まさかのRは、SR3

10月20日に、レッツノートの2022年秋冬モデルが発表されました。年に3回の定期更新ということで、最近はパナソニックストアプラスでのキャンペーン開催の日程など見ながら、そろそろ新製品の発表があるのかな?と予想しているのですが、今回は全くのノーマークで驚いています。まあ、個人的にいろいろバタバタしていて、チェックするのをすっかり忘れていただけなのですが。

しかも、今回は新設計の筐体を採用した新シリーズが加わりました。CF-SR3は、12.4型で縦横比3:2の画面を装備し、フットプリントはA4判の用紙にすっぽり収まる、軽くて小さなレッツノートです。大きさとしては、2in1のCF-QV1とほぼ同じで、それを通常のクラムシェル型に仕上げた…という見方もできるかも知れません。

しかし、CF-SR3を説明するためには、もっと適切かつ簡潔な表現があります。「小さなCF-FV3」と言ってしまえば、解説はほぼ終了です。第12世代のIntel Coreプロセッサー、大径のホイールパッドやボックス型のスピーカー、Webカメラ・マイク周りのAI処理などは、FVシリーズから受け継いだデザインと仕様です。

しかし、CF-SV7のコンポーネントをひと回り大きな筐体に収めてCF-LV7を作ったときとは訳が違います。インターフェースをひとつも削らず、12コアの第12世代Core i7がMaxperformerのフルパワーでぶん回せる放熱性能も確保した上で、ひと回り小さなハコに収めたわけですから、相当な苦労があったはずです。インターフェースの配置を見ても、コンポーネントはCF-FV3とは共用されていないようです。

それにしても、「SR」という型番には特別な意味を感じたくなります。12型クラスの画面を持つクラムシェル型という意味では、Sシリーズの後継そのものですが、Rという文字から連想されるのは、CF-R1やそれ以前からの伝統である、「他よりひとまわり小さく、軽いモバイルノートPC」。何より嬉しかったのは、大画面モバイル全盛の中でも、Panasonicの皆さんがまだ「小さいレッツノート」をあきらめていなかったことが確認できたことです。実のところどういう意図があるのかはわかりませんが、ワタシは「R」はそういう意味を持って付けられた文字だと思っています。

ちなみに、FV、SV、QVの3機種も引き続き販売されますが、FVシリーズはすべて第12世代のCoreプロセッサーを載せたCF-FV3になったのに対し、SV2とQV1はそのまま。おそらく変わったのは型番だけです。どうやら、CF-SR3に後継を任せて、このまま自然にフェードアウトとなりそうな予感があります。


もちろん、パナソニックストアプラスでは各機種ベースのカスタマイズレッツノートを購入できるようになっています。今回は、「カスタマイズレッツノート20周年」ということで、特別仕様のCF-FV3が登場しています。5GのワイヤレスWANとタッチパネル画面が両方載せられたのは歓迎するべきだと思いますが、495,000 円(10%税込、以下同じ)からというお値段は、もはや高嶺の花どころではありません。ホントに、この点についてはレノボを見習ってほしいものです

注目のCF-SR3も、通常モデルで300,300 円からのスタート。プレミアムエディションだと最低で376,200 円のお買いものになります。どんどん高価になっていくレッツノート。お値段相応の価値があることは理解できなくもないものの、さすがにだんだん手が出しにくくなってきました。

通常モデルでも10コアのCore i5-1245Uが載っているので、計算能力としては第10世代Coreあたりと比べても大きなステップアップになるはずですが、考慮したいのがレッツノートクリニックのサービス内容が今回の新製品以降変更されること。通常モデルの受診料が3,520円から11,000円へと大幅値上げされる(プレミアムエディションは無料で継続)一方で、プレミアムエディションの天板交換は有償になります。受診できる期間が4年目まで延長されるのは歓迎できるのですが、プラスもマイナスもある変更で、何だか微妙です。まあ、天板を交換しないのなら、やっぱりプレミアムエディションが有利なのでしょうね。

余談ですが、カスタマイズレッツノート20周年に関連して、「Goodwill Ambassador認定試験」なる企画を開催中です。レッツノートに関する超難問が揃った試験に回答し、合格すると「Goodwill Ambassador(親善大使)」に任命していただけるのだとか。

先着200名の合格者はピンバッジをいただけるようですが、レッツノートと20年以上を暮らしてきた者としては、ピンバッジよりも親善大使の栄誉そのものが嬉しいところです。早速受験してみましたが、合格発表はもうしばらく先になります。ググったりせずにガチで回答しましたが、80%の合格点は何とか取れているような気がします。


さて、改めてこのCF-SR3を見ていくと、やはり最大の魅力は適度に小さく、非常に軽量なことです。どこにでも持ち出して、出先でも移動中でも使う…というスタイルなら、大画面モバイルよりも便利で楽な場面は、結構あるはずです。

12コアのCore i7搭載機なら、少々ヘビーな作業でも計算能力には問題ないはずですから、自宅でもメインマシンとして使えます。自宅ではキーボード・マウス・ディスプレイをつないで使えば、操作性の不利は解消できます。

ワタシ自身がCF-SV8の次の相棒にすることを想定すると、現在得られている限りの情報では、すべてが高いレベルでまとめられた製品であり、どう考えても文句の付けようがありません。欲を言えば5Gとタッチパネル画面を両方搭載してほしいところなのですが、5Gの本格展開もまだ遠そうですし、あまり5Gにこだわらず、ここはLTEで十分かも知れません。

タッチパネルも、搭載するとかなり重くなってしまうようですし、CF-SV8での経験も踏まえると必須とまでは言えないかも。どうしてもタッチパネルの優先度が高いのなら、世代遅れでバッテリー動作も長持ちしないのを承知でCF-QV1を選ぶべきのような気がします。

いろいろカラーカスタマイズもできます:これは新色のフォリッジグリーン

そんな細かい話は抜きにして、このCF-SR3は、実に伝統的かつ新しい「レッツノートらしさ」を感じる製品で、画像を見ているだけでも本能的に「欲しい!」と思えてしまいますね。そんなレッツノートはCF-RZ4以来のような気がします。まあ、いろいろ言ったところで最大の壁は買うおカネがないことなのですが。た(以下強制削除)



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