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おめでとう、イチロー

先週木曜日・3月21日に、MLBシアトル・マリナーズのイチロー選手が現役を引退する…とのニュースが流れました。今さら説明するまでもない、日米通算4,367安打の世界一のヒットメーカー。日本では9年プレーし、アメリカで19年目のシーズンを迎えていた彼ですが、とうとうこの日を迎えることになりました。

この日の彼は、日本で久々に開催されたメジャーリーグの公式戦に出場していたわけですが、私は出張先のホテルの自室でテレビにかじりつき、おそらく最後になるであろう試合での彼の姿を見続けていました。

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オヤジたちが去っていく

日本プロ野球はペナントレースが終了し、クライマックスシリーズが始まっています。私は野球を見るのも結構好きなんですが、気がつけばSSK Worldでは野球の話題を取り上げることがめっきり減りました。

理由は、ひとえに中日ドラゴンズが近年低迷していることに尽きるかと思います。気がつけば3年連続のBクラス。発表されたときは「予想の斜め上を行く」と評して期待していた落合-谷繁体制でしたが、残念ながら今のところ成果は上がっていない…と言わざるを得ません。

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投げる伝説

プロ野球・中日ドラゴンズの山本昌投手が、金曜日・5日にナゴヤドームで行われた対阪神タイガース戦で先発登板。5回を無失点に抑え、勝利投手の権利を持って降板しました。その後はリリーフ陣も無失点でリードを守り切り、山本昌は今季初登板を勝利で飾りました。

1965(昭和40)年8月11日生まれの山本昌は、現在49歳。この試合で、プロ野球史上最年長登板、史上最年長勝利の両記録を更新しました。また、この日登板して試合が成立したことで、自らが持つ実働年数のリーグ記録も28年に延ばした(一軍戦に出場しないと「実働年数」にはカウントされないため)ことになります。

今シーズンは開幕から二軍暮らしが続き、私は「もしかするとこのまま引退してしまうのではないか?」という不安も持ちながら見ていたんですが、こうして一軍のマウンドに戻ってきて、相手の手加減があるわけでもなく、きっちりと試合を作ってしまうわけですから、やっぱりこの人はとんでもない人です。この内容なら、「記録を作るためによれよれで出てきただけ」とは言われないでしょう。

大昔から私の好きな選手ではあったんですが、まさかこんな伝説的プレーヤーになってしまうとは思っていませんでした。これからも、彼は試合に出る度に「史上最年長」「史上最長」の記録を作り続けることになります。さすがに、今後何十年も続くことではないはずですが、もうしばらくは「投げる伝説」であり続けることを期待しています。

早速オレ流全開

日本シリーズが終わり、一応今季の日本プロ野球の日程は終了ということになりました。しかし、全ての選手にシーズンオフがやってきたわけではありません。台湾では、8日から今日まで「侍ジャパンの国際強化試合」なるものが行われています。

「侍ジャパン」とは国際試合に出場する野球の日本代表チーム全てを指す言葉だそうで、その中で、プロが戦う野球の国際大会・WBCに出場するのが、現役プロたちで構成されたトップチームということになります。大会直前にチームを編成するのではなく、サッカーの日本代表と同じように組織として常設し、継続して強化を図っていく…という目論見らしいですね。

そもそも、オリンピックの競技種目から外されたように、野球というスポーツのグローバル性にはかなり疑問はあるわけですが、それはともかくとして、本気で国際大会で勝ちに行こうとするのならば、従来の体制よりも良いとは思います。ただ、心配なのは選手たちが本来休息できる時期にまでフル回転することで身体を痛めてしまわないか…ですが。

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有終の美

昨日甲子園球場で行われた、プロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズファーストステージ、阪神タイガース対広島東洋カープの一戦。昨日お伝えしたとおり、この試合はカープが制してファイナルステージに駒を進めたわけですが、敗退が決まったタイガースのファンたちにとっても、大いに盛り上がる場面がありました。
7-2の5点差で迎えた9回裏、2死1塁。代打に出てきたのは、今季限りで現役引退を発表している桧山進次郎選手でした。彼の一振りは、右翼ポール際に飛び込む芸術的な2点本塁打。リーグ戦ではホームランは1本もなかった「代打の神様」が、土壇場で意地を見せました。
残念ながらタイガースは試合に敗れ、結果的にこのホームランが彼の現役最後の打席となりました。「有終の美」と言えばカッコいいのかも知れませんが、日本一を目指して戦ってきたチームにとっても、彼自身にとっても、この打席は最後にしたくなかったはずです。悔しさは残ってしまったのではないでしょうか。

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投げるたびに記録

プロ野球・中日ドラゴンズの山本昌投手が、火曜日・9日にナゴヤドームで行われた対東京ヤクルトスワローズ戦に先発登板し、6回を1安打無失点に抑え、今季初登板を勝利で飾りました。これでドラゴンズの連敗は3でストップ。今季は開幕からどうも波に乗れていませんが、反攻へのきっかけにしてほしいところです。

現役選手最年長である山本昌は、今年がプロ入りから実に30年目のシーズン。47歳7か月での先発勝利は、自らの持っていたプロ野球最年長記録を更新したことになります。また、この日の登板で最年長登板のセ・リーグ記録も更新。実働年数27年(一軍戦に出場しないと「実働年数」にはカウントされません)もリーグ最長記録です。今後も、彼は登板するたびにこれらの記録を更新していくことになるはずです。

