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自作は卒業?

私の自作デスクトップPC

ずいぶん久しぶりに、私の自作タワーPCのお話をしようかと思います。マイホームを建ててからずっと、2階ロフトの片隅で使い続けていました。昔のようなヘビーに負荷をかける作業は最近はあまりやらせていませんが、大きな画面とキーボード、マウスを使った操作性は、やはりノートPCの数段上を行きます。

我が家に新車がやって来た先週の土曜日から、この自作PCが変な挙動を見せ始めました。きっかけになったのは、起動直後のブルースクリーン。といっても、Windows 10の場合、ブルースクリーンとは呼ぶものの、画面の背景は落ち着いた水色で、以前のものと比べると目に優しい色合いになっています。

ちょっと面白いのは、STOPエラーを説明したWebページへのリンクになるQRコードが画面に表示されること。スマホで撮れば、一発でアクセスできる…という仕掛けですね。とはいえ、個別のSTOPエラーの説明へのリンクではなく「STOPエラーとは」のページになってしまうところは物足りないんですが。ともかく、かつてとは違い、パソコンが唯一のインターネットにつながる情報源ではなくなったことの象徴と言えそうです。 続きを読む 自作は卒業?

想定外のまっさら

UEFIの設定画面先週の記事でもご紹介したとおり、自作デスクトップPCのファームウェアを、BIOS仕様からUEFI仕様にアップデートしました。UEFIのぱっと見てわかる特徴のひとつが、BIOSよりも圧倒的にカラフルな設定画面。日本語での表示も、マウスを使った操作も可能です。

もっとも、これは本質的なポイントではなく、ファームウェアがBIOS時代の制約から解放されたことによって、設計の自由度が大幅に上がったことの副次的効果。従来のテキストベースの画面のままでも、ちゃんとWindows 8の高速起動に対応したり、3TBオーバーのディスクからブートできたり…というUEFIの実力が発揮できれば、それで良いわけです。実際、GA-Z68X-UD3H-B3(Rev 1.0)のUEFI設定画面は、マウスでの操作はかなり緩慢で、無理に実装する必要はなかったのに…と思います。

UEFIへのアップデート後の初回の再起動では、普通にBIOSをアップデートしたときと同様に、設定内容を初期化して保存した後に、再び再起動操作が必要になります。もっとも、初期値に戻すと言うよりも、UEFIになったことで新しくなった設定項目が結構多いので、リセットせざるを得ない…というのが正確なところかも知れません。

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2台から1台に

自作パソコンに関する様々なトラブルを記録、報告してきたのが「自作PCドタバタ日記」だったんですが、最近はすっかり更新のペースが落ちています。もちろん、更新が少ない理由はそもそもトラブルが起きないからであり、パソコンが基本的には何らかの仕事をするための道具であることを考えれば、トラブルはないのがベストです。
しかし、そんな我が家に久々のパソコンがらみのトラブルが襲来しました。私が自宅でメインマシンとして使っている自作機が、突然STOPエラーを連発し始めたんです。これは、Windows XP以降のWindows機で、システムの動作を維持できない深刻なエラーが生じたときに表示される、青地に白い小さな英数字で表示されるもの。電源を切るしかない状態です。Windows 98以前のように頻繁には凍り付かなくなったものの、逆にこのエラーが出るのは相当深刻なエラーが生じているとき…ということになります。
STOPエラーにもその内容を示す文字列と数値が表示されているんですが、今回はSTOPする度にその内容が変化していました。しばらく状況を見ていたんですが、エラーの原因をつかめないままでした。
そして、これをきっかけにもう一つ困った状況が発生していました。ネットワークへの接続が全くできなくなってしまったんです。インターネットとの接続だけでなく、家庭内LANも全く使えませんでした。現在のパソコンの利用法を考えると、ネットワークが使えないことは致命的です。

