」派の私なのですが、こちらの使い道は気になるところです。
というわけで、我が家には現在そこそこの枚数のamiiboカードがあります。VIPの皆様のカードは、ひととおり揃っています。
しかし、本来amiiboカードの購入自体もランダム要素が強いんですよね。330円(10%税込)で3枚のカードがセットになっていますが、中にどのカードが入っているのかはわかりません。必要なカードが手に入るまで繰り返すとなると、これまたタイヘンな出費になりかねません。
もちろん、偶然に頼って大量に買い込むだけの根気も資金力もないワタシ。それでも何とかなる方法は、ちゃんとあるわけですが…続きはまた今度にしましょう。
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