レッツノート・CF-SV8を購入してから、1年少々が過ぎました。いくつか問題はあったものの、この1年で解決されてきて、基本的には非常に満足度の高い買い物だったと思います。何より、数世代前のデスクトップ機なら蹴散らしてしまうほどの基礎体力の高さが魅力的。「モバイルだから仕方ないか」という妥協は、そこには全くありません。

しかし、どうしても残っている不満が、ACアダプターが大きくて重いこと。日帰り出張程度なら、なんとかバッテリーだけで走りきれてしまうことが多いのですが、フル回転させると結構ギリギリ…ということもあり、ACアダプターは保険の意味でも持っていたいところです。そういう意味では、バッテリーはLサイズを選択しておけば良かったのかも知れませんが…。

泊まりがけで出掛けるとなると、もうACアダプター抜きは考えられません。本体添付のモノはどうにも荷物になる…ということで、「モバイル用ACアダプター」としてUSB PD対応のものを試しにひとつ買ってみたのですが、動作が今ひとつ不安定。どこが原因なのかは決め手がなかったのですが、もう少し出力が大きいものを試してみよう…とは思っていました。


先日行われたAmazon.co.jpのタイムセール祭りで、RAVPower RP-PC112が4,000円ほどで売られていたので、これを買ってみることにしました。 60Wクラスの電力が供給できるUSB PD対応充電器の中では、現在巷に出ている製品の中で最もコンパクトで軽く仕上がっていると思います。半年ほど前に登場してから、ずっと注目していた製品です。

GaN(窒化ガリウム)半導体を採用することで、安全性はそのままに従来の製品とは別次元の小型化・軽量化を実現しています。大出力のUSB PD対応ポートが1個だけ…という構成は、ノートPCをターゲットにした製品と考えて良いでしょう。スマートフォンなどの充電には、さすがに60Wはオーバースペックですからね。裏を返せば、今回の私にとっては正にストライクゾーンど真ん中です。

複数ポートを備え、弾力的に電力を配分できる製品も出始めていますが、スマートフォンの急速充電がかなり特殊な独自仕様であること、スマートウォッチの充電器が大電流が入るとぶっ壊れてしまう「仕様」であることも考慮すると、泊まりがけのときはそれぞれ専用の充電器を持った方が良さそうです。RP-PC112は、そんな結論に達していたからこその選択でもあります。

電源ケーブルは別売りなので、3AまでのUSB PDに対応しているモノを…ということで探し、Anker PowerLine IIを選びました。今回は、電源供給さえできれば良いので、通信規格としてはあえて低速のUSB 2.0対応のモノを選んでいます。USB 3.1と比べると信号線が少なくて済むので、ケーブルは細く、軟らかくなり、取扱は楽になります。持ち運ぶ際の重量という面でも有利です。


似ているとしか言いようのない箱のデザイン

例によって、ムダに大きいのでは?と思えるAmazonの段ボール箱に梱包されて、ふたつの箱が届きました。本体とケーブルは別メーカーの製品ですが、白地に青い文字とアクセントカラーを配したデザインは非常によく似ています。どちらかがどちらかを強く意識した結果だと思うのですが…。

ワタシの手のひらにすっぽり

サイズはカタログ値で 49 x 49 x 32 mm。ワタシの手のひらの上にすっぽり収まるサイズ感です。 角を落としたデザインもあってか、思っていたよりも小さく感じます。iPadの充電器よりわずかに大きいくらいでしょうか。Amazonの商品画像を見て、表面は光沢があるのかと思っていましたが、実物はつや消しの表面仕上げになっていて、安っぽさは全然ありません。

折りたたみ式のプラグ

電源プラグは折りたたみ式になっているので、持ち運ぶときに出っ張りが気になることはありません。出し入れに必要な力も重すぎず、軽すぎずのちょうど良い感じです。

標準品よりこんなに小さい

CF-SV8付属の85WのACアダプターと比べると、本体の大きさは三分の一くらいしかありません。ケーブルの方も束ねれば、こんな風にスリムに収められます。

本体だけで106g、1.8mのケーブル込みでも151g(いずれも実測)

重量は本体だけで実測値が106g。1.8mのPowerLine IIを加えても全部で151gしかありません。これは付属アダプターの半分以下で、実に165gもの軽量化になります。

もちろん、小さくて軽いだけでは意味がありません。きちんとACアダプター、充電器としての機能を果たしてくれなくては…ということになるわけですが、これについてはしっかり試していきましょう。確認していくべきポイントがいろいろありますしね。

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