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5泊6日

強烈な肩透かし

レッツノートの2005年春モデルが発表されました。従来の筐体はそのままに、CPUをより高クロックのものに交換、ハードディスクもより大容量のモデルが用意されています。そして、違いはたったこれだけ。新Centrinoプラットフォーム採用などの劇的な変化はない、見事なまでの超マイナーチェンジです。正直なところがっかりしています。

前回の記事でも触れたとおり、コードネーム「Sonoma」で呼ばれた新Centrinoプラットフォームには、レッツノートのようなモバイルノートを意識した製品もラインナップされていますが、どうして採用されなかったのでしょうか。省電力性能や発熱の面で思った通りの性能が出なかったのかも知れません。もし同等の消費電力で動作するのなら、より高性能なこれらの製品を採用しない理由は考えられません。高い処理性能が実現できるのなら、作業にかかる時間が短縮できて、実質的により長時間使えることになります。

あと、採用されなかった原因として考えられるのはコストの問題。900番台のチップセットが高額であることも考えられますが、それよりも現行シリーズの設計コストがまだ売り上げでは回収できていない可能性があります。より良い製品が手に入るのなら、販売価格に転嫁しても許されると思うんですけどね。パソコンの購入基準は価格だけではありません。特に、モバイル志向のユーザーには目の肥えた方が多いと思いますし。

STOPエラーの読み方

さて、前回の記事の通りまともに動かなくなってしまったCF-R2を修理に出すことに決めた私ですが、最初に電話をした先は「お客様ご相談センター」。「故障かな?」と思ったときに相談する所です。まずは不具合の原因をはっきりさせておきたかったんですよね。もしかすると、原因は私のちょっとした勘違いで、電話のやりとりだけで直ってしまうかも知れませんし。

最初にわかったことは、パームレストを触ると再起動する場合があること。どうやらハードウェア側に問題があることは確実になりました。次にしたことは、問題の所在を明らかにするためにSTOPエラーの内容を読むこと。とはいえ、発生すると1秒も経たずにすぐに再起動されてしまう状態ですから、内容を読むことなんて到底できません。

起動と回復・設定;拡大画像サイズ13.4KB

そこで、何とかセーフモードでWindowsを起動し、システムのプロパティから「詳細設定」タブ→「起動と回復」ボタンとたどり、「システムエラー」セクションの「自動的に再起動する」のチェックを外して、STOPエラーの画面で止まるようにしました。

これでSTOPエラーの画面を見ることはできるようになりましたが、英文と数字の羅列が小さな文字で表示されている状態で、これでは訳がわかりません。こんなときにサポートの方から聞かれるのが、「STOP」と書かれた行に続く英数字。これが、実際にどんな理由でシステムが停止したのかを示しています。画面が止まるごとに内容は変わりましたが、例えばこんな感じでした。

STOP 0x0000004e (0x00000007, 0x00007abf, 0x0000f17e, 0x00000000)PFN_LIST_CORRUPT
STOP 0x00000050 (0xc2332b94, 0x00000000, 0x00000000, 0x00000000)PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA

電話で番号を伝えて調べてもらったところ、これらのエラーが出るときにはメモリに障害がある可能性が高いのだそうです。試しに増設しているメモリをもともと載っていたものに戻したり外してみたりしましたが、状況は変わりませんでした。ということは、どうやらメイン基板上に載っているメモリに不具合があるようです。これで工場修理行きが確定しました。1時間近く電話しても無料のフリーダイヤルはありがたかったですね。

最速なら2泊3日!

