VAIO(株)のVAIO
ちょっと前の話になりますが、10月4日(現地時間)からアメリカで開催されたAdobe社のクリエイター向けイベント・Adobe MAXで、VAIO株式会社(以後「VAIO(株)」)がタブレットPCの試作機を展示したそうです。これに先立って、国内のメディアにもお披露目されたようで、各方面に記事が出ています。
ソニーが「VAIO」ブランドで販売していたパソコン事業は売却され、今年7月からVAIO(株)としての事業が始まりました。しかし、スタート当初は、従来ソニーから販売していたVAIO Pro 11/13などを継続して取り扱っている状態。これまで数多くの「とんがった」PCを生み出してきたVAIOブランドが存続したことにはホッとしていたものの、大事なのはこれから出てくる「VAIO(株)のVAIO」がどんなモノになるのか?だと思っていました。
当初、Adobe MAXでは「タブレットPC」を展示するとアナウンスされました。ソニー時代のラインナップでタブレットPCを名乗れそうな製品は、以前私が「気になるVAIO」として取り上げたことがあるVAIO Tap 11と、大画面タッチパネル一体型端末のVAIO Tap 21くらいでしょうか。先日発表されたばかりで、新しいレッツノート・CF-RZ4にも採用されたCore Mプロセッサの存在を考えると、VAIO Tap 11のコンセプトを生かして、さらにスリムに、軽量化したタブレットが出てくるのかな?というのが私の予想でした。