前回の続きということで、思わせぶりに言い残してあった、ある荷物のお話をしようかと思います。もちろん、ちょっとしたお買いものなのですが…。

1月に、現在使っているスマートウォッチ・Galaxy Watch4に、久々に大型アップデートが配信されたことについて触れました。既にデビューから5年目を迎えている製品で、OSがメジャーバーションアップされるというのは、この手のアイテムにとっては異例中の異例。もちろん、サポートを続けていただけているのは、とてもありがたいことです。

ただ、そのときの記事を改めて読み返してみるとわかると思うのですが、このバージョンアップの内容そのものは、私にとっては嬉しいものではありませんでした。明るい屋外で使う機会の多い腕時計型デバイスで、グラデーションを多用してコントラストを低下させるUIの変更は、失敗作と言っても良いレベルだと思っています。日々画面を見ていると、微妙なストレスは蓄積していきました。

Samsungとしては、Galaxy Watchのセキュリティアップデート提供は「最大5年間」というポリシーのようです。この通りに運用されるのなら、2021年夏にデビューしたGalaxy Watch4については、今年の夏あたりで更新は打ち切られる予定。どちらにしても、あと半年もすれば安心して使えなくなってしまう…ということになります。

日々の健康管理のためのセンサーとして、そしてスマートフォンを取り出さずにその向こうのネットワーク情報にアクセスするためのコントローラーとして、スマートウォッチには存在意義を感じているところです。半年後のサポート切れを待たずとも、チャンスがあれば乗り換えは考えておきたいところでした。


それなら、乗り換え先は何にしようか?ということになるわけですが、タッグを組むスマートフォンにGoogle Pixel 8を使っている私にとっては、どうしても外してはならない候補がひとつあります。同じGoogleが販売しているスマートウォッチ・Pixel Watchです。Androidスマートフォンとならどれでもペアで使うことはできますが、Pixelスマートフォンとの組み合わせでのみ使える機能もいくつかあり、気になるところです。

Pixel Watchは、Galaxy Watchと同じWear OSで動いています。そもそも、Wear OSはバージョン3以降はGoogleとSamsungの共同プロジェクトなのですが、当初から現在に至るまで、Androidベースの同じアプリが走るようになってはいるものの、UIはずいぶん違う設計でした。見ていると、Samsungの側がGoogleに主導権を渡したくないがあまりに、こういう形になっているのではないかな?と感じます。タッグを組んだ当時は、この業界での実績ではGalaxy Watchの方が圧倒的に上でしたからね。

Googleは「Android Wear」時代からのスマートウォッチ向けOSを手がけていた期間こそ長いものの、初代Pixel Watchが登場したのはGalaxy Watch4よりも1年以上後。ヘルストラッカーの大手ブランド・Fitbitを買収してノウハウを手に入れたとは言え、スマートウォッチメーカーとしてはSamsungほどの経験はありません。それでも、現行の最新モデル・Pixel Watch 4は、基本性能もソフトウェアも改善が進み、コレなら使ってみたいと思わせてくれます。初代から続いているミニマルなデザインセンスも好きですしね。

Googleは、現在もFitbitブランドの製品の販売を継続していて、健康管理とスマートフォンからの簡単な通知対応程度なら、これらでも十二分に対応できる上に、機器の価格も安く、バッテリーでの動作時間でも有利です。それでも、Googleがスマートフォンとスマートウォッチの連携の完成形をどう描いているかを覗き見るためには、やはり最新版の最上級・Pixel Watch 4を使ってみたいところです。


とはいえ、問題になるのはやっぱりお値段。Pixel Watch 4には直径41mmと45mmの2種類のサイズがあり、41mmには52,800 円、45mmには59,800 円という値札が付いています。衝動買いはちょっと無理なレベルです。

左:Pixel Watch 3(41mm)(Pixel Watch 4もほぼ同サイズ) 右:Galaxy Watch4(44mm)

最初は、出費を抑えるために、小さな41mmにしようかな?と思っていました。しかし、実際に店頭で見比べてみると、直径44mmのGalaxy Watch4よりも明らかにひとまわり小さいのは、どうしても気になります。ここでちょっと妥協すると、何年間も小さな後悔を引きずりそうです。

左:Pixel Watch 4(45mm) 右:Galaxy Watch4(44mm)

45mmなら、見た目の印象はGalaxy Watch4よりやや大きい感じ。しかも、存在感十分な割には、腕への収まりも意外に悪くありません。これなら、不満は残らないでしょう。「離せばわかる」目にも優しそうです。


それでも、6万円はちょっと今の自分には出せないなぁ…と思っていたところ、2月25日から直販サイトのGoogleストアで「新生活キャンペーン」が始まり、ここでPixel Watch 4が初めて値引きされることが発表されました。その金額は、45mmで9,000 円、41mmだと8,000 円。普段は家電量販店でもネット通販でもまず値引きされないことを思うと、破格の大盤振る舞いです。(Googleストアでは、まあよくあることですが)

しかも、他社製品も対象に下取りの増額も行われていて、Galaxy Watch4のような古い製品に、最大で9,900 円ものお値段を付けてくれます。もちろん下取り価格は査定次第ではありますが、これで合計、都合2万円近くの値引き相当になります。これなら、ちょっと頑張ってみようか?と思える条件でした。

しかも、早速注文に行ったら、支払い方法のところでちょっと躓いて、また明日にしよう…と思っていたところ、翌朝にスマホの「My Pixel」アプリからの購入限定で「さらに5%割引」というクーポンまで送られてきました。最大で21,890円割り引かれて、実質37,910 円相当で手に入ることになります。これも使って、改めて注文することにしました。

それにしても、最後の5%割引クーポンは絶妙なタイミングでした。最終的にこれに背中を押された…というわけでもないのですが、前日にカートに入れた商品を注文しなかった私が、買うのを躊躇しているように見えたのでしょうか。そもそも、Google先生、どこまで私たちの行動を見ているのかしら…。

ちなみに、「ちょっと躓いた」という支払い方法は、12回の分割払い。Googleストアの分割払いには「Splitit(スプリットイット…でいいのかな)」というサービスを使うのですが、これは普通のクレジットカードの分割払いや信販会社の契約とはちょっと違い、クレジットカードの1回払いの請求が12回飛んでくる…という形で支払っていきます。

支払い能力の確認のために、半年ごとに残債を実際には引き落とさない「仮請求(オーソリ ; Authorizationの略)」の形で確保して、実際には毎月1回分ずつ請求するらしいのですが、これ以外に分割払いのための個別の審査はなく、しかも無金利です。もちろん私はこれを使いたかったのですが、普段使っているカード会社には対応していなかったので、ちょっとバタバタした…というわけです。


Googleストアの新生活キャンペーンは、3月31日まで開催中です。人気商品はすぐ品切れになってしまうかも知れません。購入する方針が決まっていて、おカネだけが障害になっていた方は、急いでポチりに行きましょう。

Pixel Watch 4を買おうかどうか迷っている方は、私のこの後のレポートをお待ちいただく手もあるかもしれません。ただ、そうなると私もあまりお待たせしてしまうわけにはいきません。…自分で勝手にプレッシャーを掛けて、どうするのかしら(大汗)。

それでは、また近日中にお会いしましょう。次回はたぶん、開封の儀です。



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