次に電話した先は「パナセンスカスタマーセンター」。修理の申し込みをするときの連絡先です。お客様ご相談センターでのやりとりを一通り伝えて、修理に出したい旨を伝えました。早速翌日に宅配便で取りに来てくれることになりました。その日は仕事でしたから、職場に取りに来てくれるようにお願いしました。レッツノートクリニックのときと同じ「パソコンポ」の箱を持って日本通運の配達員さんが来てくれました。

CF-R2を送り出した翌日の夕方、私の携帯電話に神戸のカスタマーセンターから電話が入りました。メインボードを交換したが、動作チェックがこの日の発送に間に合わなかったので、発送は翌日以降になってしまう…というお詫びの電話でした。ということは、裏を返すとこの日のうちに発送されて2泊3日で手元に戻ってくるという体制が整っているということになります。そういえば、レッツノートクリニックのときも一晩私からの連絡待ちがあった上で3泊4日でした。

ところが、この後が意外に手こずったようです。動作チェックをしてみたら、ハードディスクの方にも異常が見つかって交換。さらにその後の動作チェックでも電源が落ちてしまって再検査…となり、結局木曜日に発送したCF-R2は翌週の火曜日に戻ってきました。都合5泊6日ということになります。この間も状況を毎晩電話で連絡していただけたので、ストレスは溜まりませんでしたね。…まさか、そば屋の出前の「今出たところです」ではないでしょうしねぇ。

3年保証のありがたさ

同封されていた「納品明細書」には、「メインボードとHDDを交換しました」と書かれた横に部品価格が載っていました。メインボードは27,000円、ハードディスクには40,500円という価格が付いていました。やっぱり1.8型ハードディスクは高いんですね。これに技術料が1万円くらい(CF-S21のときはちょうど1万円でした)加算されると修理代…ということになるわけですが、今回は3年保証の期間内ということで、送料なども含め全て無償で修理していただけました。こういうときに保険や保証のありがたさを実感しますね。

ちゃんと起動することを確かめた後、前回取り外した無線LANを内蔵し直しました。これで壊してしまったら笑い話では済みませんから、作業では最近になく緊張しましたね。作業は無事成功し、また無線LANで使っています。さすがに分解、組み立てにもちょっと慣れてきました。

ところで、今回CF-R2を修理に出している最中に、出張先でPowerPointを使ったプレゼンをする仕事がありました。本来なら当然CF-R2を使う所なんですが、今回は仕方ないので先方にパソコンを1台貸してもらいました。普段はそれほどプレゼンをする機会が頻繁にあるわけでもないんですが、こんなときに限ってピンポイントで仕事が入っちゃうんですよね。面白いものです。

突然のブルースクリーン

ノートも9xx世代へ

昨日・1月19日に、Intel社から新世代のCentrinoモバイル・テクノロジが正式に発表されました。今回最大のポイントは、デスクトップ機と同世代の最新型・900番台のチップセットが組み合わされたことでしょうか。PCI Expressの恩恵はビデオ周り以外ではすぐには受けられそうにありませんが、CPUバスが533MHzに高速化され、メモリもデュアルチャネルのDDR2 SDRAMに変わることで帯域幅が劇的に拡大され、性能向上につながりそうです。また、DDR2 SDRAMは動作電圧(1.8V)がDDR SDRAM(2.5V)より低いので、高速になっても消費電力はそう上がらないはずです。

レッツノートなどの軽量モバイル系ノートに採用される低電圧版や超低電圧版のPentium Mでは、CPUバスは400MHzに据え置かれますが、Windows XP SP2の「データ実行防止機能」に対応し、セキュリティ性能が上がっています。また、915GMSという低電圧版/超低電圧版向けのチップセットも用意されます。これは、メモリがDDR2-400のシングルチャネルのみ(それでも従来よりは十分高速で、CPUバスとはつり合うことになるんですが)に限定されますが、27mm四方というこれまでよりも小さなパッケージで提供されるそうで、本体の小型化には役立ちそうです。

新Centrino仕様の製品が各社から発表されています。レッツノートはまだ発表されていませんが、マイレッツ倶楽部ではすでに在庫整理を済ませ、あとは発表を待つばかり…というところでしょうか。最近は恒例になっているティザー広告も出ていませんし、今回は筐体はそのままに中身を変えてくるのではないかな?と思いますが、どんな仕様に仕上がってくるか楽しみです。