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16本足りなかったが

東日本大震災の影響で日程進行が遅くなった日本プロ野球よりも一足早く、アメリカ・メジャーリーグではレギュラーシーズンが終わりを告げています。メジャーリーグを目指して海を渡る日本人選手もずいぶん増えて、もはや何人行っているのかよくわからない状態。テレビニュースでも全員を並べるのはさすがに疲れ気味です。
Wikipediaによると、現在マイナーリーグでプレイ中の選手なども含めて、アメリカに行っているのは投手12人、野手4人の合計16人のようですね。日本で一流と呼ばれる成果を上げた後に、FAやポスティングなどの自らの意思を通す手段で渡米した人がほとんどですが、メジャーリーグでもトップで活躍できる人はほんの一握りです。
そんな中で、メジャーリーグでも最高レベルの評価を受け続けてきた日本人選手と言えば、その筆頭はやはりイチロー選手ということになるでしょう。1994年に日本球界では史上初の200本安打超えを達成して以来、日本を代表する走攻守揃ったトッププレイヤーとして活躍してきた彼は、2000年にポスティングシステムでシアトルマリナーズに移籍。その後は、昨シーズンまで10年連続シーズン200本以上の安打を打ち続け2004年にはシーズン262本のメジャー史上最多安打を記録するなど、記録にも記憶にも残る数多くの実績を積み重ねてきました。ただひとつ残念なのは、チームとしてはなかなか勝てていないことではあるわけですが。
そのイチロー選手が、今季はあの1994年以来最低と言えそうな成績でシーズンを終えました。シーズン打率が3割を切ったのもあの年以来なのだとか。今年の安打数は184。メジャー入り以来続けてきた200本安打以上が、11シーズン目にして途切れたことになります。

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45歳で完封勝利

SSK Worldに最も多く登場しているプロ野球選手は、おそらく中日ドラゴンズの山本昌投手ではないでしょうか。間違いなく、私のもっとも好きな野球選手の一人です。
その山本投手が、今日・9月4日にナゴヤドームで行われた対読売ジャイアンツ戦で先発し、今季4勝目を見事完封勝利で挙げました。先月45歳の誕生日を迎えたばかりの山本投手。45歳0ヶ月での完封勝利は、プロ野球史上最年長の記録となります。これまでの記録は、1950年に作られた「42歳8カ月」だそうです。60年ぶりに、2歳半近くも更新されたことになります。
先月に入ってようやく今シーズン初勝利を挙げた彼ですが、その後きちんと役目を果たしています。リーグ戦はジャイアンツ、阪神タイガースとの三つどもえの争いが続いていますが、この大ベテランが大事なところで味のあるピッチングを続ければ、ライバルたちにとっては不気味な存在になるはずです。
もうしばらくは、楽しいリーグ首位争いを見せてもらえそうな気がしています。かつてリーグ戦2位から日本一になっているドラゴンズですが、やっぱりリーグ戦優勝から始まる完全制覇を見てみたいものです。

オヤジはまだ生きている

プロ野球・中日ドラゴンズの山本昌投手が、昨日・7日の対阪神タイガース戦で先発し、6回1失点の投球で勝ち投手になりました。これで、1988年から23シーズン連続で勝利を挙げたことになり、工藤公康投手が4球団を渡り歩いて作ったプロ野球記録に並びました。

山本投手の作った記録は、ドラゴンズ一筋27年目で達成されたもの。選手の流動化が進んだ現在では、これだけの期間同じチームに所属し続けること自体が容易ではありません。一方で、各チームで優勝請負人として期待され続けた工藤投手の記録も大変なものです。それぞれに違った価値があります。

山本投手は、昨シーズンに続いて今年もここまで2軍暮らしが続いていました。もうすぐ45歳になる大ベテラン。ドラゴンズでは若手投手が台頭するようになり、彼自身は今年が2年契約の2年目ということもあり、このまま引退になるのかも?と思っていましたが、どっこい、まだまだオヤジは生きてます。この勝利で来季以降の首がつながったとはとても思えませんが、意地を見せ続けてくれることには期待したくなります。

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頑張るオヤジたち

日本プロ野球のペナントレースは、9月に入りいよいよ終盤戦。両リーグとも首位チームにリーグ優勝へのマジックが点灯し、ペナントの行方は見えてきたのかな…という感もありますが、一方ではクライマックスシリーズ(以下「CS」)への出場をかけた3位争いがヒートアップしています。常々、CSによる日本シリーズへの挑戦権争いには釈然としないものを感じますが、こういうシステムである以上は、そこに沿って応援をしていくことになります。

セ・リーグでは、親の代からずっと応援している中日ドラゴンズが現在リーグ戦2位で、CSへの進出をほぼ確実にしています。一昨年に日本一になったときにもリーグ戦2位から勝ち上がったわけで、考えようによっては好位置なのかもしれません。でも、やっぱりリーグ戦制覇、そして日本一…という完全勝利を目指してほしいものです。逆転のリーグ優勝は相当厳しくなりました。それでもなおリーグ優勝を狙うのか、次に向けた調整に移るのか。日本一にこだわるなら後者を選ぶべきで、実際に落合監督もそれほどキツい鞭は入れていない風ですが、ファンはどうしても欲張ってしまいます。

一方、パ・リーグでは、創立以来応援を続けている東北楽天ゴールデンイーグルスが、昨日・12日にCS進出へのマジックを点灯させました(今日には消えてしまいましたが)。開幕当初は首位争いをするほどの快進撃を見せたイーグルス。さすがにそのまま突っ走ることはできなかったわけですが、5年目にして初めて、ペナントレースの「次」に進めるチャンスです。短期決戦では、そのときに調子のいい選手を効果的に起用できるか、監督の采配が大きなポイントになり得ます。それだけに、CSに進出さえできれば…と期待してしまいます。

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