久々にトラブル発生

大改造を敢行したにもかかわらず、最近はトラブル知らずで絶好調だったCF-R2なんですが、久しぶりにトラブルに見舞われてしまいました。実は今振り返ってみても何が原因だったのかよくわからないんですが、最初のきっかけになったのはハードディスクの空き容量が減ってきたことのような気がします。必要にして十分だったはずの40GBなんですが、欲張って何でもいろいろ入れてしまった結果、空き容量は2GBを切るところまで来てしまいました。このままでは安定動作にも支障が出てきます。

対策として、一部のファイルを圧縮することにしました。といっても、LHAなどで圧縮アーカイブしたわけではなく、Windows XP標準のファイル圧縮機能を利用したんですよね。これは、圧縮されていることを意識せずにファイルを扱えるので便利なんですが、その分ディスクアクセスは遅くなり、CPUにも負荷をかけることになります。ただでさえCPUパワーとハードディスク速度では不利なCF-R2ですから、今考えてみるとこれは私にとっては最悪の方法でした。

しかも、圧縮するファイルを選ぶのにこれまたWindows XP標準機能の「ディスククリーンアップ」を使ってしまったんです。これも、最近使っていないファイルをWindowsが選んでくれる便利な機能ではあるのですが、裏を返すとどのファイルが圧縮されるのかを自分では把握できません。実行ファイルを圧縮してしまうと動作への影響は特に大きいと思うんですが、このあたりの実態がどうなのか全くわからなくなってしまいました。

ファイルを圧縮してから、Windowsがたまに真っ青な画面のいわゆる「STOPエラー」を表示して、直後に再起動されてしまうようになりました。しばらくは我慢して使っていましたが、STOPエラーが出ると作業中のデータが消えてしまいますから、これでは困ります。自作機ではともかく、レッツノートではほとんどSTOPエラーなんか見たことがなかったんですけどね。いったい何が起こっているのやら。

さらに泥沼に…

仕方がないので、一度まっさらにしてハードディスクの中身を整理しよう!ということで、工場出荷状態へのリカバリーを行うことにしました。CF-R2の場合、リカバリー用のデータはハードディスク内の特殊なパーティションに保存されているので、CD-ROMドライブなどを用意する必要はなく、BIOSセットアップ画面のメニューから選択するだけで作業が行えます。個人的には、CD-ROMやDVD-ROMのメディアで用意されていた方が安心できるんですけどね。

ところが、リカバリーを済ませてみると状況はさらに悪化。今度は、電源を入れてから数分間使う間にほぼ確実にSTOPエラーに遭遇するようになってしまいました。再起動後に出るメッセージを確認してみると、どうやらタッチパッドがエラーを出している模様。「出荷直後の状態でエラーが出るなんて」と不思議に思いつつも、最新版のドライバを製造元のSynaptics社から入手してインストールしてみましたが、状況は変わりません。

ここでふと気がついたのが内蔵無線LANの存在。工場出荷時には存在していなかったものが装備されているわけですから、もしかするとこれが悪影響を及ぼしているかもしれません。早速CF-R2を分解し、無線LANモジュールを取り外して再度リカバリーを試みました。

これでタッチパッド関連のエラーは出なくなったものの、それでもSTOPエラーが発生する状況は改善されませんでした。それどころか、ログオン画面にたどり着く前に画面が青色に変わって再起動する場合すらあるという始末。これでは対処のしようがありません。何だか手を打つたびにどんどん状況が悪化していくような気が…。ここで自力での修復は断念。修理に出そうと腹を決めました。もし修理代があまりかさむようなら、しばらく我慢して新Centrino機に乗り換える手もありますね…って、費用はどこから出すつもりなんだか。

早速電話でパナソニックさんに連絡を取ったわけですが…この後どうなったかは、また回を改めてご紹介しましょう。